[ファイトクラブ]DEEPフライ級福田龍彌 ライト級大原樹理must上迫博仁 ギロチン北岡悟

[週刊ファイト5月18日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼DEEPフライ級福田龍彌 ライト級大原樹理must上迫博仁 ギロチン北岡悟
 photo:松橋隆樹 by タダシ☆タナカ
・会社辞め職業・福田龍彌5-0優勝候補を倒してきた頑張り屋・本田良介
・7年越しリベンジ大原樹理ライト級V2もmust判定3-2微差・上迫博仁
・CORO「(5・28伊澤)星花Jewelsよろしく!」1R締め落とし4連勝力也
・7年ぶり連勝!北岡悟ギロチン大山釼呑助3R終始完封も無言で去る
・青井人ヒザ蹴り左眉カット代打出場UWF戦士・中村大介42歳出血無念
・押されても立ち上がる安谷屋智弘3-0応援団に母親もの誕生日ヒロヤ
・タックルで試合支配の村元友太郎もフライ級戦線!ビョン・ジェウン肉薄
・連勝パンチラッシュ終盤も仕留められずだが西谷大成30-27高野優樹
・身長差20cm体重差20kgMMAデビュー江畑秀範47歳誠悟仕留める


■ skyticket Presents DEEP 113 IMPACT フライ級GP決勝戦
日時:5月7日
会場:後楽園ホール

 サムライTVでニアライブ中継があったので格闘技ファンは見た方も多かったと思われるが、なにより最初にリングガール紹介の際に、「ぽっちゃり系」とか、「佐伯代表のように大きく優しく包んでくれる人が好き」って・・・。それにしても弥益”ドミネーター”聡志の解説、わかりやすかったです。

 47歳となったMr.メガトン誠悟が、MMAデビュー戦の江畑秀範30歳、身長は198cmある(ちょうど20cm差)も体重差20kgのハンディありながら、パンチ連打で沈むカードからなのだが・・・。長年のスポンサー「俺の空」様、ありがとうございますは置いておいて、レポート記事はメインから降りていく順とさせていただく。

会社辞め職業・福田龍彌5-0優勝候補を倒してきた頑張り屋・本田良介
<メインイベント第9試合 宗明建設 Presents DEEP フライ級GP決勝戦 5分3R>
○福田龍彌 (MIBURO)
 判定5-0 (30-27×5)
●本田良介(フリー)

 なにしろ、昨年の8月21日から始まった16選手によるロングランの「フライ級GPトーナメント」である。


▼DEEPフライ級2回戦伊藤裕樹「俺メチャクチャ強ぇ~」 宇田悠斗1R KO

DEEPフライ級2回戦伊藤裕樹「俺メチャクチャ強ぇ~」 宇田悠斗1R KO


▼DEEP本田良介フライ級T福田龍彌UFC王者が見つめる中での神興行

[ファイトクラブ]DEEP本田良介フライ級T福田龍彌UFC王者が見つめる中での神興行


 伊藤裕樹にも勝った本田良介だったのだが・・・。伏兵が決勝に上がってきた感があるものの、福田龍彌は会社を辞めて「格闘家」だけで食っていく決断だったようで賭けるものが違ったかも。

 福田龍彌「おかんの誕生日に2本目のベルト(急遽、フライ級暫定王座も賭けられた)を巻けて嬉しい」とのこと。なぜか「オブリガード」とポルトガル語を発していたんだが、明らかに関西人のようだ。蓋を開けてみれば16名参加の長いトーナメントを制したのは京都出身の30歳、元修斗世界フライ級王者の福田龍彌だった。

7年越しリベンジ大原樹理ライト級V2もmust判定3-2微差・上迫博仁
<セミファイナル第8試合 DEEPライト級 タイトルマッチ 5分3R>
[王者]○大原樹理 (KIBA マーシャルアーツクラブ)
 判定3-2(29-27、28-29×2、28-28×2⇒Must大原)
[挑戦者]●上迫博仁 (NICE BAD GYM)

 1R、右フックからの大原樹理のサッカーボール・キックが顔面を捉える。2015年10月DEEP73で上迫博仁に負け、3連敗になったトラウマがあるらしい。しばらく休んでいた上迫博仁35歳にとっては、ベルトという明確なゴールがあり、「意識してない」とは事前の煽りビデオに言っているんだが、そんなわけねぇだろうに(笑)。そりゃ今回も勝ってやろうと必死に闘うのだ。これが面白くならないわけがない。まして、両者はサッカーボール・キックというキーワードがあるのだ。

 このカードから前日のRIZINで山本アーセンに負けたばかりの伊藤裕樹がサムライTVのニアライブ中継に加わる。この選手もしゃべれるなぁ。1Rは大原がフックを当て、サッカーボール・キックの追撃もあり、中継の実況でも「2ポイント大原に付けた審判がいたかも」と言っていた。鼻血は出たが、猛攻を脱出した上迫も凄いのだった。

 3Rは上迫が取った。単なるポーズというかアピールだけでなくゴングが鳴って、上迫は勝ったという顔していた。これは判定どうなるんだろうとDEEPは5人のジャッジが判断するのだが・・・。それを忘れて3人目が上迫の名を告げた瞬間、ケージによじ登って歓喜だったものの、「まだだ」と呼び戻されて、最後に奥様と記念撮影に納まったのは大原の方だった。再戦希望である。

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