二階級で新王者誕生!チェコ開催OKTAGON 50

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 12月9日(現地時間)にチェコ共和国オストラヴァで『OKTAGON 50: Keita vs. Samsonidse』が開催された。
 このオクタゴンはチェコ最大のMMA団体であり、欧州ではメジャー大会としてテレビ中継もされている。2016年6月にリアリティ番組「Oktagon Challenge」が開始された時に設立された。
 今大会はフェザー級、ライト級の二階級の王座決定戦が行われた。
 メインではフェザー級王座決定戦で、ロセネ・ケイタ対ニコ・サムソニデスで争われた。ケイダはベルギー国籍だが、アフリカ系移民で元暫定王者で破竹の12連勝していたが、前戦でマテ・サニキゼとの王座統一戦で足を負傷してTKO負けを喫している。サニキゼ王座返上に伴い空位となったフェザー級王座決定戦で再び正王者になるチャンスが与えられた。試合はサムソニデスが1Rはテイクダウンを奪ったものの、2Rの打ち合いでケイタの右フックが炸裂し、サムソニデスがダウンするとケイタが追撃のパウンド。レフェリーがストップし、ケイタが新王者となった。
 ライト級王座決定戦は、イワン・ブヒンジャー対ロナルド・パラダイザーのスロバキア人同士の対決。両者は過去にも試合をしており、その時はブヒンジャーがチョークで一本勝ちしている。しかし、今回はパラダイザーが激しく攻め、金網に相手を押し込むなど有利に試合を展開し、3R終了後、ブヒンジャーがダメージで、これ以上、試合を続けるのは不可能となり、パラダイザーがTKO勝ち。パラダイザーが新王者に輝いた。

■ OKTAGON 50: Keita vs. Samsonidse
日時:2023年12月9日(現地時間)
会場:チェコ共和国オストラヴァ

<フェザー級王座決定戦>
○ロセネ・ケイタ(ベルギー)
 1R 0分23秒 TKO
●ニコ・サムソニデス(ドイツ)

<ライト級王座決定戦>
○ロナルド・パラダイザー(スロバキア)
 3R 5分00秒 TKO
●イワン・ブヒンジャー(スロバキア)

<フェザー級>
○サミュエル・バーク(スウェーデン)
 判定
●イワン・ブヒンジャー(チェコ)

<ミドル級>
○マテイ・ペニャス(チェコ)
 1R 0分29秒 TKO
●オーレマグノール(ノルウェー)

<ライト級>
○ステファノ・カタコリ(英国)
 判定
●ヤン・シロキ(チェコ)