PFC林優作フェザー級防衛 亀松寛都フライ級新王者 計量超過の⿊⽯大資NC

 3月12日、PODアリーナにて本年度初陣大会『PFC.29』が開催された。
 今大会も昨年の後半同様、マスク着用時のみの限定的に声出し応援を解禁、会場に熱気が溢れ、チケットはソールドアウトとなり超満員の大盛況な大会と成った。


 試合はプロ・アマ共に白熱した試合が目白押しに。
 プロ枠で試合を行ったのは3試合だったが、3試合ともに激闘であった。


 プロ枠第16試合目に行われたフライ級ランキング1位の黒石大資(スカーフィスト)は前日計量を1.2kgオーバーで失格となったが、澤口悠之介(POD GYM)が試合を受託した為、この試合は澤口選手が勝った場合は公式記録とし、敗けた場合はノーコンテストとする特別試合と成った。結果はEXラウンドの末、判定3−0で黒石選手に軍配が上がるも、前日の体重超過の結果の特別試合の為、この試合はノーコンテスト記録に。

 試合内容は一進一退の見応えある攻防でルーキーが善戦したが、ランキング1位・黒石選手のキャリアの差が出たEXラウンド踏ん張り勝ちと成っている。


 第17試合ダブルメインイベント第1試合フライ級タイトルマッチは、5ラウンド一進一退の攻防が続き、まさに死闘と呼べるタイトル戦に。王者、ザ・タイガー石井の老獪なキャリアが為せる卓越した技に対し、アグレッシブで動きまわり⽌まらない⻲松。互いにヒットアンドアウェイの見る者を飽きさせない固唾を飲むような一進一退の攻防が5ラウンドも続いた。

 フルタイム僅差の判定結果は0−3で挑戦者・亀松寛都に軍配が上がり、第3代フライ級新チャンピオン誕生と成った!


 第18試合ダブルメインイベント第2試合フェザー級タイトルマッチは、1R目に挑戦者・森崇純が打撃で優勢に立ち、王者・林優作をパンチでグラつかせ、怒涛のラッシュでKOチャンスが訪れたが、何とか危機を脱出する王者の展開に。フラつきながらもセコンドの祖根寿麻代表の指示をシッカリと聞きながら組付き、首相撲からの膝でペースを取り戻して1R目のゴングが鳴る。

 2Rに入ると、組付きテイクダウンに成功する王者、立とうとする森。がしかし、王者は立たせない。圧力をかけながらパウンドで攻勢に出る。1R の猛ラッシュの影響で森がガス欠気味と見るや、ここで王者が勝負のギロチンへ。勝負あり。場内は大爆発!! 王者・林優作が初防衛に成功した。

 今大会はアマチュア戦から白熱していたが、プロ戦に突入するや更にヒートアップし、3試合しかプロの試合はありませんでしたが、素晴らしい試合ばかりで来たお客さん達も大満足していた。

※試合のLIVE 配信のアーカイブはこちらからご覧になれます。

■ PFC.29
協⼒ Fighting NEXUS
主催 PFC 実⾏委員会
提供 BONDZ / L.S.P
協賛 北24 条ターミナル⻭科 / 百萬⾺⼒ / ドルフィン
日時:2023年3月12日(日)
会場:POD アリーナ

【PFC.29 試合結果】
【プロ】
<第18試合 ダブルメインイベント第2試合 フェザー級タイトルマッチ5分5R>
○林 優作(王者 / ZOOMER)
 2R 3分15秒 フロントネックロック
●森 崇純(挑戦者 4 位 / POD GYM)

<第17試合 ダブルメインイベント第1試合 フライ級タイトルマッチ5分5R>
●ザ・タイガー石井(王者 / とらの子レスリングクラブ)
 判定0-3(47-48,47-48,46-49)
○⻲松 寛都(挑戦者 3 位 / POD GYM)
※5Rの接戦を征した亀松寛都が第3代フライ級新王者

<第16試合 フライ級5分2R 延⻑1R>
ー⿊石 大資(1位 / スカーフィスト)
 EX判定 3-0 ノーコンテスト
ー澤口 悠之介(POD GYM)
※この試合は前日計量で黒石選手が1.2kgオーバーで失格でしたが、澤口選手が試合を受諾した為、澤口選手が勝った場合は公式記録とし、敗けた場合はノーコンテストとする特別試合で行われ、EX判定は黒石、ノーコンテストに。

【アマチュア】
<第15試合 ヘビー級 Aクラス3分2R>
○コンパクト和田(POD 本部)
 2R 1分22秒 TKO
●濱のジョニー(eleven)

<第14試合 ライト級 Aクラス3分2R>
○藤井 啓輔(POD 白石支部)
 1R 1分25秒 TKO
●庄山 真司(ONE1)

<第13試合 バンタム級 Aクラス3分2R>
○⻘⽊ 大地(POD 本部)
 1R 1分18秒 RNC
●春日 俊彦(フリー)

<第12試合 ライト級 Aクラス3分2R>
○佐藤 ⼒⽃(POD 白石支部)
●松永 凌(POD 本部)

<第11試合 バンタム級 Aクラス3分2R>
△⾒附 大綺(POD 白石支部)
 フルタイムドロー
△佐藤 瑛太(棚田道場)

<第10試合 ストロー級 Aクラス3分2R>
△鎌田 留維(POD 本部)
 フルタイムドロー
△武田 亮太(フリー)

<第9試合 キャッチウェイト58kg Aクラス3分2R>
△佐藤 千太(棚田道場)
 フルタイムドロー
△髙松 翔太(POD 本部)

<第8試合 フェザー級 Bクラス3分2R>
○酒井 ⽃夢(POD 本部)
 2R 1分19秒 RNC
●明日のジュン (Team ff)

<第7試合 バンタム級 Bクラス3分2R>
●倉島 直也(POD 白石支部)
 1R 2分05秒 KO
○⽊⼾ ⽃唯(棚田道場)

<第6試合 バンタム級 Bクラス3分2R>
○ウポポペロス(Team ff)
 1R 2分15秒 アームバー
●小⿊ 英一(POD 本部)

<第5試合 バンタム級 KICK C クラス2分2R※ヘッド無し、レガースあり>
●佐藤 陽向(POD 本部)
 1R 1分44秒 TKO
○堀井 隆太(棚田道場)

<第4試合 バンタム級 BOXING 2分2R※ヘッド無し>
△田中 徳道(POD 本部)
 フルタイムドロー
△⻑瀬 友(棚田道場)

<第3試合 ウェルター級 Cクラス3分2R>
△⻲松 隼都(POD 本部)
 フルタイムドロー
△レッド・ドラゴン(UWF 道場)

<第2試合 フェザー級 Cクラス3分2R>
△阿部 雄太(Team ff)
 フルタイムドロー
△白田 龍司(POD 白石支部)

<第1試合 G.W.F. 1分2R EX1>
△⾦田一 利明(UWF 道場)
 EX フルタイムドロー
△シューイチ・ビシャス(ただのパンクロッカー)


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