7・12「TENKAICHI with BEST GYM」公式試合結果!マキシマム ザ 僚君がメインで勝利!

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 7月12日に開催された興行「TENKAICHI with BEST GYM」の試合結果の主要試合のレポートと写真が団体より発表された。

■ ワイルドシーサー&BEST GYM主催「TENKAICHI with BEST GYM」
日時:7月12日(日)
会場:沖縄・那覇・ナムラホール .

<Fight 12 Main Event 3 TENKAICHI MMA ウェルター級(77.1kg)王座決定戦 5分2回戦(延長なし/マスト判定)>
〇マキシマム ザ 僚君(京都政拳会/TENKAICHI MMA ウェルター級1位、ROFCウェルター級王者、STRIKERライトヘビー級王者)
 判定2-1 ※僚君を新王者に認定。
●仲西 琉一(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/TENKAICHI MMA ウェルター級3位)

田嶋はるのWPMF世界王座奪取や砂辺光久の連勝記録更新などで勢いに乗るCROSS×LINEが、5月31日にTENKAICHI MMA フライ級王者の山城雄太に続く、仲西琉一がTENKAICHI王座獲りに挑戦するメイン。
相手はすでにMMA三冠王と実績十分のマキシマムザ遼君。
開始から打撃で激しく打ち合う両雄。
遼君の技の多彩さとコンビネーション、スピードは流石だが、それを冷静な仲西は抜群の距離感で見切り、思い切りのいい右スイングを合わせる。
打撃からの組み技でも仲西が優位に立ったようでありながら、粘り腰の強い遼君は強引な首投げで最終的に上を奪いテイクダウン。袈裟固めから片腕で細かなパウンドを振るう場面が目立つ。
第2ラウンドは仲西が上手く遼君の打撃をかわし右拳を当てる展開が目立つ。
遼君は必死に前に出るが仲西がこれを空転させる印象。
だが、試合終了間際に打撃をクリーンヒットさせ仲西が崩れ落ちたところでゴング。
判定は非常に微妙ながらスプリットとなり遼君が接戦をものにした。
マイクを握った新王者は「これで勝ったとは思っていない」
「俺がこのベルトの価値を上げる」と謙虚ながら力強いことばでイベントを締めた。

<Fight 11 Main Event 2 ヘビー級 3分2回戦 TENKAICHI KICK ルール>
〇ヒロヤ・デラックス(ワイルドシーサー沖縄/TENKAICHI MMA ヘビー級3位、TENKAICHI KICK ヘビー級2位、INNOVATIONヘビー級2位)
判定3-0
●瀧川 翎(RKS瀧川道場/K-1 JAPAN GP 1998 第3位)

若かりし頃は空手と柔道の天才児として勇名を馳せ、怪力無双の一撃でTENKAICHI KICK ヘビー級王者のFREDを二度までのKOで下したことのあるヒロヤは、 「練習など女々しい行為」とほぼ生業のもずく漁の運動だけでリングに上がるあまりにも個性豊かな“闘う海人”だ。
対するは、K-1やヘビー級ボクシングでキャリアの高いベテラン、瀧川。丁寧なジャブや突き刺さるような左ミドルキックのオーソドックスな攻撃で瀧川が最重量級ながら丹念に試合を組み立てる中、ヒロヤはお構いなしに前に出て剛腕を振るう。
時として似つかわしくない鋭い下段蹴りや後ろ回し蹴りを繰り出すが、これらは全てヒットし当て感の良さを窺わせる。
だが、試合のイニシアティブを握るのは瀧川かといった印象で迎えた第3ラウンド。
右の大振りをかわされても構わず続く左を強振するヒロヤの一撃がクリーンヒットすると数メートル後ろにぶっ飛ぶように瀧川がダウン。
この豪快な一発で流れを変えたヒロヤが攻勢に出てとどめを刺しにかかるが、そこでゴング。
実にヘビー級らしい豪快な展開でヒロヤが大きな1勝をゲットした。

<Fight 10 Main Event 1 日米5×5マッチ大将戦 ヘビー級 3分2回戦 TENKAICHI MMA ルール>
●THAT GUY(アメリカ/ワイルドシーサー沖縄/TENKAICHI MMA ヘビー級王者)
 判定0-3
〇大番“℃-BOY”高明[オオバン・シーボーイ・タカアキ](日本/パラエストラ広島/GLADIATOR ヘビー級王者)

「日米5×5マッチ」と銘打たれた国際対抗戦は、 激戦の連続オールKO(TO含む)でアメリカの3勝1敗と勝利を確定するが、TENKAICHIの名物王者“アメリカンヒーロー”THAT GUYがガッチリと勝利して、これを印象付けたいところ。
だが、広島から乗り込んできた大番はあんこ型でほのぼのとした外見にそぐわず、攻撃的で立っても寝てもバランスの良い実力者だった。
かなり大味なパンチで前に出るTHAT GUYは、そこから組み付いてからが本領。
アマレス州王者だった組み強さは流石で大番を寝かせてはパウンドを狙う。
だが、寝技の上手さで体を入れ替えることに成功した大番はサブミッション狙いでTHAT GUYを窮地に追い込む。
MMAでは短い3分2回戦が終了すると物足りなげではある両者。
これはマスト判定だった為、試合は大番が物にして金星を手中にした。

<Fight 9 日米5×5マッチ副将戦 ミドル級(72.6kg) 3分2回戦 TENKAICHI KICK ルール>
〇マーカス・スミス(アメリカ/ミリタリー・アライアンス/TENKAICHI KICK ミドル級2位)
 2R 2分7秒 KO
●tomo(日本/天下一道場沖縄/TENKAICHI KICK ミドル級5位)

<Fight 8 日米5×5マッチ中堅戦 85kg契約 3分2回戦 TENKAICHI KICK ルール>
〇赤 李(日本/神風塾)
 2R 2分40秒 KO
アントニオ・スミス(アメリカ/天下一道場沖縄)
 
<Fight 7 日米5×5マッチ次鋒戦 ウェルター級(77.1kg) 3分2回戦 TENKAICHI MMA ルール>
与那城JAPAN(日本/シャイン沖縄/TENKAICHI KICK ミドル級3位)
 1R 1分19秒 チョークスリーパーホールド
〇イケ“ザ・ビースト”クリス(アメリカ/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)

<Fight 6 日米5×5マッチ先鋒戦 75kg契約 3分2回戦 TENKAICHI KICK ルール>
●SAKAE(日本/シャイン沖縄/TENKAICHI KICK ミドル級9位)
 2R 1分22秒 KO
〇ロペス(アメリカ/天下一道場沖縄)

<Fight 5 フェザー級(57.2kg) 3分2回戦 TENKAICHI KICK ルール>
△鉄弥(シャイン沖縄/TENKAICHI KICK フェザー級5位)
判定0-1
△駿澄(アスキジム)

<Fight 4 68kg契約 3分2回戦 TENKAICHI KICK ルール>
〇すなお(BEST GYM)
 1R 2分0秒 KO
●ゆうま(フリー)

<Fight 3 58kg契約 3分2回戦 TENKAICHI MMA ルール>
〇末吉 竜馬(Theパラエストラ沖縄)
 1R 2分4秒 KO
●竜之助(尚真ジム)

<Fight 2 フェザー級(57.2kg) 3分2回戦 TENKAICHI KICK ルール>
〇大夢(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)
 判定2-0
●アレス龍威(ワイルドシーサーコザ)

<Fight 1 60kg契約 3分2回戦 TENKAICHI KICK ルール>
〇RYOTA(BEST GYM)
 2R 1分20秒 KO 
●優己(フリー)

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