キック＆ムエタイ王者レギン・アーセル1王座陥落！手塚裕之5連勝 内藤大樹リベンジ失敗 ONE Fight Night 21

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　4月6日（現地時間）タイ・バンコクのムエタイ2大殿堂スタジアムのひとつルンピニーで、前夜4月5日同会場開催の「ONE Lumpinee/FRIDAY FIGHTS 58」に続き「ONE Fight Night 21」(米国のゴールデンタイム4月5日17:00～20:00頃に合わせた為、ファイト・ナイトの大会名となっている。)が開催された。メインはONEライト級キック＆ムエタイの同時2競技制覇王者レギン・アーセルがダウンを奪われ判定敗けで5度目の王座防衛に失敗。サバットをベースとしたONE2戦目のアレクシ・ニコラ（フランス/トップ写真）が新王者となった。ONEサブミッション・グラップリング・ウェルター級タイトルマッチでは、ルオトロ兄弟の兄タイ・ルオトロ（米国）が裸締一本勝で初防衛に成功。日本から参戦の栃木県米農家“ジャパニーズ・ビースト”手塚裕之はタップを奪う一本勝利でONE5連勝（KO or SUB）。ONEキックボクシングフライ級ランカーの内藤大樹は判定敗となった。

パフォーマンスボーナス5万USD（約7,580万円）を獲得したケイド・ルオトロ（米国）タイ・ルオトロ（米国）ベン・タイナン（カナダ）の3選手

階級
ヘビー級：102.2～120.2㎏/225-265lbs
ライトヘビー級：93.1～102.1㎏/205-225lbs
ミドル級：84.0〜93.0㎏/185-205lbs
ウエルター級：77.2〜83.9㎏/170-185lbs
ライト級：70.4〜77.1㎏/155-170lbs
フェザー級：65.9〜70.3㎏/145-155lbs
バンタム級：61.3〜65.8㎏/135-145lbs
フライ級：56.8〜61.2㎏/125-135lbs
ストロー級：52.3〜56.7㎏/115-125lbs
アトム級：47.7〜52.2㎏/105-115lbs

■ ONE Fight Night 21
日時：2024年4月6日　配信時刻 ICT 9:00/JST 11:00 /　4月5日EST 20:00　PST 17:00
U-NEXT配信URL；https://video.unext.jp/freeword?query=ONE+Fight+Night+21&lc=LIV0000004834 5月5日 23:59まで視聴可
会場：タイ・バンコク　ルンピニー・スタジアム

＜第10試合　ONEライト級（※77.1kg）キックボクシング 世界タイトルマッチ 3分5R＞
●レギン・アーセル（スリナム）Regian Eersel-169.50lbs, 1.0203
　判定0-3
○アレクシ・ニコラ（フランス）Alexis Nicolas -169.50lbs, 1.0066
※アレクシ・ニコラが新王者

　ONEライト級キック＆ムエタイの同時2競技制覇王者レギン・アーセルだったが、2R右フックでダウンを奪われ判定敗。5度目の王座防衛に失敗した。

＜第9試合　ONEサブミッション・グラップリング　ウェルター級タイトルマッチ　10分1R＞
○タイ・ルオトロ（米国）Tye Ruotolo -184.25lbs, 1.0040　
　SUB　4分43秒　裸締め
●アイザック・ミシェル（豪州）Izaak Michell-184.00, 1.0207
※タイ・ルオトロが初防衛に成功

　タイ・ルオトロの弟ケイドもONEライト級サブミッション・グラップリング王者という兄弟揃っての王者。裸締でタップを奪い、ONE参戦6連勝（2SUB）でタイトル防衛に成功、第5試合に出場したケイドも1本勝で兄弟揃ってパフォーマンスボーナスを獲得した。

