エウフォリアがエチセロの覆面剥ぎで反則負け!CMLL金曜日定期戦

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 9月20日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
 今大会のメインでは、エチセロ、バルバロ・カベルナリオ、エル・バリアンテ対エウフォリア、ソベラノJr.、エスフィンヘが行われた。この中の四人、チセロ、エウフォリア、エル・バリエンテ、エスフィンヘはアニベルサリオ91で、マスカラ戦を争ったライバル同士で、その時は最後、エチセロがエウフォリアを破り、エウフォリアが覆面を脱いだ事で一応、抗争に終止符が打たれたと思われた。実際、アニベルサリオ91の試合後に、両者は健闘を讃えあい、これまでの因縁にも決着が着いた形になったのだが、今回の試合で再燃。エウフォリアがリング中央でエチセロの覆面を剥ぎ取って反則負けになってしまったのだった。更に顔を抑えてうずくまるエチセロを踏みつけるエウフォリア。まだ抗争が続きそうだ。
 セミファイナルではミスティコとアベルノの宿命のライバル同士がシングルマッチで激突。長年の好敵手なだけに、次々と両者が大技を繰り出し、カウントツーの攻防が続く。しかし、最後はやはりミスティコが必殺のミスティカを極めて一本勝ち。ミスティコが見事に勝利となった。
 セミ前の六人タッグマッチでは、アトランティスJr.、テンプラリオ、ティタンのテクニコ軍とロス・ゲレーロス・ラグネロス(ウルティモ&グラン・ゲレーロ、ストゥーカJr.)が対戦。ウルティモ・ゲレーロは小島聡が保持するMLW世界ヘビー級王座へ挑戦が決定しており、王座奪取に向けて弾みをつけたいところだ。しかし、試合はアトランティスJr.がアトランティダからストゥーカJr.を投げ捨て、ティタンがランサ。救出に入ったウルティモ・ゲレーロにもスバットを食らわし、ストゥーカJr.、ウルティモ・ゲレーロが並んでダウンした所に、アトランティスJr.がスプラッシュ。二人まとめてフォールしてテクニコ軍の勝利となった。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2024年9月20日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○エチセロ、バルバロ・カベルナリオ、エル・バリアンテ
 2-1
●エウフォリア、ソベラノJr.、エスフィンヘ

<シングルマッチ>
○ミスティコ
 1-0
●アベルノ

<6人タッグマッチ>
○アトランティスJr.、テンプラリオ、ティタン
 2-1
●ロス・ゲレーロス・ラグネロス(ウルティモ&グラン・ゲレーロ、ストゥーカJr.)