HAYATO達人 新王者!笹木一磨OFGムエタイ勝利 TATSUJINマッチ3試合 PRO-KARATEDO達人NEO6

 1月13日(祝月) 大阪府枚方市総合文化芸術センター・別館メセナホールでOFG着用、肘打ち、立ち絞め関節、投げ、パウンド、パウンドからの肘打ち有りの「PRO-KARATEDO達人NEO6」が開催された。ダブルメインは、PRO-KARATEDO達人”TATSUJIN”フェザー級タイトル戦で1度敗退している王者のリベンジ防衛が期待されたが、挑戦者HAYATO(CRAZYWOLFGYM)が僅差の判定勝でリベンジを阻み、新王者となった。もう一つのメインでは、オープンフィンガーグローブでのムエタイマッチで、笹木一磨(理心塾)がダウンも奪い、元ムエタイランカーに勝利した。
 中央リングのPRO-KARATEDO達人マッチに出場した椋橋wilding秀太/くらはしワイルディングしゅうた(理心塾)は、光太郎(誠至会/NJKFスーパーウェルター級6位)とTATSUJINルールで引分、昨年の格闘空手選手権優勝したMMA主戦のダニエル・ゴメス(ブラジル/TeamOgro)は、パウンドによるTKO勝で、このルールでの強さを発揮した。

55㎏トーナメントNJKF勢 初戦全滅!NJKF祭 帝都初公開PRO-KARATEDO達人ルール



■ PRO-KARATEDO達人NEO6
日時 2025年1月13日(祝月) 開場12:30  試合開始13:00
会場 大阪府枚方市総合文化芸術センター 別館メセナホール アクセス
主催 PRO-KARATEDO連盟 理心塾
問合せ PKF達人事務局 072-894-8927(理心塾) rishinjuku@gmail.com
運営 達人プロモーション株式会社
協力 ニュージャパンキックボクシング連盟

<ダブルメインイベント第Ⅱ試合 TATSUJIN日本フェザー級タイトルマッチ 防衛戦 3分5R 肘打ち有り>
●祖父江泰司(理心塾/王者・NJKFスーパーライト級4位) 
 判定0-2
○HAYATO(CRAZYWOLFGYM)

 両者は前回の達人(2024年4月21日PRO-KARATEDO達人NEO5)で対戦して祖父江はKO負を喫しており、今回はタイトルマッチ防戦戦でのリベンジ戦となる。
 1R、祖父江がインローで攻めるとHAYATOはハイキック。スウェーで避ける祖父江。逆にHAYATOがインローを打つと祖父江がハイを返す展開。お互い肘打ちを繰り出す。HAYATOが首相撲を仕掛けると祖父江は立ち関節の肩固めに入る。そのまま投げる前に10秒膠着でブレイク。1R終了10秒前、祖父江の飛び二段蹴りから上段前けりが軽くヒットで1R終了ゴング。
 2R、1Rと同じく五分五分の展開。アッパーストレートから膝で攻める祖父江。組み合うとHAYATOが祖父江の顔を押し込んで顔を仰け反らし、お互い肘打ちを打ち合う。途中、HAYATOは祖父江の蹴り足を掴み投げるも下から祖父江はHAYATOのボディーを蹴り上げてHAYATOを飛ばす。
 3R、激しい打ち合いから首相撲の展開。打ち合いから祖父江の膝が金的に入りタイムストップ。再開するもHAYATOのミドルにインローを合わせた祖父江の蹴りがまたもや金的にヒット。再開からは激しい打ち合いと組みからの攻防が続き五分の展開。
 4R、HAYATOがキックからの攻撃、祖父江は肘打ちで応戦。揉み合いで祖父江の肘打ちがHAYATOに3発ヒット。目の下を腫らし出血するHAYATO。その後HAYATOは祖父江の蹴り足を掴んで投げるも下からの蹴りでパウンドが打てずブレイク。HAYATOを押し倒して投げる祖父江。投げられてもすぐ起き上がりパウンドをさせないHAYATO。組み合うと祖父江の肘打ちがヒットする。お互い激しい打ち合い、組み合いから、祖父江の左ストレートがヒットと同時にゴング。
 5R、HAYATOのパンチに祖父江は肘打ちを合わす。祖父江がジャブからストレートフックをヒットさせる。そこから組み合い、HAYATOの膝が祖父江の顔面にヒット。打ち合いから肘打ちを狙いバランスを崩す祖父江にHAYATOがコーナーに押し込み怒涛の膝蹴りを浴びせるがヒットせず逆に祖父江の肘がヒット。祖父江が右のハイキックをヒットさすとそのまま足を取って投げるHAYATO。そこからパウンドにいきたいが膠着でブレイク。残り30秒HAYATOのフックが祖父江にヒットするもストレートフックはかわされ膠着で膝だけ数発出すもダメージを与えずそのまま最終ゴング。アグレッシブで前に出る攻撃のHAYATOとヒットポイントを数多く決めた祖父江。引き分け延長と思えたがジャッジ2人がHAYATOを支持し、HAYATOが新チャンピオンとなった。

<ダブルメインイベントⅠ プロ空手vsムエタイ PKFオープンフィンガーグローブ着用ムエタイルール -59㎏契約3分3R肘打ち有>
○笹木一磨(理心塾/NJKFスーパーフェザー級3位) 
 判定3-0 ※笹木は1Rダウン奪取
●ガンエスジム(エスジム/元ラジャダムナンスタジアムフェザー級5位)

