[ファイトクラブ] 新日House of Torture乱入もノア信者EVILに「帰れ!話長ぇんだよ」

[週刊ファイト12月28日-新春号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼拳王、征矢学とのGHC前哨戦制し感謝のマイクに後楽園クソヤロー共熱狂
 新日House of Torture乱入もノア信者EVILに「帰れ!話長ぇんだよ」
 photo & text by 山下達也  w/編集部編
・20分超えメイン制し、チャンピオン拳王が締め後楽園爆発のフィナーレ
・G·L·G勝利後に新日プロH·O·Tがリングを占拠、6対6全面戦争を要求
・丸藤正道、小峠篤司に苦戦もカミゴェによく似た新必殺 神・虎王で決着
・新鋭ベテランまでテクニシャン揃う中タイタス・アレクサンダーが光放つ
・欠場アレハンドロ躍動TERRY YAKI古株エクストリーム・タイガーに金星
・齋藤彰俊33周年N-1王者潮崎豪、谷口沈め好調アピール小島聡戦へ
・ジュニア職人対決は好勝負!軍配ムイビエン大原はじめ8分+Hi69戦
・第1試合デビュー5ヶ月大和田侑タッグ戦抜群のセンスと成長を見せる


 プロレスリング・ノア本年最後の後楽園ホール大会が行われた。セミファイナル終了後に新日本プロレスHouse of Torture(H·O·T)の登場により、清宮海斗や大岩陵平が襲撃されるサプライズも。丸藤正道の飯伏幸太戦に向けたシングルマッチ(vs. 小峠篤司)、メインに拳王と征矢学が絡むGHC前哨戦など、ほぼ純血に近いメンバーでの開催となったが、有明アリーナ大会に向け気合いの入った選手、満足度の高い内容に集まったお客の大きな声援が飛び交った。

■ プロレスリング・ノア STAR NAVIGATION 2023
日時:12月20日
会場:後楽園ホール 観衆688人(主催者発表)

20分超えメイン制し、チャンピオン拳王が締め後楽園爆発のフィナーレ
<第8試合 60分1本勝負>
○拳王 杉浦貴 藤田和之
 21分35秒 サムソンクラッチ
●征矢学 マサ北宮 稲葉大樹

 GHC王座戦の前哨戦、常に好調をキープしているチャンピオン拳王と、ジリジリ上げているチャレンジャー征矢学という印象だ。
 この日の拳王には藤田和之(初タッグ)、杉浦貴と頼もしいパートナーである。征矢学にはいつものマサ北宮と稲葉大樹が脇を固めた。

 試合は征矢学が強力トリオにつかまる時間が長かったが、パートナーのマサ北宮と稲葉大樹も奮闘。20分を超える激戦となり、後楽園ホールに集まったファンの熱気は凄かった。

 征矢学が拳王をスリーパーにとらえたが、サムソンクラッチに切り返され拳王が勝利。以前は敵対していた藤田和之ともガッチリ握手した。

 20分超えのメインを制したチャンピオン拳王がマイクで締めた。

「今年最後の後楽園ホール大会に来てくれたクソヤロー共、本当にありがとうな。今年もあと一回だけだな。2023年、クソヤロー共がいたからここまで来れたぞ! 本当にありがとう! 今日、俺たちの試合の前に、誰か来ていたみたいだな? 有明大会、カードを見たら何処の団体のカードか分からないよな? でもな、このベルトは本物だよ! GHCがあればNOAHだよなあ! 丸藤飯伏! よく聞いておけよ! 俺と征矢で、これぞプロレスリング・ノアという試合を見せてやるからな」

G·L·G勝利後に新日プロH·O·Tがリングを占拠、6対6全面戦争を要求
<第7試合 8人タッグ戦30分1本勝負>
○ジェイク・リー LJ・クリアリー YO-HEY タダスケ
 15分55秒 バックドロップ⇒片エビ固め
清宮海斗 大岩陵平 近藤修司 ●宮脇純太


 清宮海斗と大岩陵平に、ここ最近師弟関係にある近藤修司と宮脇純太を加えたチームと、ジェイク・リー率いるG·L·Gの対決。久々に向かい合うジェイク・リーと清宮海斗。
 大岩陵平とLJ・クリアリーの因縁、集中砲火を浴びながらも必死に自力で乗り越える宮脇純太など、見どころの多いセミファイナルだったが・・・。


 試合後の新日本プロレスH·O·Tの総出の登場で場内はざわつく。
 聞き慣れないEVILのマイクに一人のノアファンが「話が長いんだよ」と野次を飛ばす。直ぐ様、EVILも「うるせぇ、黙って聞いてろ!」と返す。さらに有明は総出で行くから頭数を揃える要求をした。


 翌21日、プロレスリング・ノアより有明のカードが変更される。6vs.6イリミネーションマッチ(清宮海斗 海野翔太 大岩陵平 稲葉大樹 近藤修司 宮脇純太 vs. EVIL 成田蓮 高橋裕二郎 SHO 金丸義信 ディック東郷)と発表された。

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