PFLサウジアラビア王国リヤド成功!アブダルラフマン・アルヒヤサト勝利

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 9月20日(現地時間)にサウジアラビア王国リヤドで『PFL MENA 3: Playoffs』が開催された。
 世界で最も急成長している革新的なスポーツリーグ、プロフェッショナルファイターズリーグ(PFL)は、初のPFL MENAシーズンのポストシーズンに突入し、バンタム級、フェザー級、ライト級、ウェルター級のファイターたちが2024年PFL MENAチャンピオンシップへの出場権を獲得した。
 フェザー級セミファイナルメインイベントでは、アベルラーマン・アリヤサトがリヤドの観衆を静め、地元の英雄アブドゥラ・アル=カタニを判定で下し、2024年PFL MENAチャンピオンシップ進出を決めた。
 ウェルター級セミファイナルセミメインイベントでは、オマール・エル・ダフラウィが、人気の高いジャッラー・アル=セラウェを第1ラウンドのTKOで倒し、2024年PFL MENAチャンピオンシップへの切符を手にした。
 モハメッド・アラクラは、ウェルター級セミファイナルの試合でアミール・ファズリを3ラウンド全てで圧倒し、満場一致の判定勝ちを収め、2024年PFL MENAチャンピオンシップへの出場を決めた。
 スリリングな3ラウンドの戦いの末、モフセン・モハマッドセイフィは、ライト級セミファイナルでスヒル・タイリに判定勝ちし、2024年PFL MENAチャンピオンシップへの出場権を獲得した。
 他のバンタム級セミファイナルでは、アリ・タレブがジャラル・アル=ダージャを第1ラウンドでノックアウトし、2024年PFL MENAチャンピオンシップへの進出を果たした。
 このカード中に、サウジアラビアのライトヘビー級選手モスタファ・ナダが、エジプトのアーメド・サミと対戦することが発表された。この試合は2024年10月19日、リヤドのメイディーンで開催される「バトル・オブ・ザ・ジャイアンツ:ブレース・フォー・インパクト」で行われる予定である。
 夜の最初のフェザー級セミファイナルでは、イスラム・レダが高レベルのグラップリングスキルを駆使してマロワン・ベラグイトを判定で下し、2024年PFL MENAチャンピオンシップへの出場権を手にした。
 ラシッド・エル・ハズームは、バンタム級セミファイナルでエリアス・ブーデグザメを相手に激戦を制し、判定勝ちを収め、2024年PFL MENAチャンピオンシップへの出場権を獲得した。
 ジョルジュ・エイドは、ライト級セミファイナルでオマール・レグイグイをグラウンド&パウンドで圧倒し、初回TKO勝ちを収めたことで、2024年PFL MENAチャンピオンシップへの出場権を最初に手にしたファイターとなった。

■ PFL MENA 3: Playoffs
日時:2024年9月20日(現地時間)
会場:サウジアラビア王国リヤド

<フェザー級トーナメント準決勝>
○アブダルラフマン・アルヒヤサト(ヨルダン)
 判定
●アブドゥラ・アル=カタニ(サウジアラビア)

<ウェルター級トーナメント準決勝>
○オマル・エル・ダフラウィ(エジプト)
 1R 3分09秒 TKO
●ジャラール・アル=シラウィ(ヨルダン)

<ウェルター級トーナメント準決勝>
○モハマド・アラクラ(クウェート)
 判定
●アミール・ファズリ(イラン)

<ライト級トーナメント準決勝>
○モフセン・モハンマドセイフィ(イラン)
 判定
●スーヒル・タイル(フランス)

<バンタム級トーナメント準決勝>
○アリ・タレブ(スウェーデン)
 1R 2分18秒 TKO
●ジャラル・アル・ダジャ(ヨルダン)

<フェザー級トーナメント準決勝>
○イスラム・レダ(エジプト)
 判定
●マロアン・ベラグイト(モロッコ)

<バンタム級トーナメント準決勝>
○ラシド・ハズ(スペイン)
 判定
●エリアス・ブデグザム(アルジェリア)

<ライト級トーナメント準決勝>
○ジョルジュ・エイド(レバノン)
 1R 1分37秒 KO
●オマール・レグイギ(チュニジア)