[ファイトクラブ]GウォーラーIハートウェル負傷NXT春祭Cヘイズ防衛▼RペレスTストラットン

[週刊ファイト5月4日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼GウォーラーIハートウェル負傷NXT春祭Cヘイズ防衛▼RペレスTストラットン
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■ NXT Spring Breakin’
日時:4月25日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 アメリカは学校のサイクルが夏休み前まで、9月から新学期なので、春休みというか「スプリング・ブレイク」と呼ばれるのは1週間だけとかも多いのだが、今週の特番は予算も増えたのか、どこかの公園で選手の皆さんが遊んでたり、試合の予想やったりするセグメントから。そして会場にカメラが切り替わっては、トニー・ディアンジェロとスタックスのイタ公マフィア、しかしベビーフェイス組と、エルトン・プリンス&キット・ウィルソンのプリティ・デッドリーから。先に、車のトランクに二人まとめて入れて閉めた方が勝ちという試合形式は、確かに世界初かも。もっとも、スプリング・ブレイクがお題目なんでややコメディ色なんですが・・・。


 ちなみに番組のエンディングを先にネタバレすると、マフィアなんで川底に沈めて魚に食われるお約束のようで、プリティ・デッドリーが消えたことに。はい、近くWWEのドラフトがあるから負けたキザな英国組が昇格となります。仕事出来ます。しゃべれます。笑かしてくれます。レスリングも上手いんで十分に通用するでしょう。


 ヒールになったブロン・ブレイカーが、チェイス大学のアンドレ教授 w/デューク・ハドソンをスタイナー・リクライナーで沈める試合が挿入。冒頭の公園セグメントでも、「ブレイカーが勝つでしょうに」と言われていた通りなんだが、続いての事前収録スキットで、ダイジャックがイリヤ・ドラゴノフをシャッター降ろして身体にぶつける危険なボコりといい、特番仕様なんだろうが、あれもこれもとやや詰め込み過ぎの番組構成で進行していくことになる。


 本誌が次世代で最も有望と活字に残してきているのがヒールのコーラ・ジェイドである。ライラ・ヴァルキリアとのシングル戦は、コーラのDDTが決まりました。


 そして内容保証のNXT王座戦、カーメル・ヘイズにグレイソン・ウォーラー挑戦の名勝負が始まり、実際、期待通りに凄い攻防となるのだが・・・。


 どうやらいつもやってる飛び込み式回転スタナーをやろうとして、足がロープに絡まりくじいてしまった模様。慌ててLet’s Go Homeとなり、ダイビング・レッグドロップのナッシング・バット・ネットで3カウントに。明らかに尺はもっともらっていたデザインなのに、不幸な結末に。セコンドのトリック・ウィリアムスが、次のPPVでの再戦となったブロン・ブレイカーにキャメル・クラッチでは足りず、壊され用のドアにスピアーされてふっ飛ぶのだが、ブロンのは高速かつ勢いも強いので単にドアが壊れるだけでなく、大丈夫かいなという始末である。
 ちなみに、ソロ・ルカが何者かに襲撃されるアングルも挿入されていたから、まぁそれは試合中ではなく、恐らく練習中の事故をスキットにしたのだろうけど、こりゃ怪我人だらけの特番になるのかと思っていたら・・・。案の上、メインの女子王座戦でも、となっていくのだった。


 さて、SmackDown-RAWやAEWでも同じだが、プロレスの大河ドラマには大枠、本筋の流れと、サイドストリーも同時進行していくから、次週もお楽しみにとなるんだが、童貞君のジョシュ・ブリックスが、ビジネス・ウーマンがキャラの姉御キアナ・ジェームスに惚れるんだが、どうも振られたようで相棒のブルック・ジャンセンの方に付いているではないかという伏線も、延々とやっていたミニ・ドラマなのです。
 ということで男女混合タッグ、ジョシュはカウボーイ組のファロン・ヘンリーと組み、ブルック&キアナ組と対戦することに。さて・・・。

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