＜第8試合　ONEムエタイ　バンタム級⇒146.5ポンド（66.45kg)契約 3分3R＞
○スーブラック・トー・プラン49（タイ）Suablack Tor Pran49-145.00lbs, 1.0107
　判定3-0
●ウラジーミル・クズミン（ロシア）Vladimir Kuzmin -146.50lbs, 1.0248
※ウラジーミル・クズミンがハイドレーションテストをパスするも、体重超過。クズミンはファイトマネーの25％をスーブラックに渡す。

＜第7試合　ONE MMA ヘビー級　5分3R＞
○ベン・タイナン（カナダ）Ben Tynan -259.25lbs, 1.0248
　1RTKO　2分36秒　※グランド状態でのパウンドによるレフェリーストップ
●デューク・ディディエ（豪州）Duke Didier -251.00lbs, 1.0057

＜第6試合　ONEムエタイ　フライ級 3分3R＞
●ジェイコブ・スミス（英国）Jacob Smith-135.00lbs, 1.0128
　判定0-3
○デニス・ピューリック（カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ）Denis Puric-134.50lbs, 1.0074

＜第5試合　ONEサブミッション・グラップリング　180lbs（81.64kg) 契約　10分1R＞
○ケイド・ルオトロ（米国）Kade Ruotolo -178.25lbs, 1.0036
　SUB　4分48秒　※裸締
●フランシスコ・ロー（ブラジル）Francisco Lo -176.50lbs, 1.0199

＜第4試合　ONEキックボクシング　フライ級⇒136ポンド（61.68kg）契約 3分3R＞
○デッドゥアンレック・ティーデ99（タイ/ONEムエタイフライ級3位）Dedduanglek Tded99 -136.00lbs, 1.0229
　判定3-0
●内藤大樹（日本/BELLWOOD FIGHT TEAM/ONEキック・フライ級3位）Taiki Naito　-134.25lbs, 1.0009
・シュートボクシング日本スーパーバンタム級（55kg）王座
※デッドゥアンレックがハイドレーションテストを合格するも、体重超過の為、136ポンド契約。デッドゥアンレックはファイトマネー30％を内藤に渡す。

　昨年2023年7月21日「ONE Lumpinee 26/ONE FRIDAY FIGHTS 26」ではムエタイルールで敗退している内藤がキックボクシングルールでのリベンジ戦は、内藤がパンチ・ロー・デッドゥアンレックがミドルキック・膝での削り合いのような展開となり、ミドルキックの印象点でデッドゥアンレックが判定勝でリベンジを阻んだ。

採点表

＜第3試合　ONEウェルター級（※83.9kg）5分3R＞
○手塚裕之（日本/ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC）Hiroyuki Tetsuka defeats 183.75lbs, 1.0191
・パンクラス・ウェルター級王座
　2RSUB 3分34秒　※north-south choke/ノースサウスチョーク
●ヴァミール・ダ・シウバ（ブラジル）Valmir Da Silva　183.50lbs, 1.0070


　5連続KO or SUBのフィニッシュ勝利を飾った手塚には、インタビュータイムに「クリスチャン・リーはどこだ？彼は自分の階級（ウェルター級）の王者です。タイトルマッチをやらせてほしい！」とアピールした。一本での連勝だが今回もボーナスは授与できなかった。

＜第2試合　ONEムエタイ　116ポンド(52.61kg)⇒ストロー級 3分3R＞
○ソンチャイノーイ・ゲッソンリット（タイ）Songchainoi Kiatsongrit – 120.25lbs, 1.0241
　判定3-0
●ニコラス・レイテ・シウバ（ブラジル）Nicolas Leite Silva -125.00lbs, 1.0140
※両選手がハイドレーションテストを合格するも体重超過の為。ストロー級に変更。

＜第1試合　ONE MMAバンタム級　5分3R＞
○ジェレミー・パカティウ（フィリピン）Jeremy Pacatiw -144.25, 1.0124
　1RSUB 2分07秒　※裸締
●ワン・シュオ（中国）Wang Shuo-142.75, 1.0066