シーク・コンゴ判定勝ち！6・26『Bellator 139』+『Legacy FC 42』

(C)Bellator

　2015年6月26日にカンザス州マルベインで『Bellator 139: Kongo vs. Volkov』が開催された。
　今大会は王座戦こそ組まれなかったものの、メインには、前ヘビー級王者であるアレキサンダー・ヴォルコフとUFCから鳴り物入りで移籍してきて活躍しているシーク・コンゴが対戦するという豪華なカードが組まれた。現在、ヘビー級王者であるヴィタリー・ミナコフが政治家転向の動きもあり、1年以上試合をしないという状況だ。このヴォルコフもコンゴもすぐにでも挑戦出来る実績があるものの、共に前戦で敗れており、王座獲りに向けて連敗は許されない状況だ。試合は、ヘビー級らしいKO劇が期待されたが、コンゴがテイクダウンからグランドで上をキープする展開。ヴォルコフもスタンドでは膝蹴り、ローキックなどで攻め込む展開も見せるものの、やはりコンゴが上になりパウンドする展開が多く、判定でコンゴが勝利した。

　またセミファイナルには1998年からMMAを行っており、UFC、WEC、ベラトールとメジャー団体を渡り歩いているジョン・アレッシオが、ベラトール育ちと言ってもよいデヴィッド・リッケルズと対戦。だが、試合はリッケルズがグラウンド状態のアレッシオの頭へヒザ蹴りの反則でノーコンテンストとなる残念な結果となった。
　また、日本とフランスのハーフである加藤久輝も登場、見事なKOでベラトール初陣を飾った。

■　Bellator 139: Kongo vs. Volkov
日時：2015年6月26日
場所：アメリカ・カンザス州マルベイン　

＜ヘビー級＞
○シーク・コンゴ
　判定　3-0
●アレキサンダー・ヴォルコフ

＜ライト級＞
-ジョン・アレッシオ
　ノーコンテスト
-デヴィッド・リッケルズ

＜ミドル級＞
○加藤久輝
　2R 0分34秒　KO
●ジョー・シリング

＜フェザー級＞
○パット・カーラン
　判定　3-0
●エマニュエル・サンチェス

　2015年6月26日にルイジアナ州レイクチャールズで『Legacy FC 42: Njokuani vs. Quayhagen』が開催された。
　今大会は、元UFCファイターで、リリース後、全米で生放送されているレガシーFCで実績を残せばUFCへの復帰の可能性が高いという事で契約したアンソニー・ンジョカーニが登場した。ンジョカーニはレガシーFC初戦は、なんとデイブ・バロウに一本負けするという屈辱を味わっている。再起戦となる今回は絶対に負けられない。しかし、ジョシュ・クェイヘーゲンがテイクダウンを決めるなど試合を優位に進め、判定勝ち。ンジョカーニは2連敗となった。

■　Legacy FC 42: Njokuani vs. Quayhagen
日時：2015年6月26日
場所：アメリカ・ルイジアナ州レイクチャールズ

＜ライト級＞
○ジョシュ・クェイヘーゲン
　判定　2-1
●アンソニー・ンジョカーニ

＜ミドル級＞
○ライアン・スパン
　1R 0分08秒 KO
●ラリー・クラウ

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