(C)PFL
11月24日(現地時間)にアメリカ合衆国ワシントンDCで『PFL 10: 2023 PFL World Championship』が開催された。
世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファがンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
今大会は2023年の王者を決める決勝大会で、各階級の決勝戦が行われた。
メインになったのはライト級決勝戦で、クレイ・コラード対オリヴィエ・オバメルシェの元UFC同士の対決となった。下馬評はPFL入りしてから負け無し破竹の9連勝しているオバメルシェが有利となっている。試合は下馬評通り、オバメルシェがテイクダウンでグランドで奪い有利に試合を進めて判定勝ち。オバメルシェが優勝となった。
セミファイナルには神々の階級であるヘビー級決勝戦でヒーナン・フェヘイラ対デニス・ゴルソフで争われた。こちらは、ロシアでブレット・ロジャーズやピーター・グラハムと言った世界的に有名な選手に勝利してきた実績もありゴルソフが有利となっている。試合は、ゴルソフがテイクダウンからグランドで上を奪って圧倒するも、2Rにフェヘイラがスタンドで猛攻、打ち合いを制し、パンチラッシュでゴルソフからダウンを奪い、追撃のパウンドをレフェリーがストップし、TKO勝ち。フェヘイラが逆転KO勝ちで優勝となり、なんとベラトールとの王座対決だけではなく、元UFC王者で現在、PFLと契約しているフランシス・ガヌーへの挑戦をぶち上げた。
■ PFL 10: 2023 PFL World Championship
日時:2023年11月24日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国ワシントンDC
<ライト級決勝>
○オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
判定
●クレイ・コラード(米国)
<ヘビー級決勝>
○ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
2R 0分26秒 TKO
●デニス・ゴルソフ(ロシア)
<女子フェザー級決勝>
○ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
判定
●マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
<ウェルター級決勝>
○マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
3R 1分17秒 ギロチンチョーク
●サディボウ・シ(スウェーデン)
<ライトヘビー級決勝>
○インパ・カサンガネイ(米国)
判定
●ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
<女子フェザー級>
○ケイラ・ハリソン(米国)
判定
●アスペン・ラッド(米国)
<ミドル級/5分3R>
○レイ・クーパー3世(米国)
判定
●デレック・ブルンソン(米国)
<フェザー級決勝>
○ヘスス・ピネド(ペルー)
3R 0分58秒 TKO
●ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
※月額999円ファイトクラブで読む
▼アントニオ猪木を語り継ぐ意義!SPトーク・ヴァリューと猪木探しの旅へ
▼Jewels関西勢3連勝 松田亜莉紗-無敗戴冠 須田萌里十字殺 あきぴ
※600円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻)
’23年12月7日号探せ猪木 CMパンクWarGames ノア後楽園ケンコジ新宿 あきぴ Jキック