(C)Karate Combat

　12月19日（現地時間）にフロリダ州マイアミで『Karate Combat 51』が開催された。

　カラテ・コンバットは2018年から開催されれいるフルコンタクト空手のイベントだが、あのバス・ルッテンをアンバサダーに迎え入れ、積極的にMMA選手も参戦させている。
　
　今大会も元UFC、ベラトール、PFLなどMMAメジャー大会参戦経験のある選手が集まった。メインではバンタム級王座決定戦で元王者のエオガン・チェルミアとタイタンFC参戦後、カラテ・コンバットを主戦場にしているアルトゥーロ・ベルガラで争われた。試合は、ベルガラが首相撲から膝蹴り連発で元王者チェルミアをKO。ベルガラが新王者に輝いた。
　またベラトールやONEで活躍したコスモ・アレクサンドレがカラテ・コンバット初参戦。イゴール・デ・カスタニェダを相手にTKO勝ちを納めて初参戦初勝利となった。

　2024年の秋にUFCをリリースされたロベリス・デスパイネもカラテ・コンバット初参戦。ドミニク・イェジェジチクを相手にキックから右フックを振り下ろしてヘビー級らしく一発でKO。こちらも初参戦初勝利となった。

■　Karate Combat 51
日時：2024年12月19日（現地時間）
会場：アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ

＜バンタム級王座決定戦＞
○アルトゥーロ・ベルガラ（チリ）
　1R 0分59秒 TKO
●エオガン・チェルミア（アイルランド）

＜ミドル級＞
○コスモ・アレクサンドレ（ブラジル）
　3R終了時 TKO
●イゴール・デ・カスタニェダ（スペイン）

＜ウェルター級＞
○ラファエル・アルヴェス（ブラジル）
　判定 3-0
●カーマ・ワージー（米国）

＜ヘビー級＞
○ロベリス・デスパイネ（キューバ）
　1R 0分04秒 KO
●ドミニク・イェジェジチク（ポーランド）

＜ライト級＞
○ガブリエル・ヴァルガ（カナダ）
　3R 1分31秒 TKO
●アンドレス・マデラ（ベネズエラ）