(C)ACA
12月15日(現地時間)にロシア連邦サンクト・ペテルブルグで『ACA 182: Odilov vs. Ibragimov』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
今大会のメインはライトヘビー級トーナメント決定戦&ライトヘビー級王座決定戦で、アドラン・イブラギモフとファリドゥン・オディロフで争われた。オディロフは元イーグルFC王者という実績もあり、下馬評では有利となっていたが、試合は下馬評を覆しイブラギモフがグランドで上を奪って、バックを制しチョークを極めて一本勝ち。イブラギモフが新王者に輝いた。
コメインイベントではライト級トーナメント決勝&ライト級王座戦で、王者アブドゥル=アジズ・アブドゥルヴァハボフが僅差の判定で挑戦者アリ・アブドゥルカリコフを下して王座防衛を果たした。
また元フライ級王者(王座返上)MMA17戦全勝のアザマット・ケレフォフが打撃戦の末、アナトリー・コンドラティエフにKO負けとなる波乱もあった。そして、メジャー選手参戦として2021年PFL優勝者ラウシュ・マンフィオがACAに乗り込んできたが、ビベルト・トゥメノフが強烈ワンツーで追撃が必要のないKO勝ちで返り討ち。これで、トゥメノフは、2019年PFL優勝者ランス・パーマーに続いて、PFL王者に二連勝となった。
■ ACA 182: Odilov vs. Ibragimov
日時:2024年12月15日(現地時間)
会場:ロシア連邦サンクト・ペテルブルグ
<ライトヘビー級王座決定戦>
○アドラン・イブラギモフ(ロシア)
4R 2分27秒 リアネイキッドチョーク
●ファリドゥン・オディロフ(タジキスタン)
<ライト級王座タイトルマッチ>
○アブドゥル=アジズ・アブドゥルヴァハボフ(ロシア/王者)
判定 2-1
●アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア/挑戦者)
<フライ級>
○アナトリー・コンドラティエフ(ロシア)
2R 3分47秒 TKO
●アザマット・ケレフォフ(ロシア)
<バンタム級>
○オレグ・ボリソフ(ロシア)
判定 3-0
●ゴガ・シャマタヴァ(ロシア)
<ヘビー級>
○ムハマド・ヴァハエフ(ロシア)
判定 3-0
●クリッドソン・アブレウ(ブラジル)
<ライト級>
○ビベルト・トゥメノフ(ロシア)
1R 3分20秒 KO
●ラウシュ・マンフィオ(ブラジル)
<ウェルター級>
○アレクセイ・マフノ(ロシア)
1R 3分32秒 TKO
●ルスラン・コロドコ(ロシア)
<ライトヘビー級>
○マキシム・グリシン(ロシア)
判定 3-0
●オレグ・オレニチェフ(ロシア)
<ミドル級>
○セルゲイ・カリニン(ロシア)
判定 2-1
●ミハイル・ドルゴフ(ロシア)
<バンタム級>
○オシムコン・ラクモノフ(ウズベキスタン)
判定 3-0
●チャールズ・エンリケ(ブラジル)
<ウェルター級>
○ヴィクトル・アザティヤン(ロシア)
3R 3分18秒 ギロチンチョーク
●ユスプ・ウマロフ(ロシア)
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