『千葉キック RESISTANCE 2023』INNOVATIONウェルター級新王者は梅田勇一!

 2月19日(日)TKPガーデンシティ千葉で開催した「千葉キック RESISTANCE 2023」メインは昨年2022年9月19日INNOVATION「RESISTANCE-9」のINNOVATIONウェルター級王座決定トーナメント準決勝戦で勝ち上がった梅田勇一 vs. ランボーの決勝王座決定戦で梅田が判定勝で王座戴冠を果たした。

■ 千葉キック RESISTANCE 2023
主催:千葉県キックボクシング実行委会員
会場:TKPガーデンシティ千葉 3F シンフォニア(千葉県千葉市中央区問屋町1-45千葉ポートスクエア内)
日時:2023年2月19日(日)
協力:JAPAN KICKBOXING INNOVATION、マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟

<第10試合 メインイベント INNOVATIONウェルター級(66.67kg)王座決定戦 3分5回戦(延長1R)>
●ランボー・マスターズピット(タイ/マスターズピット/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONウェルター級1位)
 判定0‐3(47‐49、47-50、48-50)
○梅田 勇一(BLITZ/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONウェルター級2位)

 昨年9月19日、INNOVATION新宿FACE興行「RESISTANCE-9」で行われたINNOVATIONウェルター級王座決定トーナメント準決勝戦は、ランボーがマサキ(多田ジム)に延長判定勝利し、梅田が勇作(真弘館)を本戦判定で下した。200戦近くの戦績を誇る44歳のランボーと9戦8勝(4KO)1敗の好レコードの40歳、梅田によるトーナメント決勝戦かつ王座決定戦、1ラウンド、梅田はプレッシャーをかけて右インローキック。ランボーは左フック、左ミドルを強振で当てていく。2ラウンド、梅田が右ローを頻繁にヒットさせランボーの動きが悪くなるが、ランボーは首相撲からヒザ蹴りを狙う。3ラウンド、ランボーの単発左ミドルキックは強烈なれど、右ローを徹底する梅田に苦戦の様相。ラウンド終了後アナウンスされたオープンスコアではジャッジ2者が梅田を支持。4ラウンド、梅田のローが明確に効いてランボは棒立ち状態。最終回、5ラウンド、ランボーは必死に左ミドルをハードヒットさせ、逆転のヒジ打ちを首相撲の中で繰り出すが、梅田の容赦ない右ローと右ハイキックも効果的で好印象。梅田優勢のままゴング。
判定結果は、2から3ポイント差で明確な梅田のユナニマスデシジョン勝利。INNOVATIONに加盟して約1年、静岡県浜松市のBRITZ(ブリッツ)から早くも嬉しい初戴冠。ベルトを巻いた梅田は「やっとここまで来て最後のチャンスを掴むことができました。家族をリングに上げることがもうひとつの夢でした」
とのマイク後、その家族と記念撮影をリング上で行い会心の笑顔を見せた。 

<第9試合 セミファイナル 60kg契約 3分3回戦>
●櫻井 健(HARDWORKER/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/前INNOVATINスーパーフェザー級王者)
 判定0‐3(26‐30、26-30、27-30)
○浅川 大立(マイウェイスピリッツ/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/元INNOVATIONフェザー級王者、岡山キックボクシング59kg賞金トーナメント優勝)

 前INNOVATIONスーパーフェザー級王者の櫻井。王者揃いの岡山キックボクシング59kg賞金トーナメントでダークホースながら見事優勝した浅川は、その後、網膜剥離により戦線離脱し3年8カ月ぶりの復帰戦となる元INNOVATIONフェザー級王者。共に41歳の元INNOVATION王者対決。1ラウンド、櫻井は得意の右ローキック、浅川は左右フックに右ストレートとパンチ主体の攻め。序盤から激闘必至と煽られた期待通りの激しい攻防。2ラウンド、ローが止まらない櫻井に浅川は下がりながらも前蹴り、右ストレートをリターン。ラウンド終了近く、パンチ連打で距離を詰める浅川が右ストレートでダウンを奪取。3ラウンド、KO狙いの浅川がパンチラッシュするも櫻井は被弾も構わず打ち返しまさに激闘。最後まで漢の殴打合戦やまぬ両者だったが、判定はダウンを奪った浅川がものにした。

<第8試合 INNOVATIONライト級ランキング戦 3分3回戦>
○井上 竜太(HARDWORKER/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONフェザー級3位)
 判定3-0(30-28、30-28、30-28)
●渡邉 雄太(マイウェイジム/INNOVATIONライト級10位)

<第7試合 スーパーバンタム級(55.34kg) 2分3回戦 ※ヒジ打ちなし>
△ 裕次郎(拳伸ジム)
 判定0‐1(28‐29、29-29、30-30)
△ 藤平 泰地(花澤ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)

<第6試合 フェザー級(57.15kg) 3分3回戦>
●良(REON)
 不戦勝
○遊羅(マイウェイスピリッツ/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)

<第5試合 バンタム級(53.52kg) 3分3回戦 ※首相撲及びヒジ打ちなし>
○北山 善(岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
 判定2‐0(29‐29、29-28、30-29)
●野嶋 琉生(BLITZ/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)

<第4試合 70kg契約 2分3回戦 ※ヒジ打ちなし>
△中村 優(府中ムエタイクラブ)
 判定1-1(29‐30、29-28、30-30)
△磯谷 幸貴(マイウェイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)

<第3試合 ライト級(61.23kg) 2分3回戦 ※ヒジ打ちなし>
○高野 天心(RISE GYM)
 判定2‐0(28‐28、29-28、29-28)
●長谷部 二郎(マイウェイスピリッツ/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)

<第2試合 64kg契約 2分3回戦 ※ヒジ打ちなし>
○弘・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
 2RTKO 2分59秒 ※レフェリーストップ
●神威(FIGHT FARM)

<第1試合 MAキック提供試合特別ルール 59kg契約 3分3回戦 ※ヒジ打ちなし>
○脩真(Y’s glow)
 判定2‐0(29‐29、29-28、29-28)
●鞠子 圭佑(YSSジム)

<オープニングファイト ヘアーサロンS°(エスド) presents アマチュア戦 58kg契約 2分2回戦>
●武内 ゆい(Hardworker/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
 判定0‐3(18‐20、18-20、18-20)
○塩田 美里(モリタキックボクシングジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)