カーロス・コンディットTKO勝ちで復帰戦飾る！『UFC Fight Night 67』

　2015年5月30日にブラジル・ゴイアニアで『UFC Fight Night 67』が開催された。
　MMA発祥の地であるブラジルは、UFCが北米以外でもっとも力を入れている国であり、定期的に大会を開催している。今大会も、北米選手対ブラジル選手というカードがずらりと並んだ。
　そんな中でメインは足の怪我で長期欠場から1年2か月ぶりの復帰戦となるカーロス・コンディットと、名門アメリカン・トップ・チームのチアゴ・アウベスというウェルター級戦となった。共に実力者同士で、コンディットは復帰戦を勝利で飾りたい、アウベスは母国ブラジル凱旋で勝利したいと共に負けられない試合だ。試合は、やはり実力者、コンディットの強烈なエルボーが炸裂。ダウンを奪う猛攻。ラウンドインターバルでドクターがアウベスの試合続行は無理と判断が出て、ドクターストップでコンディットがTKO勝利となった。

　セミファイナルはニック・レンツとチャールズ・オリヴェイラの4年ぶりの再戦。前回は、オリヴェイラが一本勝ちしたが、試合中にグランド状態でのキック（反則）があったとして無効試合に修正された。今回もオリヴェイラが圧倒。今後は文句なしのギロチン・チョークで一本勝ちし、母国での勝利となった。ほかメインカードでもブラジル勢の勝利が目立ち、やはりMMA発祥の地、格闘技王国ブラジルの強さは色あせないという感じだ。

■　UFC Fight Night 67
日時：2015年5月30日
場所：ブラジル・ゴイアニア

＜ウェルター級＞
○カーロス・コンディット
　2R TKO
●チアゴ・アウベス

＜フェザー級／5分3R＞
○チャールズ・オリベイラ
　3R 1分10秒　ギロチンチョーク
●ニック・レンツ

＜ウェルター級／5分3R＞
○アレックス・オリヴェイラ
　1R 2分51秒　リアネイキドチョーク）
●KJ・ヌーン

＜ライトヘビー級／5分3R＞
○フランシマール・バローソ
　判定　3-0
●ライアン・ジモー（カナダ）

＜ライト級／5分3R＞
○フランシスコ・トリナウド
　判定　2-1
●ノーマン・パーク

＜ウェルター級／5分3R＞
○ダレン・ティル
　2R 1分37秒　KO
●ヴェンデル・オリヴェイラ

プレミアムカード
＜フェザー級／5分3R＞
○ホニー・ジェイソン
　1R 3分31秒　三角絞め
●デイモン・ジャクソン

＜フライ級／5分3R＞
○ジェシー・フォルミーガ
　判定　3-0
●ウィルソン・ヘイス

＜ウェルター級／5分3R＞
○ニコラス・ダルビー
　判定　2-1
●エリズィウザレスキ・ドス・サントス

＜フェザー級／5分3R＞
○マーサッド・ベクティック
　2R 0分30秒　TKO
●ルーカス・マルチンス

＜女子ストロー級／5分3R＞
○ジュリアナ・リマ
　判定　3-0
●エリカ・アルメイダ

＜ウェルター級／5分3R＞
○トム・ブリーズ
　1R 4分58秒　TKO
●ルイス・ドゥトゥラ

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