スティーブ・マクリンにPCOの王座挑戦が決定!Impact Wrestling

(C)TNA

 4月20日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送では、遂に悲願のインパクト世界王者となったスティーブ・マクリンがリングに登場。王座奪取のセレモニーを行っていたが、そこにスコット・ダモール社長が現れた。そして、カナダ人のジョシュ・アレキサンダーの返上した王座を奪ったマクリンに対し、2023年5月26日のPPV大会で、挑戦者にふさわしいカナダ人レスラーがいるとアピール。そして、そのカナダ人はエディ・エドワーズに勝利して勢いに乗るPCOだった。そしてリングに現れたPCOはマクリンの警備員を蹴散らしマクリンと乱闘。マクリンは大変な相手と防衛戦を行うこととなった。また、かつてTNAでマグナスとして活躍していた元王者のニック・オールディスも番組に登場し、インタビューに答え、6年ぶりにインパクト・レスリングに戻り、王座を奪いにきたと宣言。マクリン退治に乗り出したようだ。
 元ECWの抗争となっているブリー・レイとトミー・ドリーマーは団体戦ハードコアウォーでドリーマーがブリー・レイからフォールを奪って決着を付けたが、軍団同士の抗争はまだ続いている。ブリー・レイの悪の軍団にいる怪物ムースは上村優也とのシングルマッチを行い、リング中央でムースがスピアーを決めてフォール勝ち。そしてドリーマーについたフランキー・カザリアンはなんと、ブリー・レイ軍団のザ・グッド・ハンズ(ジェイソン・ホッチ & ジョン・スカイラー)とハンディキャップマッチを行い、なんとカザリアンが2対1という試合だったが、チキンウイングを極めて勝利した。これでドリーマー軍とブリー・レイ軍、今回は一勝一敗と五分になった。
 そしてデジタルメディア王座戦では、王者ジョー・ヘンドリーがプロレスリングノアの留学生だったシェルドン・ジーンの挑戦を受け、スラムで叩きつけフォール勝ちで王座防衛を果たした。ヘンドリーは安定した王座政権となってきたようだ。

■ Impact Wrestling
日時:2023年4月20日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<デジタルメディア王座タイトルマッチ>
○ジョー・ヘンドリー(王者)
 ピンフォール
●シェルドン・ジーン(挑戦者)

<ハンディキャップマッチ>
○フランキー・カザリアン
 サブミッション
●ザ・グッド・ハンズ(ジェイソン・ホッチ & ジョン・スカイラー)
 
<シングルマッチ>
○ムース
 ピンフォール
●上村優也

<シングルマッチ>
○アリーシャ・エドワーズ
 ピンフォール
●タラ・ライジング

<6人タッグマッチ>
○ザ・タイムマシーン(クリス・セイビン & アレックス・シェリー & KUSHIDA)
 ピンフォール
●トレイ・ミゲル、ジョナサン・グレシャム、マイク・ベイリー