2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された「K-1 WORLD GP MAX 2025」。後半戦になる第11試合~20試合のラスト3試合(第18~第20試合)はK-1 WORLD GP3階級タイトル戦で、スーパー・バンタム級(55㎏)金子晃大は倒せかったものの3R 2度のダウンを奪い判定勝ち、スーパー・ライト級(65㎏)ヨードクンポンはKO勝、フェザー級(57.5㎏)寺田匠が判定勝で3階級全試合、王者が防衛に成功した。
トップ写真:防衛成功の金子、ヨードクンポン、寺田の3王者
■ K-1 WORLD GP MAX 2025
日時:2025年2月9日(日)11:00開場/11:30プレリミナリーファイト開始/13:00試合開始予定
会場:東京・国立代々木競技場第二体育館
主催・著作:K-1実行委員会
企画・制作:㈱M-1スポーツメディア
後援:渋谷区
運営:㈱グッド
<第20試合 青山エリュシオンハウス Presents K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ 3分3R・延長1R>
○金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/王者)
・K-1 WORLD MAX 2024 世界最強決定トーナメント優勝
・第3代Krushバンタム級王者
判定3-0(2者30-27 30-26)
●マノリス・カリスティス(ギリシャ/NAS CAMP- SOR DECHAPANT/挑戦者)
・WKNフェザー級王者
・MAX PAIN -58kg王者
・H1 -58kg王者
※金子3度目の防衛
金子晃大の元練習生への暴行容疑は、証拠が多々でているが、正式な弁明もなく、運営側からの発表・追求もない
<第19試合 青山エリュシオンハウス Presents K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R>
○ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)
・第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者
・TOPKING WORLDSERIES -70kg王者
・MX MUAY XTREME -70kg王者
1RKO 1分25秒
●鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者)
・第7代Krushスーパー・ライト級王者
※ヨードクンポン初防衛
開始から圧力をかけていったヨードクンポンは、パンチの打ち合いでダウンを先取、ダメージの残る鈴木を仕留めにかかったところで、レフェリーがストップをかけ完勝の防衛に成功した。
<第18試合 青山エリュシオンハウス Presents K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ 3分3R・延長1R>
○寺田匠(team VASILEUS/王者)
・第6代K-1 WORLD GPフェザー級王者
・ISKA世界スーパーフェザー級王者
判定3-0(2者30-28 30-27)
●新美貴士(名古屋JKファクトリー/挑戦者)
・第5代Krushフェザー級王者
※寺田初防衛
寺田がプロキャリア中、唯一の敗北である新実にヒット差で上回り、判定勝で防衛&リベンジに成功した。3月ONE日本大会でvs.ロッタン(タイ)との大一番に臨む武尊も同門のセコンドについた
<第17試合 スーパーファイト -77kg契約 3分3R・延長1R>
○松倉信太郎(team VASILEUS)
・第2代K-1 WORLD GPミドル級王者
・初代K-1 WORLD GPミドル級王座決定トーナメント準優勝
・初代KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王者
・WPMF世界スーパーミドル級王者
2RKO 1分21秒
●パク・チュンイル(韓国/TEAM CHUNG-IL)
・KBAライトヘビー級(-80kg)王者
松倉のカーフキックで1Rからダメージを負い、2RKO敗けの北朝鮮から脱北選手パクは、会見に車椅子で来場した。
<第16試合 K-1クルーザー級 3分3R・延長1R>
○ティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)
・Enfusionライトヘビー級(-93kg)王者
・Enfusionクルーザー級(-88kg)王者
・COLOSSEUMライトヘビー級(-93kg)王者
1RTKO 2分31秒
●カルロス・ブディオ(ブラジル/Brazilian Thai / Mahatma Dojo)
・FIGHT DRAGON -90kg王者
・KTK WORLDヘビー級王者
<第15試合 K-1スーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R>
○ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)
・元Enfusionライト級(-70kg)王者
1RKO 1分04秒
●ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)
・元ラジャダムナンスタジアム・ウェルター級王者
・元ラジャダムナンスタジアム・スーパーフェザー級王者
・元ラジャダムナンスタジアム・フェザー級王者
・元ラジャダムナンスタジアム・バンタム級王者
・元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者
・元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者
・元WBCムエタイ世界フェザー級王者
・元WMC世界フェザー級王者
・プロボクシング初代WBC全アジア スーパー・フェザー級王者
・プロボクシング第41代OPBF東洋太平洋スーパー・フェザー級王者
ムエタイ、国際式ボクシングで多くの実績誇るジョムトーンだったが、前に出るダリル・フェルドンクのバックブローでKO敗け。試合後も“油断した”とコメント
<第14試合 K-1スーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R
●モハメド・ブタザ(オランダ/Southpaw Gym)
・元Enfusionスーパーフェザー級(-67kg)王者
判定0-2(30-30 29-30 28-30)
○璃久(HIGHSPEED GYM)
<第13試合 K-1スーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R>
○デング・シルバ(ブラジル/Squadron Thai Brasil)
・K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント第三位
・SFT COMBAT-70kg王者
判定2-0(2者29-28 28-28)
●小田尋久(TEAM3K)
・第5代Krushスーパー・ウェルター級王者
<第12試合 K-1スーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R>
○アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)
・第4代HEATキックミドル級王者
・ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者
3RTKO 1分13秒 ※タオル投入
●白須康仁(PROTAGONIST)
・第2代WMAF世界スーパーウェルター級王者
・第16代MA日本キックボクシング連盟ウェルター級王者
<第11試合 -58kg契約 3分3R・延長1R>
○大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
・初代Krushフライ級王者
・K-1 WORLD MAX 2024 世界最強決定トーナメント準優勝
3RTKO 1分39秒
●竹見浩史郎(JAPAN TOP TEAM)
試合写真(C)K-1