(C)GLORY
10月12日(現地時間)にオランダ王国ロッテルダムで「Glory 96」が開催された。
グローリーは、ヨーロッパのキックボクシング団体。2011年のFEGの経営悪化によるK-1の活動休止に伴い、世界的に大規模なキックボクシング団体がなくなったため、入れ替わるように新たにキックボクシングの世界的メジャー団体として活動している。
メインイベントはウェルター級王座戦で、王者チコ・クワジにティジャニ・ベスタティが挑戦した。ベスタティはライト級王者なので、二階級制覇に向けて、上の階級に挑戦する事になった。試合は、両者、決定的な決め手に欠けたのか、なんとドロー(引き分け)になってしまった。引き分けなので、王者クワジの防衛となったが、これは再戦が期待される。
コ・メインイベントはミドル級王座戦で、王者ドノヴァン・ウィッセがドノヴァン・ウィッセの挑戦を受けた。こちらは判定勝ちで王者ウィッセが王座防衛している。
■ Glory 96
日時:2024年10月12日(現地時間)
会場:オランダ王国ロッテルダム
<ウェルター級王座タイトルマッチ>
△チコ・クワジ(オランダ/王者)
判定
△ティジャニ・ベスタティ(オランダ/挑戦者)
<ミドル級王座タイトルマッチ>
○ドノヴァン・ウィッセ(スリナム/王者)
判定(
●セルゲイ・ブラウン(ドイツ/挑戦者)
<ヘビー級>
○ナビル・カシャブ(オランダ)
判定
●ブグラ・トゥガイ・エルドアン(オランダ)
<ミドル級>
○ミハイロ・チュラフィッチ(モロッコ)
判定
●モハメド・トゥシャシ(トルコ)
<ミドル級>
○ボボ・サッコ(フランス)
判定(スプリット)
●イリアス・ハムシュ(ドイツ)
<ヘビー級>
○イオヌット・イアンク(ルーマニア)
2R 5分59秒 TKO
●デニス・ウォジク(トルコ)