前日の開幕戦に引き続き、全試合を公式戦で行った大阪大会2日目のG-1 CLIMAX 34。初参加のKONOSUKE TAKESHITAがDDTの両国大会に出場の為、この日は不参戦となり対戦予定だったであろうジェフ・コブとのカードは7・23の広島に回された。
前日と比べ、多少客入りは少なかったものの、元々の会場が大きいので、盛り上がった時の声援はすごい! そんな熱い空気の中で全9試合が行われた。
第1試合は、SANADAに敗れはしたが、21歳のカラム・ニューマンが健闘。見せ場は多かった。また、2試合目以降も、この先の新日本を背負っていくであろう、ゲイブ・キッドやボルチン・オレッグら大暴れ。
新日本初参戦のジェイク・リーは、EVILと対戦。EVILは、反則攻撃でかく乱し、ディック東郷の手も借りてなんとか勝利した。
セミでは、ザックセイバーJr.と内藤哲也が激突。ザックは、のろのろ入場もツッコミなく黙って付き合い(逆に客が「早よせい!」とヤジが飛んだ)、試合では確実にダメージを与え、最後はヨーロピアンクラッチで仕留めた。内藤は大阪2連敗となった。
メインは、辻とフィンレー。ゴングが鳴るとじっくりいくのかと思いつつ、髪の毛の引っ張り合いから、場外へ逃げたフィンレーに辻はトペ・スイシーダ! 場外戦のあと、リングへ戻ると辻は逆エビ固め。さらにケブラドーラ・コンヒーロ、ストマックブロックなど攻める辻。
しかし、このまま終わるフィンレーではない。エプロン側にいた辻に強烈なドロップキック。場外に落ちた辻を追いかけ、またも場外戦に! えぐかったのは抱えてそのまま鉄柱に投げつけた。辻は頭を押さえて暫く動けず。リング上では、ブレーンバスターの掛け合い。辻は必殺のジーンブラスターを出すもスタミナの消耗が激しく、決定打にはならず。
しかし、最後はコーナーからのマーロウクラッシュで試合を終わらせ、2点をもぎ取った。そして、マイクを取り「史上初の春夏連覇を達成してやる」と宣言した。
■ ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34
日時:2024年07月21日(日) 14:00開始
会場:大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
観衆:2,545人
《第1試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負》
〇SANADA
8分41秒 デッドフォール⇒体固め
●カラム・ニューマン
《第2試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負》
〇HENARE
8分5秒 Streets of Rage⇒体固め
●ボルチン・オレッグ
《第3試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負》
〇ゲイブ・キッド
12分1秒 ラリアット⇒エビ固め
●グレート-O-カーン
《第4試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負》
〇成田蓮
14分16秒 ダブルクロス体固め
●エル・ファンタズモ
《第5試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負》
〇EVIL
11分20秒 EVIL⇒片エビ固め
●ジェイク・リー
《第6試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負》
〇上村優也
12分38秒 カンヌキ・スープレックス・ホールド
●後藤洋央紀
《第7試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負》
〇海野翔太
18分22秒 デスライダー⇒片エビ固め
●鷹木信悟
《第8試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負》
〇ザック・セイバーJr.
16分3秒 ヨーロピアンクラッチ
●内藤哲也
《第9試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負》
〇辻陽太
19分50秒 マーロウクラッシュ⇒片エビ固め
●デビッド・フィンレー
※この試合の完全詳細版は、7月26日(金)発売の週刊ファイトに掲載されました。
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