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■ メインイベント
バンタム級次期挑戦者決定戦とも言える注目カードで、ランキング4位のコーリー・サンドヘイゲンが、元フライ級王者でバンタム級5位のデイブソン・フィゲイレードと激突。サンドヘイゲンは striking でも grappling でも終始優勢に立ち、50/50ポジションからフィゲイレードの膝を極めたことでタップを奪取。さらに追撃のパンチで試合を終わらせ、タイトル戦線に再浮上した。試合後、サンドヘイゲンは次のように語った。
「敗北ほど自分を奮い立たせるものはない。フィギーは知られざるレジェンド、25歳でチャンピオンになった男だ。そんな彼との試合に感謝している。俺はチャンピオンになりたい。スタイルを変えず、どこでも戦えるのが俺の強みだ。スタンドもグラップリングも完璧。ショーン・オマリー vs メラブの勝者、俺にやらせてくれ。半生をかけて世界王者を夢見てきた。UFC、俺の偉大さを世界に見せるチャンスをくれ」
■ コーメインイベント
ミドル級13位のライニア・デ・リダーが、無敗のレスリングエリート、ボー・ニッカルとの一戦で堂々のパフォーマンス。1Rはクリンチと打撃の応酬。2R序盤、RDRが得意のヒザ蹴りを炸裂させニッカルを崩れ落とし、見事TKO勝利を飾った。キャリア最高の勝利後、彼はこう語った。
「アメリカに長く滞在してたから、自分がまだオランダ人かどうか確認したかった。だからヒザ蹴りを使ったら、まだ効いたよ（笑）。これがアメリカで一番のレスラーなんだろ？次はアメリカで一番のストライカーをくれよ。ショーン・ストリックランド、お前の番だ。やろうぜ！」
■ ベトナム代表
クアン“バン”レーがUFC初勝利を挙げた。ガストン・ボラーニョスを相手に、1Rはテイクダウンとコントロールで主導権を握り、2Rではリアネイキッドチョークで完璧な一本勝ち。見事「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」に選ばれ、5万ドルのボーナスを獲得した。勝利後、レーは感極まった様子でこう語った。
「夢が叶った。何千回もこの場面を想像してきた。試合後に君にインタビューされるのをキャンプ中ずっと思い描いてきた。本当に信じられない。試合前はすごく怖かった。どうしてもこの勝利が必要だったから。すべてを犠牲にしてここまで来た。この勝利は本当に、自分にとってすべてなんだ」
■ UFCファイトナイト・デモイン サンドヘイゲン 対 フィゲイレード
日時：現地時間2025年5月3日（土）
会場：米アイオワ州デモイン ウェルズ・ファーゴ・アリーナ,
＜バンタム級＞
○コーリー・サンドヘイゲン（米国）
2R 4分08秒 TKO
●デイブソン・フィゲイレード（ブラジル）
＜ミドル級＞
○レイニア・デ・リダー（オランダ）
2R 1分53秒 KO
●ボー・ニカル（米国）
＜ウェルター級＞
○ダニエル・ロドリゲス（米国）
3R 1分12秒 TKO
●サンティアゴ・ポンジニッビオ（アルゼンチン）
＜バンタム級＞
○モンテル・ジャクソン（米国）
判定（ユナニマス）
●ダニエル・マルコス（ペルー）
＜バンタム級＞
○セルヒイ・サイディ（カナダ）
判定（ユナニマス）
●キャメロン・スモザーマン（米国）
＜ライト級＞
○メイソン・ジョーンズ（ウェールズ）
判定（ユナニマス）
●ジェレミー・スティーブンス（米国）
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