[週刊ファイト1月4-11日合併号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼RIZIN9度目大晦日!地上波放送なく世界との差拡大下のさいたまSA満杯
平本蓮YA-MAN遺恨沸騰 堀口恭司プロポーズ朝倉海バンタム級王者
photo & text by タダシ☆タナカ 松橋隆樹 ケーシー
・堀口恭司Rizinフライ級戴冠プロポーズもBellatorリリース可能性示唆
・アーチュレッタ計量超過⇒朝倉海2R仕留めバンタム級王座日本に戻る
・パッキャオ年内試合組めずメイウェザー戦も 榊原「東京ドームは無理」
・クレベル・コイケ3R斎藤裕締めポルトガル語会見RIZIN契約終了強調
・会場沸かせたYA-MAN気負い過ぎ0-3泣き崩れる!冷静だった平本蓮
・告知3・23神戸ワールドRENA他5・6有明アリーナ鈴木千裕-金原正徳
・伊澤星花2R締殺!会見では他競技転向示唆?山本美憂引退試合・・・
■ にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45
日時:12月31日(日)
会場:さいたまスーパーアリーナ チケット完売23013人満員御礼
中継:ABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 Club、RIZIN LIVE(前売6,000円/当日6,600円/アーカイブ3,300円)、スカパー(6,600円)
RIZINにとって9度目の大晦日。昨年度はベラトールとの対抗戦だったが、そのベラトールはPLEに買収されてしまい大枠の括りはない。ましてや地上波放送もなくなって久しいのだが、さいたまスーパーアリーナはチケット完売の23013人満員御礼となり、2023年シーズンのフィナーレに相応しく大会は充実内容回になった。
堀口恭司Rizinフライ級戴冠プロポーズもBellatorリリース可能性示唆
<第17試合 MMA RIZINフライ級57kg 初代王者決定戦 5分3R>
○堀口恭司(アメリカントップチーム/元RIZIN・ベラトール・修斗世界バンタム級王者、元UFCフライ級3位)
2R 3分44秒 リアネイキッド・チョーク
●神龍 誠(神龍ワールドジム/DEEP&CFFCフライ級王者)
神龍 誠
「1R、やれるなぁと思ったが、2Rのパンチ受けてから焦った。プランが狂った。怪力と聞いていたが、そうは思わなかった。汗ですべってバックチョークが入ってしまった。1Rは取ってたと思ったが、そこからが経験値の差が出た。やりかえすまで、Topチームにはいかない」。
神龍は確かに強いんだけど応援したいと思えないのはなぜだろうか? 無理にきついコメントしなくても実力で勝負すればもっとファンが増えると予想するのだが。
堀口と神龍の差は経験値だと思うので、いろんなところで試合を経験していってほしい。変わることを期待。
勝った堀口の天下は当分続く。フライ級で強い選手を倒していってほしい。
試合後のプロポーズ大作戦は女子堀口ファン以外は全員が祝福したと思う。こんないい気分になった大晦日は今後ないのでは。会場で観戦できて本当に感謝する。
こんな神興行は今までなかった。今年のRIZINから目が離せない。
ご存知のように7月30日の『超RIZIN』では新設されるBELLATORフライ級王者決定戦だったのが、事情が変わってRIZIN名義のフライ級王座に。
▼アクシデントではあるも神龍誠「見えない」堀口恭司25秒ノーコンテスト
堀口恭司
「神龍、身体のねばり強さはある」。
「指輪はハワイで選んで購入」。
「トップチームに来いと誘ったんだが・・・。
「この一年(海外との)差は開いていると思っている」。
ベラトールがPLEに買収されて・・・「PLEは軽い階級ないんでリリースされる可能性はある。新婚生活はアメリカでしたいが、ビザの問題もあるのでどうなるのかわからない」。
タレント川村那月(なつき)さん、普段は「(本名の)なお きょうじ」と呼び合っているそうで、2月3日に日本で結婚式だそうです。
アーチュレッタ計量超過⇒朝倉海2R仕留めバンタム級王座日本に戻る
<第16試合 MMA RIZINバンタム級61kg タイトルマッチ 5分3R>
[王者]●フアン・アーチュレッタ(米ザ・トレーニングラボ、HBアルティメット&グレイシーバッハ/ベラトール3位・元王者)
2R 3分20秒 グラウンドパンチ⇒レフェリーストップTKO
[挑戦者]○朝倉 海(JAPAN TOP TEAM/元RIZINバンタム級王者、元THE OUTSIDER 55-60kg級王者)
※戻し68kgの規定体重をクリアしたので試合成立
※体重超過によるレッドカード
※1R終了ゴング後の攻撃イエロー
アーチュレッタ「成立させるためにやってきた。あなた方がこの試合を見る権利がある」と。
「彼はフィニッシャー! タイミングが素晴らしい。腹を壊した。月曜から変で。最初は長時間のフライトかと思ったんだが・・・。火曜に16時間も寝たんだが・・・熱もあった。金曜、最後の水抜きで汗が出なくなった。
キャンセルの選択肢はない。チャンピオンの責任を負う。
2Rスタンディングにシフトしたのはレッドカードもあったからやるしかなかった」。
1時間前に戻し68kgの制約が影響したか? 「あるかもだけど、あんまりそれは・・・」。
朝倉 海
「アーチュレッタはデカかった。久しぶりにパンチを多く受けた。ボクの中では海外に挑戦したいもある」。
Japan Top Team三連勝・・・「優秀なコーチが揃って名前に恥じないジムになった」。
体重問題・・・朝になっても決まってない。なんとか成立させたいと思った。
50%の減点というのは、ダメージとか、アグレッシブ性とかの全体の評価において100から引くものである。
大会の試合順が発表となり、バンタム級タイトルマッチがコメインになった段階で、海が勝つと確信した。大晦日三連敗はいずれもメインの重責を背負っての敗戦。メインじゃなければ実力をフルに出せると思ったからだ。
今回はアーチュレッタが計量失敗から思いっきりヒールになり、ゴング後の猛攻撃にもなった。海がこれでUFCで通用するかどうかは何とも言えないが、今年挑戦しないともうチャンスがなくなるような気がする。ただ、自身は減量に苦しむことがなかったようで、さらに下げても生けるとの発言があった。