ジャレッド・キャノニアTKO勝ち!Yザラル判定勝ちUFCラスベガス102

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 現在激戦を繰り広げるミドル級ディビジョンで、ランキング7位の「キラ・ゴリラ」ジェレッド・キャノニエとファンのお気に入り、グレゴリー・ロドリゲスが壮絶な再戦を行った。両者は第1ラウンドで互角の戦いを展開し、互いにノックダウン寸前の攻防やクリンチ戦を繰り広げた。第2ラウンド冒頭、イマボフが右拳を放ち、元王者アデサニアを後方にふらつかせ、その後左アッパーカットで倒すという衝撃的な展開が訪れた。ロドリゲスはラウンド間の1分で立ち直ることができず、キャノニエは第4ラウンド開始直前に連続パンチでTKO勝ちを収めた。

キャノニエは試合後、次のように語った。
「グレゴリーは強烈だし、大きな一撃を放っていた。厳しい局面でも冷静さを保ち、嵐の中を耐え抜いて再び立ち上がることができた。俺は倒れるなら、背中で倒れるよりも、立ったまま倒れたい。ファイトナイトにオクタゴンに上がるたびに、その状況は毎回新しい。たとえこれが俺の7回目のメインイベントだとしても、その経験に頼るのは難しい。経験は確かに要素だが、俺はチームに頼っている。キャンプを通して彼らが助けてくれたおかげで、今回の試合で成長が明確に現れた。彼をロープ際に追い詰め、傷つけることができ、フィニッシュを決めた。本当に素晴らしい気分だ。」

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 ランキング10位のフェザー級、カルヴィン・カッターが、急上昇中のユセフ・ザラルと対戦した。ザラルは美しいフットワークと高いファイトIQを発揮し、3ラウンドを通じてカッターのジャブを上回り、あらゆる攻撃をかわした。全会一致判定勝ちでザラルはランキングに浮上し、彼は次のように語った。
「これは若者のスポーツだ。カルヴィン・カッターと同じケージに入れるのは光栄だ。彼は間違いなくホール・オブ・フェイマーになる。彼のパワーには敬意を払わなければならない。もっと上達するのが待ちきれない。ブライアン・オルテガが『55ポンド』に挑戦しようとしていると聞いた。『45ポンド』の階級で彼にもう1ラウンド与えるだろう。誰が相手だろうと構わない、俺は準備万端だ。以前から言っていたが、俺は世界王者になりたいし、必ず世界王者になる。」

■ UFCファイトナイト・ラスベガス102 キャノニア 対 ロドリゲス
日時:現地時間2025年2月15日(土)
会場:米ネバダ州ラスベガス UFC APEX

<ミドル級>
○ジャレッド・キャノニア(米国)
 4R 0分21秒 TKO
●グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)

<フェザー級>
○ユセフ・ザラル(モロッコ)
 判定
●カルヴィン・ケーター(米国)

<ミドル級>
○エドメン・シャバージアン(米国)
 1R 1分35秒 TKO
●ディラン・ブドカ(米国)

<ライト級>
○ナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)
 1R 5分00秒 TKO
●イスマエル・ボンフィム(ブラジル)

<ミドル級>
○アンドレ・ペトロスキ(米国)
 判定
●ホドルフォ・ヴィエラ(ブラジル)

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