[週刊ファイト10月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼メインは24秒殺!全試合公開 ジャパンキックボクシング協会『KICK Insist 20』
(C)紅闘志也
・メインは西原が計量失敗のキリョウを24秒殺!
・王者初戦の政斗ムエタイ戦士に完敗
・NKBとの交流戦は2試合共好試合
・20㎝以上の身長差!
・公式採点表公開
9月29日(日)東京・新宿FACEでジャパンキックボクシング協会2024年4回目大会『KICK Insist 20』が開催された。大会メインは、3月24日『KICK Insist 18』でジャパンキックフライ級新王者となった西原茉生(治政館)が、WMC日本フライ級王者キリョウ・シリラックムエタイ(シリラックムエタイ)を開始早々の左三ケ月蹴りで悶絶させ、24秒殺KO勝でメインを締め括り、セミファイナルは、西原と同じく3月のジャパンキック大会でウェルター級王座を獲得した政斗は、2Rピラポン・ノーナクシン(タイ)のサウスポーからの左ストレートでダウン、3Rには肘でカットされドクターチェックがはいり、続行後も出血が酷くなりレフェリーが試合を止めた。
トップ写真:無料配付の大会対戦表
ジャパンキックとNKBキックの2対抗戦は、第6試合ジャパンキックランカー vs. NKB4戦4勝2KOの新鋭と第5試合ジャパンキックランカー vs. NKB 3勝1KO1敗選手の対戦は、逆転KOもありジャパンキック側の1勝1KO1分となった。
■ ジャパンキックボクシング協会『KICK Insist 20』
日時:2024年9月29日(日)開場17:00 開始17:30
会場:東京・新宿FACE
【主催】株式会社VICTORY SPIRITS/ビクトリージム
【認定】ジャパンキックボクシング協会
【お問合せ】ビクトリージム TEL 0493-25-3338
<8・メインイベント スーパーフライ級(52.16㎏) 3分3R>
○西原茉生/にしはらまお(ジャパンキック フライ級王者/治政館/21歳)2019年8月4日デビュー 8勝(3KO)4敗1分-52.0㎏
1RTKO 24秒
●キリョウ・シリラックムエタイ(WMC日本フライ級王者/シリラックムエタイ/20歳)2021年5月9日デビュー 3勝(2KO)3敗2分け―52.25㎏※計量失敗
キリョウは、試合が進行するに連れて計量失敗の影響もでたかもしれないが、その前のファーストコンタクトで決着をつけた西原
<7・セミファイナル 日泰国際戦67kg契約 3分3R>
⚫︎政 斗(ジャパンキック ウェルター級王者/治政館/32歳)2014年5月18日デビュー 18勝(5KO)12敗3
3RTKO 2分53秒 ※レフェリーストップ
⚪︎ピラポン・ノーナクシン(タイ/26歳)41勝20敗5分
どっしりと構えてジワジワと圧力をかけていくピラポンに対し、フットワークを使いながら攻撃する政斗という展開となった日泰国際戦は、動きながらでどうしても攻撃が軽くなってしまう政斗にどっしりと構えてミドルキックをヒットさせていくピラポンに圧されていき、2R政人は左ストレートでダウンを奪われ、3R肘でカットされドクターチェックが入り、続行となるも傷口が広がりレフェリーがストップをかけた。
3Rまでの採点表でもピラポンが試合ペースを掌握していた。
<6・ジャパンキックvs NKB交流戦 ウェルター級 3分3R>
⚪︎山内ユウ(ジャパンキック ウェルター級4位/ROCK ON/30歳)2021年5月29日デビュー 4勝(2KO)5敗
1RTKO 1分22秒 ※右フック
⚫︎後藤啓太(NKB・拳心館/27歳)2022年8月6日デビュー 4勝(2KO)無敗
長身のNKB後藤は、ミドルキック・膝で序盤攻め込み優勢に試合を進めるが、ジャパンキック山内はガードしながらロ―キックなどを返し、右フックで豪快な逆転KO勝利をおさめた。短時間だが密度の濃い試合だった。
勝者の弁は「相手は強かった、こちらの攻撃が当たってくれました、頑張ります」と殊勝なマイクコメントで好感ももてた。
~ジャパンキック小泉猛 代表挨拶~余計なことは話さず、短時間・簡単な挨拶も“選手がメイン”という意図がみえる
〜休憩〜