［週刊ファイト2月8日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼PLE直前NXTダスティ杯メロ&トリック決勝へ チェイスU女子入学再興
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■　WWE NXT
日時：1月30日（現地時間　日本WWEネットワーク木曜以降）
会場：米フロリダ州オーランド　Capital Wrestling Center

　『ダスティ・クラシック』の準決勝、LWO（ラテン・ワールド・オーダー）のホアキン・ワイルド&クルス・デル・トロが、人気上昇中のトリック・ウィリアム、すでにSmackDown所属になっているカーメロ・ヘイズと対戦するカードは、ケツこそわかっていたにせよ、質の高いレスリングでNXTフォロワーを喜ばせたと思う。最後はジャンボ鶴田を思わせる打点の高いトリックのジェンピング・ニーにホワキンが沈んだ。

　LWOが残ったままのリングにNXT北米王者オバ・フェミが暴れ出し、再戦が決まっているドラゴン・リーが救出に出てくるも、大型黒人の暴走は止まらない。はい、テネシー遠征での現地日曜夜『ベンジェンスデイ』直前回です。

　女子王者ライラ・ヴァルキュリアに恋心を燃やし、ツーショット写真を額に入れていてライラ本人は気持ち悪がっているティタム・パクスリーが、ロクサーヌ・ペレスと対戦するカードも。ライラが実況に座るお膳立ての中、『ロイヤルランブル』にも顔見世を果たしたロクサーヌがポップロックで勝利。『ベンジェンスデイ』で挑戦するライラと睨み合うのは当然であります。

　おっとしゃべれるじゃないかとなったエレクトラ・ロペス、同じラテン系ながら仲間割れとなった新鋭ローラ・バイスとシングル戦。気の強そうなラテン女同士の対決なんだが、自称・格闘家のローラの回し蹴りでの勝利にしてました。ふ～ん、首脳陣はローラをプッシュなのか・・・。

　期待してなかったのに濃い内容で満足させたのはブライアン・ピルマンjr.のレクシス・キングとリッジ・ホランドのシングル戦だ。同じ英国のガラスが介入してきたから、レクシスのコロネーションが決まるだけでなく、試合決着後もホランドの足を椅子に挟んでガツンと、ガラスが同胞を痛めつけてました。

　アンドレ・チェイス校長のギャンブル癖によるチェイス大学の財政難からの廃校の危機のドラマ、今週が完結編です。
　なんとジェシー・ジェインが大量の女子選手（番組用にはカレンダーのモデル設定らしい）を新たにリクルートしてきて、晴れて存続となるのでありました。これはもちろん、米国では女子部なら圧倒的にNo.1を自負するNXTが、またまた大量採用していることのアピールでもあります。さて、新たなスターが新規入学生から出てくるのでしょうか。乞うご期待なのでありました。