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メインイベント
元UFCヘビー級暫定王者シリル・ガーンは、コンビネーションと一瞬のフットワークで7位セルゲイ・スピバックを軟化させ、そこから強烈なパンチとボディを叩き込むという完璧な試合運びを見せた。スピバックのシュートも、ガーンのテイクダウンディフェンスの向上により無効となった。第2ラウンド、ガーンは殺しにかかり、タフだが枯れ果てたスピヴァックを立ち上がらせた。ガーンは言った、
「あれが僕の使命だったから、本当にうれしいよ。前回の試合は私の出番ではなかったから、今日のミッションは私がまだここにいることを証明することだった。最後の試合はタフだったけど、みんなの前に戻ってこられて本当に嬉しかった。ここが私の居場所であり、ケージであり、本当に嬉しい」
セミメインイベント
元UFCストロー級王者ローズ・ナマユナスに勝利し、6連勝を飾ったマノン・フィオロ。接戦となった女子フライ級戦は、フィオロの短期間での成長ぶりを見せつけるものだった。3ラウンドにわたり、フィオロは攻撃とカウンターを繰り返し、ナマユナスのエリートとして知られる打撃とのぶつかり合いを乗り切り、スタンドの状態をキープした。スコアカードが読み上げられ、フィオロはこう言った、
「観客のみなさん、ありがとうございました。ローズを尊敬しています。試合を受け入れてくれてありがとう。さすが元チャンピオン。今度はチャンピオンを目指して試合をしたい。アレクサ、バレンティーナ、私はそこにいる。私こそチャンピオンになるチャンスにふさわしい」
■ UFCファイトナイト・パリ:ガーン vs. スピバック
日時:現地時間2023年9月2日(土)、日本時間3日(日)
会場:フランス・パリ /アコー・アリーナ
【メインイベント】
<ヘビー級>
○シリル・ガーン(フランス)
2R 3分44秒 TKO
●セルゲイ・スピバック(モルドバ)
【セミメインイベント】
<女子フライ級>
○マノン・フィオロ(フランス)
判定
●ローズ・ナマユナス(米国)
【メインカード】
<ライト級>
○ブノワ・サン・デニ(フランス)
2R 4分44秒 TKO
●ティアゴ・モイゼス(ブラジル)
<ライトヘビー級>
○ヴォルカン・オーズデミア(スイス)
1R 3分46秒 TKO
●ボグダン・グスコフ(ウズベキスタン)
<フェザー級>
○ウィリアム・ゴミス(フランス)
3R 2分20秒 TKO
●ヤニス・ゲムーリ(フランス)
<フェザー級>
○モルガン・シャリエール(フランス)
1R 3分51秒 TKO
●マノロ・ゼッキーニ(イタリア)
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— UFC (@ufc) September 2, 2023