 1Rサウスポーの笹木とオーソドックスのガン。笹木が軽快なフットワークからの右ジャブ、右フックで攻める。ガンは1R様子見で時折右ミドル、インローを出す。笹木はスイッチを繰り返しながらのフットワークから左ハイ。ガンは右ミドルを返してお互い見合ったところに何気に放った笹木の三日月蹴りがヒットしダウン。なんとか立ち上がったものの笹木のパンチの猛攻に防戦一方の状態。なんとか1Rを凌ぎゴング。2Rガンが凄まじい攻撃を繰り出す。ムエタイ選手では珍しい三日月蹴りを連発。肘打ちを狙う。笹木も下がりながらも応戦。ガンは耳から出血。笹木は瞼を肘打ちで切られながらの攻防で2R終了のゴング。3Rはガンが積極的に攻めるも、笹木は後ろ回し蹴りなどの大技を返して行く。中盤、ガンの放った左フックで一瞬膝を着く笹木だがキックルールと違い、ムエタイルールなのでレフェリーはダウンを取らない。後はガンが一方的に攻めるも最終ラウンドゴング。1Rガンがダウンしたのがポイントとなり、笹木が判定勝利した。

<セミファイナル PKF TATSUJINルールスーパーファイト -70㎏契約 3分3R 肘打ちあり>
△椋橋wilding秀太(理心塾) 
 引分1-0
△光太郎(誠至会/NJKFスーパーウェルター級6位)

 TATSUJINルール初参戦となるNJKFランカー光太郎(誠至会)は、TATSUJINルール主戦の“野人”椋橋wilding秀太/くらはしワイルディングしゅうた(理心塾) と闘うも引分

<第3試合 MMA vs.フルコンタクト空手 PKF TATSUJINスーパーファイト ヘビー級 3分3R> 
○ダニエル・ゴメス(ブラジル/TeamOgro) 
・第26回&第27回格闘空手選手権大会優勝

田中陸登 防衛!過激ルールはダニエル・ゴメス連覇 ACCEL 59 & 第27回格闘空手選手権大会


・Wardog暫定ウェルター級王者
 1RTKO 2分46秒 ※パウンドによるレフリーストップ
●祖父江智典(健慎会)

<第2試合 キックボクシング VS MMA PKF TATSUJIN特別ルール※道着の掴み無し道着非着用ルール 肘打ち有 -56㎏契約 3分3R>
○YU斗(TOPGUNGYM) 
 3RTKO 2分17秒 ※パウンドによるストップ
●武尊(真至誠館)

<第1試合 NJKF提供試合 スーパーファイト スーパーバンタム級 3分3R>
●糀佑大(NJKF理心塾) 
 1RTKO 2分59秒 ※カウンターパンチ
○優雅(NJKF道場373)

オープニングファイト ダブルメインイベント第2試合 JKF KICKBOXING FIGHT提供試合 キックボクシング VS ムエタイ ジュニア-38㎏契約 1分30秒2R(ヘッドギア、レガースなし)
△小中依央利(TeamCRONOS) 引分1-1 △朔・PSKムエタイ大阪(PSKムエタイ大阪)

ダブルメインイベントⅠ PKF KICKBOXING FIGHT提供試合 ジュニア-55㎏以下 1分30秒2R(ヘッドギアなし)
●山崎正道(禅道会播磨支部) 判定0-2 ○げんたろう(BLOW GYM)

セミファイナル NPO法人全日本グローブ空手道連盟提供試合 ジュニア-55㎏以下 2分2R
●シオン・マツダ(理心塾) 判定0-3 ○坂口眞悠(SB立志會館)

第8試合 PKF KICKBOXING FIGHT提供試合 一般-55㎏以下 1分30秒2R 
○杉本健(龍生塾ファントム道場) 判定3-0 ●高橋澪斗(ロイヤルキングス)

第7試合 PKF KICKBOXING FIGHT提供試合 ジュニア-50㎏以下 1分30秒2R
●糀敦志(理心塾) 判定1-2 ○大将(WARRIOR OSAKA)

第6試合 PKF KICKBOXING FIGHT提供試合 ジュニア-55㎏以下 1分30秒2R
●太田陽斗(理心塾K’sGYM) 判定0-3 ○永岡新士(TOKENKICKBOXINGGYM)

第5試合 PKF KICKBOXING FIGHT提供試合 ジュニア-45㎏以下 1分30秒2R
○山本夢輝(理心塾K’sGYM) 判定3-0 ●ZEN(誠剛館総本部)

第4試合 PKF KICKBOXING FIGHT提供試合 エキシビションマッチ
紀之定ののか(BLACK☆Jr TATSUTOGYM) vs. モンキー・D・リオン(理心塾)

第3試合 PKF KICKBOXING FIGHT提供試合 ジュニア-30㎏以下1分30秒2R
●内谷澪(KOKUSHIGYM) 判定1-2 ○山本大地(寝屋川ジムTEAM Badass)

第2試合 PKF KICKBOXING FIGHT提供試合 ジュニア-25㎏以下 1分30秒2R
○平城玲志郎(誠剛館総本部) 判定3-0 ●向井友彩(BLACK☆Jr TATSUTOGYM)

第1試合 アマチュアTATSUJINルール 8オンスグローブ 投げ、パウンド(5秒)有  ジュニア-39㎏契約 1分30秒2R
○河本貴申(理心塾) 判定3-0 ●清作(勇誠会)