（C）ONE Championship
4月5日（金）タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONEルンピニー/フライデーファイツ58：スーパーボン vs.グレゴリアン Ⅱ』。メインは、過去1勝1敗五分の星を残す1位スーパーボン（タイ）が2位マラット・グレゴリアン（アルメ二ア）に判定勝でONEキックボクシングフェザー級暫定王者となり、正規王者チンギス・アラゾフ（アゼルバイジャン/ベラルーシ）とムエタイ同級王者タワンチャイ・PK・センチャイ（タイ）と対戦してフェザー級打撃王座を統一したい！と語った。
日本から初参戦4選手は、麻火佑太郎（PHOENIX）がラジャダムナン ＆ WBCムエタイ王座獲得、2015年MVP、ONEルンピニーシリーズ8連勝（2KO）中のセクサン（タイ）から2Rパンチでダウンを奪い殊勲の判定勝。新城紘平は、隻腕キックボクサー ジェイク・ピーコック（カナダ）の蹴り技と左パンチ、肘から欠損した右腕での攻撃に後手にまわり判定敗。第1試合では石井寿来（ウォーワンチャイプロモーション）vs.片島聡志（Kick Life）という何故？という日本から招聘しての同国人同士の一戦は、技術的に上回る石井が先手をとり3-0判定勝となった。
パフォーマンスボーナス35万バーツ（約145万円、約9500 USD）を獲得した左から第5試合シャドウ・シンハ・マウイン（タイ）35万x2=70万のダブルボーナス、第7試合ナックロップ・フェアテックス（タイ）とムアンタイ・PK・センチャイ（タイ）の好試合を演じた両選手と計3選手が獲得した。
階級
ヘビー級：102.2㎏〜120.2㎏
ライトヘビー級：93.1㎏〜102.1㎏
ミドル級：84.0㎏〜93.0㎏
ウエルター級：77.2㎏〜83.9㎏
ライト級：70.4㎏〜77.1㎏
フェザー級：65.9㎏〜70.3㎏
バンタム級：61.3㎏〜65.8㎏
フライ級：56.8㎏〜61.2㎏
ストロー級：52.3㎏〜56.7㎏
アトム級：47.7㎏〜52.2㎏
■ ONE Lumpinee/Friday Fights 58 : Superbon vs. Grigorian II
日時:2024年4月5日(金)19:30/21:30（日本時間）
会場:タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
主催:ONE Championship
配信:U-NEXT https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000004833 見逃し配信準備完了次第〜5月4日 23:59まで
＜メインイベント第10試合 ONEキックボクシングフェザー級 暫定王座決定戦 3分5R＞
○スーパーボン・シンハ・マウイン（タイ/1位）Superbon Shinga Mawynn
・元ONEフェザー級キックボクシング王者
判定3-0
●マラット・グレゴリアン（アルメ二ア/2位）Marat Grigorian
・K-1 WORLD GP 2015 ～-70kg初代王座決定トーナメント王者
序盤スーパーボンがジャブ、前蹴り、蹴り・膝で前に出るグレゴリアンを遮断するが中盤3Rくらいからプレッシャーをかけ続けられた疲労からかスーパーボンも被弾。4・5Rと削り合うような消耗戦となり、3-0のユナニマス判定3-0でスーパーボンが勝利したが内容的には接戦だった。
＜第9試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R＞
○ノンオー・ハマ（タイ） Nong-O Hama
判定3-0
●クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ（タイ）Kulabdam Sor Jor Piek Uthai
＜第8試合 ONEムエタイ 142ポンド（64.41㎏）契約 3分3R＞
●セクサン・オー・クワンムアン（タイ）Seksan Or Kwanmuang
・ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者
・WBCムエタイ世界ライト級王者
・2015年ラジャダムナンスタジアムMVP
判定0-3
○麻火佑太郎（日本/PHOENIX）Yutaro Asahi
＜第7試合 ONEムエタイ フライ級 3分3R＞
●ムアンタイ・PK・センチャイ（タイ）Muangthai PK Saenchai
判定1-2
○ナックロップ・フェアテックス（タイ）Nakrob Fairtex
＜第6試合 ONEムエタイ 134ポンド（60.78kg）契約 3分3R＞
●ジャオスイヤイソー・ソー・デチャパン（タイ）Jaosuayai Mor Krungthepthonbur
判定0-3
○ゴントーラニー・ソー・ソンマイ（タイ）Kongthoranee Sor Sommai
ONEルンピニーシリーズ7連勝、通算8勝（3KO）1敗で本戦契約となったゴントーラニー・ソー・ソンマイ（タイ）は10万USD（約1,500万円）を獲得
＜第5試合 ONEムエタイ フェザー級 3分3R＞
○シャドウ・シンハ・マウイン（タイ）Shadow Singha Mawynn
・ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者
3RKO 53秒 ※右キック2連打
●エリック・ヘアー（スウェーデン）Erik Hehir
＜第4試合 ONEムエタイ 126ポンド（57.15kg）契約 3分3R＞
○コンペット・フェアテックス（タイ）Kompet Fairtex
判定3-0
●ゴンチャイ・チャナイドンムラン（タイ）Kongchai Chanaidonmueang
＜第3試合 ONEムエタイ バンタム級 3分3R＞
○ジェイク・ピーコック（カナダ）Jake Peacock
判定3-0
●新城紘平（日本/TEAM First Star）Kohei Shinjo
胎内にいるとき、胎盤の羊膜が右腕に巻き付き成長することが出来ず、右腕が切断状態というハンディを背負って産まれてきたが、足技と、切断された右腕を生かしたショートレンジのパンチ連打を武器に勝星を重ね、昨年11月25日 MTWC（MUAY THAI WORLD CUP） Road to One カナダ大会で勝利してONEと契約したジェイク・ピーコック（カナダ）は、ハンディをものともしない闘いで完勝。
＜第2試合 ONEキックボクシング ストロー級 3分3R＞
●アリーフ・ソー・デチャパン（タイ / マレーシア）Aliff Sor Dechapan
判定0-3
○ジャン・ペイメン（中国）Zhang Peimian
中学生でデビューして中国の神童・那須川天心ともいわれたジャン・ペイメン（中国）は、2022年10月21日「ONE162」でONEキックボクシング・ストロー級王座決定戦でジョナサン・ディベラ（カナダ / イタリア）に判定敗け、昨年の前戦「ONE FIGHT NIGHT 16」もルイ・ボテーリョ（ポルトガル）に判定敗けで後退していたが、今回上背で優るアリーフを序盤からインファイトでのボディ攻撃で攻勢をかけ判定勝
＜第1試合 ONEムエタイ 122ポンド（55.33kg）契約 3分3R＞
○石井寿来（日本/ウォーワンチャイプロモーション）Jurai Ishii
・スックワンキントーンフライ級王者
・元WMC日本フライ級王者
判定3-0
●片島聡志（日本）Satoshi Katashima
・元WPMF日本スーパーフライ級王者
・元WPMF世界スーパーフライ級王者
