棚橋弘至のハイフライフロー2連発でも、中邑真輔の正調ボマイェでも決着つかず! 宿命のライバル対決が優勝決定戦となったG1クライマックス、新日本プロレス16日・両国国技館。
エンドレスに続く両者への声援は、この2人のカリスマ化を改めて実感させるに十分だった。されど両者のグロッキー状態は長めで、この2人の間での決着をつける重さを感じさせずにはいられない。都合、場外弾含めトータル6度に渡って命中した棚橋のハイフライフローによって、30分超の熱闘がついに決着。棚橋が8年ぶりのG1制覇を果たしている。
なお、休憩時間には天龍源一郎が来場。11月引退興行での相手選考でオカダ・カズチカを指名していたわけだが、返事をもらうためにマイクで外道を挑発する。するとオカダ・カズチカがリングイン。ガラガラ声ながら天龍は舌戦で渡り合い、オカダの受諾を引き出した。
大会の全容と詳細は無料ダウンロード別冊109マット界金字塔25周年G1極みの夏2015新日本プロレス総括 UWF不滅カッキーエイドに収録されました。
■ バディファイトPresents G1 CLIMAX 25
8月16日(日) 15:00 東京・両国国技館 <優勝決定戦> 観衆10,180人(超満員札止め)
<第9試合「G1 CLIMAX 25」優勝決定戦>
●[Bブロック1位]中邑真輔
32分15秒 ハイフライフロー⇒片エビ固め
○[Aブロック1位]棚橋弘至
※棚橋が2度目のG1 CLIMAX制覇を果たす
<メイン直前>
蝶野正洋、武藤敬司がテーマ曲付きで入場。大コールで迎えられ、2人は本部席へ。そのまま解説を務めた。
マリア様の色気にはAJスタイルズも攻撃を急停止させるほどの威力あり。
<第8試合 スペシャル6人タッグマッチ>
ドク・ギャローズ カール・アンダーソン ○AJスタイルズ
(11分16秒 スタイルズクラッシュ⇒エビ固め)
マイケル・ベネット マット・ターバン ●オカダ・カズチカ withマリア・ケネリス
<第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
●[挑戦者]リコシェ
17分28秒 ホバーボードロック
○[第71代王者]KUSHIDA
※KUSHIDAが初防衛に成功
<第6試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合>
[挑戦者組]
○ボビー・フィッシュ カイル・オライリー
(17分35秒 チェイシング・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め)
[第42代王者]
●ニック・ジャクソン マット・ジャクソン
※ヤングバックスが2度目の防衛に失敗。reDRagonが新王者に
<休憩時>
天龍「オイ、新日本! 俺の引退試合の相手を決めるんじゃないのか?」
外道「レインメーカーが出るまでもねえ。答えはノーだ。これはアンタのためなんだよ」
オカダ「引退されるそうですね。お疲れさまでした! 天龍さんにひとつだけ言わせてください。僕と同じ時代じゃなくてよかったですね」
天龍「オイ、アンちゃん! 吐いた唾は飲み込むなよ」
オカダ「天龍さん、11月15日、どうなっても知らないですよ」
引退マッチでの対戦相手をオカダが受諾。天龍のテーマであるサンダーストームが流れると、天龍はリング上で仰向けに受け身を取った。
<第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
真壁刀義 内藤哲也 ●本間朋晃
10分41秒 フェニックススプラッシュ⇒片エビ固め
後藤洋央紀 柴田勝頼 ○飯伏幸太
<第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
矢野通 ○石井智宏 桜庭和志
8分53秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒片エビ固め
バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 ●タマ・トンガ
<第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
●YOSHI-HASHI
9分24秒 エルガンボム
○マイケル・エルガン
<第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○天山広吉 小島聡 キャプテン・ニュージャパン
6分38秒 アナコンダバイス
永田裕志 中西学 ●ジェイ・ホワイト
<第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負>
獣神サンダー・ライガー ●小松洋平 田中翔
6分39秒 スライディング・ヒップアタック⇒エビ固め
○田口隆祐 マスカラ・ドラダ デビット・フィンレー
▼灼熱のニッポン列島!スクープ頻度と精度ダントツNo.1~週刊マット界舞台裏はこちらから
マット界舞台裏8月20-27日号真夏の祭典G1横浜新間寿JバレンタインREINA納涼さくらえみ