ラウェイ期待選手KO敗!成尾拓輝ダウンの応酬制しボーナス ONE FF

 11月22日(現地時間)タイ・バンコクのムエタイ2大殿堂スタジアムのひとつルンピニーで開催された『ONE FF 88』。メインイベントのムエタイ戦では無敗のオルチコフ(ウズベキスタン)がポンペット(タイ)にユナニマス判定勝で無敗をキープ、ONE戦績も7戦3KOと本戦契約も近そうだ。ミャンマーから元ラウェイ王者トゥン・トゥン・ミンの実弟で重量級期待のトゥン・ミン・アウンが初のKO敗けを喫し、ONE参戦1勝2敗となった。
 日本から参戦の日本拳法ベースにHOOST CUP、JAPAN CUP KICKBOXINGと日本の地区王座獲得している成尾拓輝が、5月31日「ONE FF 65」で新田宗一郎(クロスポイント吉祥寺)とダウンの応酬となる激戦を制したジャン・ジンフー(中国)と対戦、またもダウンの応酬となる激戦となったが通算4度のダウンを奪った成尾が最終3RTKO勝でボーナスも獲得した。日英ハーフで柔術黒帯のグラップラー クレイグ・ハッチソンは、終始防戦にまわり判定敗けでONE連勝はならなかった。

 パフォーマンスボーナス35万Bath(約157万円)を獲得した上段左手から、第6試合ラックセアンス・ソー.トー・ヒエバンセーン(タイ)第4試合アブデラリ・ザヒディ(モロッコ)下段左手より成尾拓輝(日本/究道会館)第2試合ハリソン・ヌエス(ブラジル)

階級
ヘビー級:102.2~120.2㎏/225-265lbs
ライトヘビー級:93.1~102.1㎏/205-225lbs
ミドル級:84.0〜93.0㎏/185-205lbs
ウエルター級:77.2〜83.9㎏/170-185lbs
ライト級:70.4〜77.1㎏/155-170lbs
フェザー級:65.9〜70.3㎏/145-155lbs
バンタム級:61.3〜65.8㎏/135-145lbs
フライ級:56.8〜61.2㎏/125-135lbs
ストロー級:52.3〜56.7㎏/115-125lbs
アトム級:47.7〜52.2㎏/105-115lbs
※全選手は大会の24~48時間前に計量とハイドレーションテストの両方を受けるハイドレーションテストでは、尿比重(尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出した割合)が検査され、選手の体水分状態が基準内(尿比重1.0250以下)かどうかを確認する。要は尿が濃い状態だとパスできない

■ ONE Lumpinee/Friday Fights 88
日時:2024年11月22日(金)
会場:タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
主催:ONE CHAMPIONSHIP
配信: U-NEXT〜12月21日 23:59まで視聴可

<メインイベント第11試合 ONEムエタイ 130ポンド(58.96㎏)契約 3分3R>
●ポンペット・PK・センチャイ(タイ)※ONE4勝2KO2敗
 判定0-3
○アスラムジョン・オルチコフ(ウズベキスタン)※ONE6勝3KO

<第6試合 ONEムエタイ 122ポンド(55.34㎏) 3分3R>
●タップルアン・ペットキアペット(タイ)※ONEデビュー
 3RKO 42秒 ※左膝
○ラックセアンス・ソー.トー・ヒエバンセーン(タイ)※ONEデビュー

<第4試合 ONEムエタイ アトム級 3分3R>
●トゥン・ミン・アウン(ミャンマー)※ONE1勝1KO1敗
 2RKO 2分40秒 ※左ハイキック
○アブデラリ・ザヒディ(モロッコ)※ONEデビュー

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昨年ミャンマーで渡慶次幸平とラウェイで対戦していた。

<第3試合 ONEキックボクシング フライ級 3分3R>
●ジャン・ジンフー(中国)※ONE2勝1KO2敗
 3RTKO 1分23秒
○成尾拓輝(日本/究道会館)※ONEデビュー
・HOOST CUP日本ライト級王者
・JAPAN CUP KICKBOXING スーパーフェザー級王者

<第2試合 ONE MMA バンタム級 5分3R>
●イリアス・エジネフ(ベラルーシ)
 2RTKO 2分16秒 ※下からのキック⇒打撃連打
○ハリソン・ヌエス(ブラジル)

<第1試合 ONE サブミッショングラップリング  ライト級 10分1R>
○ウラジミール・クチミスティ(ロシア)※ONEデビュー
 判定3-0
●クレイグ・ハッチソン(英国/日本/Carpe Diem)※ONE1勝1SUB