［週刊ファイト6月22日号］収録 ［ファイトクラブ］公開中
▼豪華6人30分 チーム200kgMVPみのる秋山 KAIRIウナギ長蛇の列
小橋建太がスタン・ハンセンとトークショーで対戦 後楽園1355人満員
photo & text by 山下達也 w/編集部編
・各団体トップ級集結！これぞFortune Dream 今年も30分フルタイム
・橋本千紘&優宇チーム200kg、鈴木みのる秋山準にMVP級の大活躍
・ウナギ・サヤカ自ら名乗りを上げKAIRIと対戦！試合後に涙目も客掴む
・スタン・ハンセン「ラリアットを使うからには一発で決めないといけない」
・Fortune Dream常連陣 年内無期限休業の岡林裕二勝ちピッサリ締め
・DDT BURNING高鹿vs. ZERO1若手イチ押し永尾 お互い譲らずドロー
・全員の笑顔が素敵！エンディング東西南北のお客に向けて記念撮影
■ Fortune Dream 8
日時：6月14日
会場：後楽園ホール 観衆1355人（満員＝主催者発表）
各団体トップ級集結！これぞFortune Dream 今年も30分フルタイム
＜第6試合 Fortune Dream 6人タッグ 30分1本勝負＞
△青柳優馬（全日本プロレス） T-Hawk（GLEAT） 野村卓矢(大日本プロレス)
時間切れ引き分け
△遠藤哲哉（DDT） 田村ハヤト（GLEAT） 吉田綾斗（2AW）
野村卓矢 T-Hawk 青柳優馬
吉田綾斗 田村ハヤト 遠藤哲哉
メインは赤コーナー、DDTから遠藤哲哉、2AWから吉田綾斗、GLEATから田村ハヤトがチームを結成。
青コーナーは大日本プロレスから野村卓也、GLEATからT-Hawk、全日本プロレスから青柳優馬の豪華な6人タッグが実現。伸び盛りの実質エースたちが、小橋建太の闘いを意識したチョップ合戦を展開する。これが面白くない訳がない。
野村と吉田のサッカーボールキック合戦など痛みの伝わる試合に観客も大興奮に。
場外戦や空中戦も交えてフルに動き続けた6人に30分は短すぎたか。昨年に続きメインイベントはフルタイムドローという結果になった。
橋本千紘&優宇チーム200kg、鈴木みのる秋山準にMVP級の大活躍
＜第5試合 Feast Dream 男女タッグマッチ 30分1本勝負>
○鈴木みのる 秋山準（DDT）
19分25秒 ゴッチ式パイルドライバー⇒体固め
●橋本千紘 優宇（プロレスリングEVE）
セミは今年のFortune Dream目玉カードである初の男女混合タッグマッチが行われた。
過去に何度も男性レスラーと対戦してきた橋本千紘が優宇とのチーム200kgで出陣・2006年にGHCヘビー級タイトルを賭けて闘った鈴木みのると秋山準のベテランコンビを相手に大暴れした。
橋本は秋山相手にレスリング中心の闘いを挑めば、優宇はみのるを相手に張り手を思いっきり打ち込んでいく。
場外戦になると小橋建太の出番だ。みのるが橋本を羽交い締めにして小橋にチョップを要求するも小橋は拒否。逆にみのるが羽交い締めにされると、小橋はすかさずチョップをみのるの胸に叩き込み、Fortune Dreamに欠かせないシーンがこの日も展開されお客さんは大喜びだ。
20分経過のアナウンス目前まで続いた試合は、橋本千紘が鈴木みのるのゴッチ式パイルドライバーに沈むもチーム200kg強しを印象付けた。 大人のファンには、優宇でなく千紘が寝たというのも興味深い。
恐るべし！ この日、試合内容でイチバン沸かせたのは間違いなくチーム200kgなのだった。
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ウナギ・サヤカ自ら名乗りを上げKAIRIと対戦！試合後に涙目も客掴む
＜第4試合 Freedom Dream 女子シングルマッチ 30分1本勝負>
○KAIRI
14分54秒 インセイン・エルボー⇒片エビ固め
●ウナギ・サヤカ
第四試合は元WWEスーパースターのKAIRIと、スターダムを離れてから各団体に引っ張りだこのウナギ・サヤカの対戦となった。ウナギのパンツには「大儀」と大書されている。覚悟の「ギャン期」なのである。
二人の入場に会場の空気が変わった。90年代の小橋建太ファンが多数詰めかけた後楽園ホールに、二人の闘いはどのように映ったか？
宝塚歌劇団に勝るとも劣らない派手で綺羅びやかな衣装を身に纏う両者の入場に沸く後楽園ホール。各団体引っ張りだこのウナギサヤカだがこの日のお客は初めて観る人も多かったのでは？ KAIRIに気後れすることなく最後まで食らいつきインパクトを残す。