9月25日、CMLLの情報番組「CMLLインフォルマ」にて、10月25日、アレナメヒコにて行われる「Grandprix de Amazonas 2024」の全参戦メンバーが発表された。
グランプリは、世界各国から選りすぐりのメンバーが集まりNo.1を決める年の一度のビッグイベント。8月25日に行なわれた男子版グランプリ(日本から辻陽太が参戦)同様、メキシコ軍10選手、多国籍軍10選手により争われる。参加選手は次の通り。
・メキシコ軍=レイナ・イシス、ダーク・シルエタ、アマポーラ、エラ、サネリイ、セウシス、プリンセサ・スヘイ、ジュビア、スカディ、キラ
・多国籍軍=ウナギ・サヤカ、柳川澄樺(ともに日本)、テサ・ブランチャード(アメリカ)、ラ・カタリナ(チリ)、ペルセフォネ(アメリカ)、ウィロー・ナイチンゲール(アメリカ)、ビバ・バン(ベトナム)、レッド・ベルベット(コロンビア)、アレックス・ウィンザー(イギリス)、サマンタ•ブラック(コスタリカ)
※()内は代表国。
日本代表選手として、すでに発表済みのウナギ・サヤカに続き、柳川澄樺の参戦が決まった。柳川は2月25日、「ルチャフェス」(新木場1stRING)でメキシコ観光初代
王者に輝く。その特典として、メキシコ遠征が約束されていた。その権利を行使してのグランプリ参戦となった。
柳川はメキシコ参戦が決まり、東京・紀尾井町にあるメキシコ大使館へ報告のため訪問。文化担当官のマリア・トリージョ氏から激励の花束がおくられた。
グランプリ参戦が決まった柳川のコメントは次の通り。
--まずメキシコ遠征が決まって今の気持ちは?
「私はまず2年前にCMLLの選手と戦う機会があって、そこで初めてルチャというものに触れ日本のプロレスとの違いに衝撃を受け、興味を持ち始めました。
そのあとすぐにCMLL遠征を賭けたトーナメントに出場したのですが、そこでは本間多恵選手に敗れてしまい、その本間選手がトーナメント優勝しメキシコ遠征されている様子などをみて、ますますメキシコへの想いは強くなっていきました。
それから2年が経ち、メキシコ観光ベルトを賭けた試合でベルトを獲得でき、念願だったメキシコへの切符を手にすることが出来、とても嬉しく思っています。」
--グランプリというビッグイベントへの参戦が決まっての気持ちは?
「あこがれの地・メキシコ、そしてアレナメヒコで試合できることが楽しみです。でも楽しむだけでなく、しっかり結果を残していきたいと思います。もちろん、目指すのは優勝です!」
--CMLLの選手で戦ってみたい選手は?
「自分は日本でハロチータやジュビアとかも見てきているんですけど、肌を合わせたことのない選手と対戦してみたいです」
--メキシコのイメージは?
「まず国で言えば、お祭り騒ぎじゃないけど、すごく町中が賑やかなイメージというか。メキシコの選手で言えば、みなさん本当にフィジカルが強いなと。その中でも、テクニカルな選手が多いので戦うのがとても楽しみです」
ーーでは日本のファンへのメッセージを。
「私は2年くらいメキシコのメジャー団体であるCMLLへ行きたいという夢を持って、ようやく念願をかなえた遠征なので、メキシコでもヤナガワールドを吹かせて、そしてチャンピオンとしての自覚を持ってしっかり試合をしていきたいと思います」
全20選手参戦となった今年のグランプリ。柳川がどれだけの爪痕を残せるか。同じく日本代表として参戦するウナギ・サヤカともども注目だ。
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