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　2015年7月22日に放送された『Impact Wrestling』は、ディクシー・カーター社長から、番組を取り仕切る役目を任せられたブリー・レイが、次々とハードコアマッチをマッチメークした。もともと、ギミック上の異母兄弟チーム、ダッドリー・ボーイズの5男、ババ・レイ・ダッドリーとして伝説のハードコア団体ECWで活躍し、その後もハードコア系の試合を得意としていたブリー・レイらしい仕切りだった。

　特にメインのマット・ハーディとボビー・ルードのテーブルマッチは、現在、イーサン・カーターⅢが保持するTNA世界ヘビー級王座への挑戦権を賭けた戦いとなり、テーブルだけでなく鉄階段も使用しての乱打戦になった。しかし、この試合を決めたブリー・レイとはWWE時代にライバルとして何度もハードコアタッグ戦を行っていたマット・ハーディの方が、この手の試合には一日の長があり、最後は、場外のテーブルに叩き落して見事に勝利。これでマット・ハーディがイーサン・カーターⅢのもつ王座への挑戦が決定した。

■　Impact Wrestling　
日時：2015年7月22日（放送日）
場所：アメリカ・フロリダ州オーランド

＜TNA世界ヘビー級王座挑戦者決定テーブルマッチ＞
○マット・ハーディ
　テーブル葬
●ボビー・ルード

＜チェーンマッチ＞
○エリック・ヤング
　ピンフォール
●ロックスター・スパッド

＜ストリートファイトマッチ＞
○ブラム
　ピンフォール
●マグナス

電子書籍版はマット界舞台裏7月30日号WWE新日ROH茨城清志UFC佐野直万博巌流島DEEP大田区ヤンゴンONEに掲載されました。

【TNA危機情報はマット界舞台裏の巻頭記事が詳しいです】
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　存続危機にあるTNAを、GFWが買収する噂までも飛び出すが、ダブルJの後ろにはカントリー歌手の大物トビー・キースの財力があるだけに、TNAの行方と併せてなにがどう転ぶのか。

2015年マット界クライマックス！
世界がリアルタイムで繋がった元年、現場監督bookerやTVディレクター、やる側選手らの底なし沼へようこそ！
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