(C)RCC
12月14日(現地時間)にロシア連邦エカテリンブルグで『RCC 21』が開催された。
この大会はロシアでMMAとボクシングの合同興行を行っていたRCCボクシングが、金網にしてMMA専門の新大会をスタートさせたもの。第一回大会はセルゲイ・ハリトーノフ、第二回大会はエメリヤエンコ・アレキサンダーというロシアのレジェンドをメインに抜擢しておりACAと並ぶロシアのメジャー団体となっている。
今大会は、アレキサンダー・シュレメンコとイヴァン・シュトルコフの二大エースが揃って登場、それぞれリベンジマッチに挑んだ。メインはシュレメンコはベラトール、ライジンで活躍したメジャー選手で、RCC初参戦のアナトリー・トコフを迎え撃った。この両者は2018年にベラトールで対戦しており、その時はトコフが判定勝ちしている。今回はシュレメンコのリベンジマッチとなり、1Rから得意のバックブローなどでシュレメンコが圧倒するも、ラウンド終了直前にトコフが逆にダウンを奪い盛り返した。その後も激しく殴り合う両雄だが、シュレメンコが首相撲からの膝蹴り連発などで試合をリードし、判定勝ち。シュレメンコがリベンジに成功した。
シュトルコフは、因縁のヤスベイ・エノモトとキックボクシングルールで対戦した。この両雄は因縁が勃発したものの、当時ヘビー級だったシュトルコフと、ウェルター級のエノモトと階級が違い過ぎた為、どうしても試合しようとシュトルコフが減量し、ミドル級で対戦。結果、1R圧倒したシュトルコフだが、無理な減量で2Rにスタミナ切れを起こし、エノモノに一本負けしている。今回は、ライトヘビー級でキックボクシングルールで再戦となった。試合はシュトルコフがウルトラハルクの異名通り、パワーで圧倒。二度のダウンを奪う猛攻だが、2Rには逆にエノモトがダウンを奪い盛り返した。しかし、試合をリードしたのはシュトルコフで、そのまま判定勝ち。シュトルコフもリベンジに成功した。
■ RCC 21
日時:2024年12月14日(現地時間)
会場:ロシア連邦エカテリンブルグ
<ミドル級>
○アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)
判定
●アナトリー・トコフ(ロシア)
<ライトヘビー級キックボクシングルール>
○イヴァン・シュトルコフ(ロシア)
判定
●ヤスベイ・エノモト(スイス)
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