[ファイトクラブ]イリヤ・ドラゴノフ格上カーメロ・ヘイズ~悪夢! ドミニク新NXT北米王者

[週刊ファイト7月27日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼イリヤ・ドラゴノフ格上カーメロ・ヘイズ~悪夢! ドミニク新NXT北米王者
 (c) 2023 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編


■ WWE NXT
日時:7月18日(現地放送時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

 とにかくアメプロが超黄金時代であり、ブロック・レスナー登場のRAW視聴者数は185.5万人、本誌が先週見出しにした通りJudgement Dayが受けており、サミ・ゼイン&KOケビン・オーエンズがトリだったが、視聴率も0.57%を記録。一応、女子タッグ王座がリブ・モーガン&ラケル・ロドリゲスから、出戻りのチェルシー・グリーン&ソーニャ・デヴィルに移動したが、正直、大した試合内容ではなかった。そもそもリブちゃん、試合前から怪我してたじゃないかというのもある。

 地上波FOX「金曜夜8時」生中継のSmackDownなんか、平均で230-280万人ものお茶の間が毎週楽しみにしている一般向け番組だから、NXTで実験されたことを焼き直して、試合時間を短くしたTVマッチで再構成しているだけなのが全部をフォローしている方には丸わかりである。ということで専門媒体にとって重要なのはNXTの方なのだ。RAWではサミ・ゼインのヘルヴァキックがドミニクに決まってタッグ王座防衛なのだが、Judgement Dayが大衆層に受けている、絵になっているとわかったWWE首脳陣は、今週のトリにNXT北米王座戦、ウェス・リーに挑戦者ドミニク・ミステリオを急遽組んできた


 番組はカーメロ・ヘイズ&トリック・ウィリアムスに対して、背広姿のイリヤ・ドラゴノフがテキサス開催現地7・30『Great American Bash』で「王座奪ってやる」と。これが非常に楽しみなのは念を押すまでもありません。
 事前収録セグメントではムスタファ・アリが、「頼むから勝ってくれ、ドミニクなんかに『GAB』で挑戦なんかしたくない」と、本音としか思えないこと控室で言ってました。


 試合はNXTに出戻ったウンベルト・カリーヨ&エンジェル・ガザと、ドラゴン・リー&ネイサン・フレイザーのタッグ戦から。ドラゴン・リーがガザを押さえたが、カリーヨが「お前のせいだ!」と仲間割れしてました。ふ~ん。


 ジージー・ドリンは一部のファンには人気あるようなんだが・・・。ビジネスウーマンがキャラのキアナ・ジェームスの重いバックを奪おうとしての展開は、キアナ(ビジネスロゴKJ)の401Kに沈みました。


 大型のブロンコ・ニマ&ルシアン・プリンスがNXTデビュー戦。一応相手はアクシアムと、レジーのままのスクリプツなんだけど、実際はアクシアムがひたすら受け役も上手いんですとばかりやられ役でお仕事出来ることを魅せます。ほとんど試合に加わらず、最後は裏切りやっていたスクリプツは、でかくて動ける黒人組と一緒に帰っていきました。新鋭組の評価? これじゃまだわかりません。今の時代、大きくて動けるのは当たり前なんだし・・・。それより「アクシアム上手いなぁ」の方に目が行きます。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン