トップ写真:左手側から武田幸三(NJKFプロデューサー)前田大尊 (マイウェイジム)古村光 (FURUMURA-GYM)森岡悠樹 (北流会君津ジム)壱・センチャイジム (センチャイムエタイジム)山口元気(KNOCK OUTプロデューサー)
11月10日(日)ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)主催の「KICKBOXING JAPAN CUP 2024」が東京・後楽園ホールで開催された。大会は、NJKF、KNOCK OUT、JKI(ジャパンキックイノベーション)などの王者からスック・ワンキントーン、BOM(バトル・オブ・ムエタイ)での王座獲得経験ある8選手による55kgトーナメント一回戦が、肘有り・首相撲有効のキックボクシングルールで行われ、壱・センチャイジム (センチャイムエタイジム) 森岡悠樹 (北流会君津ジム) 古村光 (FURUMURA-GYM) 前田大尊 (マイウェイジム)のKNOCK OUT、スックワンキントーン、イノベーション勢が勝利してNJKF選手は初戦で全選手が姿を消した。
東京初披露となる“あらゆる立ち技での打撃有効で、パウンドパンチやサッカーボールキックも有効のNJKF WEST理心塾が行うPRO-KARATEDO達人ルールも1試合行われ、このルールで5戦5勝の掠橋SAVAGE秀太 (理心塾)が期待されたが、このルール初の青木洋輔 (大和ジム)が予想以上に適応して椋橋を圧倒するも3Rフルに闘い抜き時間切れ引分となった。
会場入り口もK-1を意識したようにNJKF主力選手ののぼりが立っていた
■ NJKF祭 KICKBOXING JAPAN CUP 1st ROUND
日時:2024年11月10日(日)開場17:00 / 開始17:20
会場:東京・後楽園ホール
主催:ニュージャパンキックボクシング連盟
運営:(株) オフィス超合筋
対戦カード
<第10試合 JAPAN CUP 55kgトーナメント 3分3R (EX1)>
○壱・センチャイジム (センチャイムエタイジム)
・KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者
判定
●嵐 (KING gym)
・NJKFバンタム級王者
1Rから終始ミドルキックを中心に蹴りをヒットし続けた壱・センチャイジムが完勝
試合後敗けを悟った嵐は、無念でうずくまる
<第9試合 JAPAN CUP 55kgトーナメント 3分3R (EX1)>
△真琴 (誠輪ジム) ※計量オーバーの為、トーナメント失格、よって森岡が準決勝進出
・NJKFスーパーバンタム級王者
引分
△森岡悠樹 (北流会君津ジム)
・スック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王者
真琴は2Rパンチでダウンを奪うも計量オーバーのペナルティが響き引分。トーナメント失格となっている為、延長戦は行われず森岡が準決勝進出となった。
<第8試合 JAPAN CUP 55kgトーナメント 3分3R (EX1)>
○古村光 (FURUMURA-GYM)
・元KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者
2RTKO
●佐野祐馬 (創心會)
・WMC日本スーパーバンタム級王者
・WKBA日本バンタム級王者
古村が序盤からカーフキック、パンチ、膝肘で佐野を圧倒、1R終盤膝でダウンを奪い、2R肘でカット、追加ダウンでTKO勝利の完勝
<第7試合 JAPAN CUP 55kgトーナメント 3分3R (EX1)>
●大田一航 (新興ムエタイジム)
・第7代Bigbangスーパーバンタム級王者
・元WBCムエタイ日本統一バンタム級王者
・元NJKFバンタム級王者
・元WMCムエタイ日本バンタム級王者
延長1-2 本戦引分(公式記録引分)
○前田大尊 (マイウェイジム) JKIフェザー級1位
ほぼ互角の展開で延長Rに進んだ両者の試合は、やや手数で上回った前田がスプリットながらの勝利で激戦を制した。
参戦選手中では、いちばん実績のなかった上昇中の前田がNJKF中心選手の1人・大田一航に勝利して現在の成長を証明した。
<第6試合 NJKFスーパーライト級 3分3R>
△吉田凜汰朗 (VERTEX)
・NJKFスーパーライト級王者
引分
△サムランチャイ・エスジム (エスジム) 元ルンピニースタジアム スーパーバンタム級2位
<第5試合 特別試合 PRO-KARATEDO達人ルール ウェルター級 3分3R>
△青木洋輔 (大和ジム)
・WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者
引分
△掠橋SAVAGE秀太/くらはし“野蛮人”しゅうた (理心塾) PRO-KARATEDO連盟達人日本ウェルター級1位
関西PRO-KARATEDOで5戦5勝の掠橋は、8月12日 神戸の格闘技大会アクセルで開催した類似ルール“格闘空手”で体格差のあるMMA主戦のダニエル・ゴメス(ブラジル)に苦敗を喫し、得意のPRO-KARATEDOルールでキックボクシングの実績では格上の青木と対戦したが、青木もこのルールに適応。投げられた後も上になり、ポジショニングで優位を保ち、踏みつけもみせ椋橋を追い詰めるが、時間切れ引分となった。KNOCK OUTではじまった新ルール「KNOCK OUT-UNLIMITED」に対抗し、NJKFでも取り組んだ新ルールか?東京初披露で試合の過激さは伝わったと思える一戦となった。
野蛮人のニックネームももつ掠橋は、ターミネーターを意識してか?サングラスをかけて入場
<第4試合 NJKFスーパーバンタム級 3分3R>
△繁那 (R.S-GYM) NJKFスーパーバンタム級3位
引分
△藤井昴 (KING gym) NJKFスーパーバンタム級
<第3試合 NJKFフライ級ランキング戦 3分3R>
●愁斗 (Bombo Freely) NJKFフライ級8位
2RTKO ※永井1.4kgオーバーで減点2、グローブハンディ開始
○永井雷智 (VALLELY) NJKFフライ級9位
▼第2試合 NJKF 59kg契約 3分3R>
○和斗 (大和ジム) NJKFフェザー級10位
判定3-0
●Ryu (クローバージム) NJKFスーパーフェザー級
<第1試合 ミネルヴァ 53kg契約 2分3R 肘有>
△SHIORIN♡ (GRATINESS) ミネルヴァ スーパーバンタム級1位
・WMC日本女子スーパーバンタム級王者
引分
△Mickey (Y’s Promotion)
・スック・ワンキントーン・スーパーフライ級王者
<オープニングファイト2 U15 -50kg EXPLOSIONルール 1分30秒2R>
○竹田奏音 (TAKEDA GYM)
判定3-0
●須原龍基 (チームドラゴン)
<オープニングファイト1 U15 -60kg EXPLOSIONルール 1分30秒2R>
○晝間陽彩 (TAKEDA GYM)
判定3-0
●大芽 (クロスポイント大泉)