ビバート・トゥメノフがメインでTKO勝ち!ACA 162

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 9月2日(現地時間)にロシア連邦クラスノダールで『ACA 162: Tumenov vs. Palmer』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインではフェザー級トーナメントで、ビバート・トゥメノフが、PFLで活躍したランス・パーマーを迎え討った。パーマーはACA初参戦で、メジャー団体からの刺客だが、下馬評は地元のトゥメノフが有利。そして試合は、トゥメノフがパーマーを金網際に追い込んでパンチラッシュ。パーマーはコーナーにぶつかり、トゥメノフの打撃を受けて前のめりにダウンしてレフェリーが追撃をストップ。トゥメノフがTKO勝利で、メジャーからの刺客を返り討ちにした。
 ライトヘビー級戦では、同じくPFLからACAへ主戦場を移したアンダーソン・ゴンサルベスをオレグ・オレニチェフが迎え討った。こちらは、ゴンサルベスがパンチラッシュでオレニチェフをマットに沈め、こちらはゴンサルベスがACA初試合でTKO勝ちをおさめた。

■ ACA 162: Tumenov vs. Palmer
日時:2022年9月2日(現地時間)
会場:ロシア連邦クラスノダール

<フェザー級トーナメント準々決勝>
○ビバート・トゥメノフ(ロシア)
 1R 4分48秒 TKO
●ランス・パーマー(米国)

<ウェルター級トーナメント準々決勝>
○アブバカル・ワガエフ(ロシア)
 判定
●ミシェル・プラゼール(ブラジル)

<フライ級トーナメント準々決勝>
○アザマト・ケレフォフ(ロシア)
 3R 1分52秒 TKO
●オシムコン・ラクモノフ(タジキスタン)

<ミドル級>
○アルテム・フロロフ(ロシア)
 2R 3分19秒 TKO
●クレバー・ソウザ(ブラジル)

<ライトヘビー級>
○アンダーソン・ゴンサルベス(ブラジル)
 1R 0分40秒 TKO
●オレグ・オレニチェフ(ロシア)