メインでKO勝ちした酒井秀信の為に集まったTEAM☆LEGENDのメンバー。安部康博(全日本キックボクシング連盟ヘビー級王者)、紅 闘志也(PK.1世界ムエタイ・スーパーウェルター級王者)、西山誠人(WFCA世界ムエタイ・ライト級王者)、山田隆博(全日本キックボクシング連盟フライ級王者)、黒田英雄(UKFキックボクシング世界スーパーウェルター級王者)、西島洋介(WBF世界クルーザー級王者)、 浦林 幹(J-NETWORKバンタム級王者)と竹山道場・竹山晴友館長(極真空手第16回全日本準優勝、MAキックミドル級王者)も勝利後リングにあがり酒井を祝福した。
格闘技、音楽、映像の融合をテーマに既存の格闘技イベントとは違ったスタイルにて2003年4月にスタートしたTRIBELATE。 試合は本格的プロマッチだけではなく、ちびっこキック、素人マッチ、MMAマッチなど様々な人たちに戦いのチャンスを与えるイベント色の強い大会で、今回48回目となる大会も盛況となった。
試合レポート&写真:鈴木雄一郎
■ 株式会社トライブレイト「TRIBELATE vol.48」
日時 2015年7月18日(土)開場17:00 開始17:30
会場 東京・新宿FACE
<第11試合 メインイベント キックボクシングルール68㎏契約3分3R>
○酒井秀信(TEAM☆LEGEND)
2RTKO 2分10秒 ※3ダウン
●エム・トリビュレート(スタジオ2000)左ミドルを打つ酒井に対し、様子を見ながら回るエム。次第に左ローを混ぜながら左ミドル、左ハイを打っていく酒井。エムは一向に手を出さずに様子を見ている状態だ。
2Rになると、エムはジャブを打ち右ロー。酒井は左ミドルと左ロー。エムをコーナーに詰めて左右フック連打で、エムからダウンを奪う。またも酒井はエムをコーナーに詰めてパンチ連打で2度目のダウンを奪う。立ち上がるエムに、酒井は容赦なくパンチを連打し、左ローを放ったところでレフェリーが試合をストップ。3度のダウンを奪い完勝した。
<第10試合 セミファイナル MMAルールスーパーバンタム級王座決定戦 5分2R>
○聖王DATE(Team DATE)
1RTKO 1分23秒 ※セコンドからのタオル投入
●木村ゆうや(ウォーワンチャイムエタイジム)前蹴りとサイドキックで木村を牽制する聖王。木村は右ローで応戦。木村が体制を崩したところに聖王がマウントポジションを取り、パウンドを落とす。ガードする木村だが、ガードをすり抜けて聖王のパウンドが木村の顔面にヒット。レフェリーが割って入り試合をストップ。ノーダメージの完勝を収め、王座を獲得した。
試合後、本来出場予定であったHPS DATEがマッチメーク不成立となり欠場となってしまったことが判明。リング上でHPS「11月23日のTRIBELATEディファ大会で、僕もMMAのタイトルに挑戦させて下さい。ベルトを獲得して、金野代表のハートを鷲掴みにします」とタイトル挑戦を要求。これについて金野代表は即諾せず、後日発表とした。
<第9試合 キックボクシングルールスーパーフェザー級 3分3R>
●菅原智丸(ネクサスジム)
判定0-3(28‐30、28-30、28-29)
○森翔太郎(アウルスポーツジム)
<第8試合 キックボクシングルール53㎏契約 3分3R>
○手塚崇貴(遊撃クラブ)
2RTKO 1分09秒 ※3ノックダウン
●NESMITH(K-1 GYM EBISU 小比類巻道場)
<第7試合 キックボクシングルール85㎏契約 3分3R>
○バイソン守(ネクサスジム/元TRIBELATEライトヘビー級王者)
1RTKO 2分45秒 ※3ノックダウン
●中川達彦(打撃武道我円)ゴングと同時に、バイソンは右フックでダウンを奪うと、立て続けに左フックで2度目のダウンを奪う。後がない中川は、起死回生のパンチ連打でバイソンに猛反撃。その中で放った左フックでバイソンからダウンを奪い返す。ここまでわずか30秒の出来事であった。あまりにもスピーディーすぎる展開に場内からどよめきの声が上がる。中川の右ストレートがクリーンヒットするもバイソンは倒れない。すると、バイソンもお返しにと言わんばかりに右フックをクリーンヒットさせる。やがてパンチの打ち合いとなり乱打戦へ。コーナー際で放ったバイソンの左ストレートが中川の顎をとらえ、3回のダウンを奪い試合を決めた。
<第6試合 キックボクシングルール60㎏契約 3分3R>
●唐沢祐太郎(神-Kaze)
判定0-3(27-30、27-30、28-30)
○誠哉(タイガーゲートGYM)
<第5試合 下剋上マッチ 2分2R>
○戸上祐一(株式会社ルーチェ会長)
判定3-0(20-18 20-17 20-18)
●若旅祐亮(セントラルジム)
<第4試合 MMAルール65.7㎏契約 5分2R>
○DARANI DATE(Team DATE)
2RTKO 1分25秒 レフェリーストップ ※三角締め
●岡田裕太(ウォーワンチャイムエタイジム)
<第3試合 おやじファイト60㎏王座決定戦 2分3R>
○龍神(ウォーワンチャイムエタイジム)
判定3-0(三者共29-28)※龍神がおやじファイト60kg級王座に就く
●並木誠(東京KBA)互いにゆったりとした構えから、様子を見る状態が続く。並木が右ミドルを打っていく。龍神も右ミドルを返すが、並木が龍神をコーナーに詰めてパンチ連打。2Rになると、左右ローを連打する龍神。並木が前に出たところに龍神の右フックが並木をとらえ、並木の腰がオチる。龍神は立て続けにパンチを連打し並木からダウンを奪う。3Rになると、両者共にスタミナを消耗したのか、アグレッシブさが見れず、首相撲の展開が目立った。判定の結果、龍神が勝利し、おやじファイト60kg級王座に就いた。
<第2試合 キックボクシングルールスーパーライト級 3分3R>
●寺西泰幸(TSK JAPAN)
1RTKO 1分17秒 ※レフェリーストップ
○SUMIYA(フリー)
<第1試合 キックボクシングアマチュアルール 70㎏契約 2分2R>
●長谷英史(フリー)
3RTKO 3R1分17秒 ※レフェリーストップ
○出口正蔵(フリー)
<オープニングファイト第4試合 ジュニア30kg契約 90秒3R>
△市川颯人(パワーオブドリーム)
引分0-1(29-29、29-30小岩、30-30)
△小岩生玖(ウォー ワンチャイムエタイジム)
<オープニングファイト第3試合 ジュニア40kg契約 90秒3R>
△大村修輝(パワーオブドリーム)
引分0-1(29-29、29-30諏訪、29-29)
△諏訪こうと(ウォーワンチャイムエタイジム)
<オープニングファイト第2試合 ジュニア45kg契約 90秒3R>
●澤口皓太(パワーオブドリーム)
1RTKO 1分11秒 ※レフェリーストップ
○浦橋ひろかず(ウォーワンチャイムエタイジム)
<オープニングファイト第1試合 ジュニア30kg契約 90秒3R>
●諏訪たいあ(ウォーワンチャイムエタイジム)
判定0-3(28-30、29-30、28-29)
○加藤天翔(パワーオブドリーム)
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