ウィル・ブルックスが新王者!Titan FC 82

(C)Titan FC/UFC FIGHT PASS

 6月2日(現地時間)にセルビア共和国ノヴィサドで『Titan FC 82』が開催された。
 UFC、ベラトール、に次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
 今大会はセルビア共和国で開催され、メインはウェルター級王座決定戦で元ベラトール王者で、UFCにも参戦していたウィル・ブルックスと地元セルビアでMMA14戦全勝無敗のプレドラッグ・ボグダノビッチで争われた。前王者ディラノ・テイラーがPFL移籍の為、空位となっている王座決定戦だが、試合はメジャー大会で戦ってきたブルックスが、横四方固めからのパウンド連打でTKO勝ち。ブルックスが敵地に乗り込みTKO勝ちで新王者となった。
 セミファイナルでは同じく元UFCのアレックス・オリベイラが地元ステファン・セクリッチと対戦。試合はオリベイラが柔道の大外刈りの様なスラムで叩きつけ、セクリッチが失神。オリベイラが豪快なKO勝ちで勝利を飾った。

■ Titan FC 82
日時:2023年6月2日(現地時間)
会場:セルビア共和国ノヴィサド

<ウェルター級王座決定戦>
○ウィル・ブルックス(米国)
 5R 3分24秒 TKO
●プレドラッグ・ボグダノビッチ(セルビア)

<ウェルター級>
○アレックス・オリベイラ(ブラジル)
 1R 3分51秒 TKO
●ステファン・セクリッチ(セルビア)

<165契約>
○ステファン・ツビエル(セルビア)
 1R 5分00秒 TKO
●スラヴォルジュブ・ミティッチ(セルビア)

<フェザー級>
-オグニェン・ディミッチ(セルビア)
 ノーコンテスト
-ナイル・メリキャン(アルメニア)