レギン・アーセルがKO防衛！ムアンタイ！サムエー！前ラウェイ王者の弟がKO勝利！和田竜光 一本勝！「ONE Lumpinee 9/ONE FRIDAY FIGHTS 9」

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（C)ONE Championship
　3月17日タイ・バンコクのムエタイ2大殿堂スタジアム、ルンピニーで開催された「ONE Lumpinee 9/ONE FRIDAY FIGHTS 9」。メインはONEムエタイ＆キックボクシング二冠王者のレギン・アーセルが、シンサムット・クリンミー（タイ）を4RKOでムエタイ王座防衛に成功。昨年2022年10月22日「ONE Fight Night 3」でのムエタイ王座決定戦では、スプリット判定による王座獲得だったが、リマッチではKOでキッチリと決着をつけた。第10試合のクラップダム vs. ムアンタイの高レベルタイ選手同士の試合は、ムアンタイのKO勝。第9試合サムエー（タイ）は、日本にも馴染みある（那須川天心、志朗、HIROYUKIと対戦経験有）ライアン・シェーハン（アイルランド）を圧倒的な強さを見せKO勝。第8試合 THAI FIGHTで無敗で常連選手だったペッディージャー（タイ）が、THAI FIGHT、ベアナックルボクシングにも参戦するベテラン女子選手ファニ・ペロンピ（ギリシャ / アルバニア）にKO勝利。第7試合では、前ラウェイ王者トゥン・トゥン・ミンの実弟で、昨年からムエタイ参戦中のトゥン・ミン・ナインがスライマン・ルクスアンのリングネームで、強打の新鋭チャーンゴ・ジットムアンノン（タイ）を2R右ストレートによるKO勝利でONEデビュー戦を飾った。日本から参戦の和田竜光は、3年ぶり以上の試合になるというアーネスト・モンティーリャ（フィリピン）にキッチリと差を見せ、裸締めで完勝をおさめた。
トップ写真：上段左手からレギン・アーセル、ムアンタイ、下段左からサムエー、スライマン・ルクスアン

ONE公式ルール


　大会パフォーマンスボーナス35万THB/バーツ（約1万USD、136万円）は、第10試合ムアンタイ・PK・センチャイ（タイ）、第9試合サムエー・ガイヤーンハーダオ（タイ）、第7試合スライマン・ルクスアン／トゥン・ミン・ナイン（ミャンマー）、第6試合好勝負を演じたセクサン・オー・クワンムアン（タイ）とシルビュー・ヴィテズ（ルーマニア）の両選手、第5試合ヨードレックペット・オー・アトチャリア（タイ）、第4試合タギール・カリロフ（ロシア）に、メインのKO防衛をはたしたレギン・アーセル（スリナム）には175万THB/バーツ（約5万USD、680万）と過去最高の8選手にボーナスが出た大会となった。


■「ONE Lumpinee 9/ONE FRIDAY FIGHTS 9」
日時：2023年3月17日(金)19:30開始（日本21：30）
会場：タイ・バンコク・ルンピニー・スタジアム
【放送】
タイ現地　20:30（日本22：30）タイ・チャンネル 7 HDでライブ放送
日本　21:30～ABEMAで日本語ライブ放送:ONEフライデーファイツ09
ONE公式Youtubuと公式Facebookで無料配信：21:30～

＜メインイベント第11試合　ONEムエタイ ライト級(70.4㎏-77.1㎏）タイトルマッチ　3分5R＞
○レギン・アーセル（スリナム／ONEムエタイ ＆ キックボクシング王者）Regian Eersel
　4RKO 1分17秒　※左ボディフック
●シンサムット・クリンミー（タイ）Sinsamut Klinmee

＜第10試合　ONEムエタイ　バンタム級（61.3㎏–65.8㎏）　3分3R＞
●クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ（タイ）Kulabdam Sor Jor Piek_Uthai
　3RKO 1分37秒　※右肘
○ムアンタイ・PK・センチャイ（タイ）Muangthai PK.Saenchaimuaythaigym

“エルボーゾンビ”の異名をもつムアンタイは肘によるKO勝利

＜第9試合　ONEムエタイ　ストロー級(52.3㎏–56.7㎏）　3分3R＞
○サムエー・ガイヤーンハーダオ（タイ）Sam A Gaiyanghadao
　2RKO 2分52秒　※左ストレート
●ライアン・シェーハン（アイルランド）Ryan_Sheehan

＜第8試合　ONE女子ムエタイ　アトム級(47.7kg-52.2kg)　3分3R＞
○ペッディージャー・オーミークン（タイ）Petjeeja Or Meekhun
　2RTKO 1分38秒　※レフェリーストップ、左ボディで2度目のダウン
●ファニ・ペロンピ（ギリシャ / アルバニア/BKFC女子ストロー級（52㎏）王者）Fani Peloumpi

＜第7試合　ONEムエタイ　134ポンド（60.7㎏）契約　3分3R＞
●チャーンゴ・ジットムアンノン（タイ）Chaongoh Jitmuangnon
　2RKO 1分30秒　※右ストレート
○スライマン・ルクスアン／トゥン・ミン・ナイン（ミャンマー）Sulaiman Looksuan ／ထွန်းမင်းနိုင်-Tun Min Naing

ミャンマーラウェイ前王者トゥン・トゥン・ミンの弟で、60㎏前半で試合を行うトウン・ミン・ナイン（リング・ネーム：スライマン・ルクスアン）は、2018年半ばからミャンマーでラウェイに参戦する以前も、タイでムエタイ30戦近くのキャリアがあり、パンデミックとクーデターで大会数が減った為、昨年6月から再度タイに拠点を移してムエタイ参戦の中、ONE出場のチャンスをKO勝でモノにした。

＜第6試合　ONEムエタイ　140ポンド（63.5㎏）契約　3分3R＞
○セクサン・オー・クワンムアン（タイ）Seksan OrKwanmuang
　判定3-0
●シルビュー・ヴィテズ（ルーマニア）Silviu Vitez

＜第5試合　ONEムエタイ　140ポンド（63.5㎏）契約　3分3R＞
○ヨードレックペット・オー・アトチャリア（タイ）Yodlekpet Or Pitisak avatar
　2RKO 27秒　※パンチ連打
●サマン・アシュリ（イラン）Saman Ashouri

＜第4試合　ONEムエタイ　フライ級(56.8㎏‐61.2㎏)　3分3R＞
●ブラック・パンサー（タイ）Black Panther
　1RKO 2分04秒　※右ボディフック
○タギール・カリロフ（ロシア）Tagir Khalilov

＜第3試合　MMA フライ級(56.8㎏‐61.2㎏)　5分3R＞
○和田竜光（日本）Tatsumitsu Wada
　1RSUB 1分52秒 ※裸締
●アーネスト・モンティーリャ（フィリピン）Ernesto Montilla

＜第2試合　MMA　159ポンド(72.1㎏）契約　5分3R＞
○ユン・チャンミン（韓国）Yoon Chang Min
　判定2-1
●キリル・ゴロベッツ（ウクライナ）Kirill Gorobets

＜第1試合　ONEムエタイ　フライ級(56.8㎏‐61.2㎏)　3分3R＞　
○ナックロップ・フェアテックス（タイ）Nakrob Fairtex
　2RTKO 2分45秒 ※レフェリーストップ
●チェン・ジャーイー（中国）Chen Jiayi