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UFCフェザー級チャンピオンシップ
フェザー級チャンピオンのイリア・トプリアが初防衛戦で元チャンピオンのマックス・ホロウェイを3ラウンドでKOし、その実力を改めて証明した。高レベルなストライカー同士の激しい攻防が2ラウンド続き、KOが避けられない展開となった。第3ラウンドでトプリアはホロウェイに一気に攻撃を仕掛け、最終的に左手でホロウェイをマットに倒した。試合後、トプリアは次のように語った。
「正直、最初の10秒で彼がオクタゴンの真ん中で私と対峙すると思っていた。地面を指差してその場を挑発したけど、彼は応じなかったので、少しゲームプランを変える必要があったんだ。もしかしたら5ラウンドかかると思ってたけど、私は常にフィニッシュを狙っている。自分の努力や犠牲、そしてオクタゴンの中で何ができるかを知っている。今の混合格闘技界で、私のレベル、特にこの階級で私のような存在は他にいないと確信している。だからこそ、私は勝利を確信していたし、世界で一番だと思っている」
コメインイベント
カムザット・チマエフの1年ぶりの試合は、元ミドル級チャンピオンのロバート・ウィテカーをわずか4分足らずでサブミッションで下すという見事なものであった。チマエフは早速テイクダウンを狙い、マットでウィテカーのバックを取った。ウィテカーが一瞬脱出するも、すぐにチマエフが追い詰め、フェイスクランクでタップを奪った。試合後、チマエフは次のように語った。
「私のレスリングスキルは誰よりも高いと信じている。だから自分の技術を信じて、すぐに突き進み、彼を倒し、フィニッシュを決めた。この感覚は素晴らしい。後半でフィニッシュすると思っていたけど、第1ラウンドでうまくいったのでうれしいよ。誰かを倒すとき、それが誰かの喜びになる。ロブと戦うのは望んでいなかったけど、対戦が決まったんだ。嫌いな相手と戦う方がやる気が湧くし、モチベーションが高まる。ロブは自分がファイトを始めた頃のチャンピオンで尊敬する相手だから、感謝している。今日、彼のおかげでさらに強いファイターになれた」
■ UFC 308 トプリア 対 ホロウェイ
日時:現地時間2024年10月26日(土)、日本時間27日(日)
会場:アラブ首長国連邦・エティハド・アリーナ
<フェザー級王座タイトルマッチ>
○イリア・トプリア(グルジア/王者)
3R 1分34秒 TKO
●マックス・ホロウェイ(米国/挑戦者)
<ミドル級>
○カムザット・チマエフ(アラブ首長国連邦)
1R 3分34秒 フェイスクランク
●ロバート・ウィテカー(オーストラリア)
<ライトヘビー級>
○マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
判定
●アレクサンダー・ラキッチ(セビリア)
<フェザー級>
○レロン・マーフィー(英国)
判定
●ダン・イゲ(米国)
<ミドル級>
○シャラ・マゴメドフ(ロシア)
2R 4分52秒 TKO
●アルメン・ペトロシアン(アルメニア)
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