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8月12日(祝・月)兵庫県明石市立西部市民会館で“神戸から日本へ、日本から世界へ”をコンセプトに旗揚げされたキックボクシング、総合格闘技、フルコンタクト空手など、様々なルールでの試合が行われる格闘技イベント『アクセル59』が開催された。今大会メインはアクセル・キックボクシングライト級(60~65㎏)タイトルマッチで王者・田中陸登(拳狼会)が、K-1、Krushにも参戦しているヴィトー・トファネリ(ブラジリアンタイ/闘英館)に延長戦競り勝ち判定勝で王座防衛に成功した。(トップ写真下段)
また大会内で開催されたオープンフィンガーグローブによる顔面パンチ、投げ、立ち関節・首相撲(5秒)、サッカーボールキック、踏みつけ、グランドパンチ、金的有効、寝技10秒可(今大会はなし)無差別級でおこなわれるケンカ空手「格闘空手大会」※も行われ、前回大会優勝者のMMA選手でRoad FC、WARDOG、GRACHAN等に出場、キックボクシングではアクセル、AJKN(All Japan Kickboxing Network)にも出場しているダニエル・ゴメス(ブラジル)がキック、ムエタイ、クン・クメール、ラウェイに6月30日には急遽代打でMMA戦パンクラスにも参戦した打撃選手アリ・カラダギィ(クルディスタン)とプロ5戦5勝の椋橋秀太(くらはししゅうた/NJKF WEST理心塾)をやぶり格闘空手2連覇を達成した。(トップ写真上段)
※過去に長島☆自演乙☆雄一郎(NJKF、K-1 MAX Japan王者)谷口聡(フルコンタクト空手、PRO-KARATEDO王者)イ・サンス(韓国/HEAT王者)カルロス・トヨタ(ブラジル/Road FC、RIIN参戦)内田ノボル(新日本キック王者、K-1 Japan3位)加藤秀学(S-BATTLE KARATEヘビー級、国際チャクリキ協会認定空手重量級王者、極真會(水口館長)全日本空手大会優勝)等が王者となっておりこれまでに26回開催されている歴史ある大会である。
格闘技空手くじ引き
アリ vs. ダニエル🇧🇷、シード椋橋🇯🇵 pic.twitter.com/9SuBy8UKo9— 紅闘志也/Toshiya Kurenai/ကူရီနိင်း တိုရှီယာ (@kurenaitoshiya1) August 12, 2024
格闘空手トーナメント戦は3選手の為、試合直前のくじ引きで決められ、椋橋秀太がシード選手となった。
■ ACCEL 59 第27回格闘空手選手権大会
日時:2024年8月12日 11:30開場 12:00開会式
会場:明石市立西部市民会館(兵庫県明石市魚住町中尾702-3)
アクセス
運営会社:長田商事株式会社 ℡ 078-202-3453
チケット:SRS 25,000円 RS 15,000円 指定席 8,000円 入場券(立ち見の場合有)5,000円
公式サイト:https://www.accel-pro.jp/
大会試合動画
<メインイベント第25試合 アクセル ライト級タイトルマッチ 3分3R延長1R>
○田中 陸登(拳狼会/王者)
延長判定3-0(10-9)本戦引分1-0(30-29 29-29 29-29)
●ヴィトー・トファネリ(ブラジリアンタイ/闘英館)
・FIGHT DRAGON -70kg王者
・世界闘英館空手道選手権大会 70kg未満級優勝
※田中防衛
ヴィトーの回転技に戸惑うシーンもあったが、延長ラウンドでロ―キックをヒットさせていき判定勝でアクセル王座防衛に成功
<第24試合 第27回格闘空手選手権大会決勝戦 本戦3分延長2分>
○ダニエル・ゴメス(ブラジル)※第26回格闘空手選手権大会優勝
延長判定3-0
●椋橋秀太/くらはししゅうた(理心塾)※プロ5戦5勝
体格差で上回るゴメスが、倒してからのグランドパンチをヒットさせていき判定勝で優勝の昨年大会に続き、2連覇となった。
<第9試合 第27回格闘空手選手権大会準決勝戦 本戦3分延長2分>
○ダニエル・ゴメス(ブラジル)第26回格闘空手選手権大会優勝
一本
●アリ・カラダギィ(クルディスタン)※キック、K-1、ムエタイ、クン・クメール、ラウェイ43戦36勝13KO7敗、MMA1敗
ムエタイ、クン・クメール、ラウェイ、K-1ルールなどで40戦以上のキャリアを持つ打撃選手のアリは、打撃で先手をとるが、MMA選手ダニエルに組まれた際、膝を捻って痛めて失速。押し込まれてのパンチ連打でTKO=一本敗けを喫した。