[週刊ファイト1月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼NXT跡付けアポロAxiom組RペレスLヴァルキリアToxic Attraction
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■ WWE NXT
日時:1月18日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
特番『NEW YEAR’s EVIL』を受けてのいわゆるフォローアップ(跡付け)回である。ロープが切れるギミックで不透明決着だったグレイソン・ウォーラーとブロン・ブレイカーが、ノースカロライナに遠征しての『ヴェンジェンス・デイ』シャーロット大会にて、「金網戦で決着付けてやる」と、お互いプロモで煽る構成ということだ。
先週のリキャップに続いて、会場内にはトリック・ウィリアムスとカーメロ・ヘイズが出てきて、対戦相手がアポロ・クルーズとスペイン出身の秘密兵器アクシアムとなれば、アポロがうまく丸め込みカーメロが「なんてこった!」表情になるのは予想通りなんだが、「ワシはナイジェリア酋長の末裔じゃぁ」ギミックやらされていた時期を思えば、NXTに出戻って良かったなぁと。
映画『ゴッドファーザー』の制作者秘話に絞ったドラマが洋画チャンネルでやっていたが、トニー・ディアンジェロ親分は、先週手錠をかけられて酷い目にあった子分のスタックスに、幹部昇格を告げる哀愁の”橋の上”セグメントが挿入。続いてはToxic Attractionが「勝ったぁ~」とやっていると、最後の方まで残っていたダブリン出身のライラ・ヴァルキリアが文句やりに出てきて、しかし二人がかりで踏んずけられる。そこにロクサーヌ・ペレスが出てきて救出、メインイベントのカード決定です。
同じく先週の20選手バトルロワイヤルにて、両足が着かないとアウトにならないルールを逆手にとって、両手だけの逆立ち姿勢でコーナーを回ってリングに生還したサーカス曲芸を披露した元体操選手のソル・ルカが、例によってアイラ・ドーンが出没したことでアルバ・ファイアがソル・スナッチャーに沈んでしまうシングル戦も。元ケイ・リー・レイのアルバ、中途半端な扱いのままお仕事役に甘んじてます。
ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン w/ファロン・ヘンリーのカウボーイ組が、正式に米国移住となった英国ガラス(ウルフギャング&マーク・コフィ)にやられるのは仕方ありません。
チェイス大学のマウスピース役ティアラ・ヘイルちゃんが、知らない選手にフェイスバスター決めるのはよろしいかと。エレクトラ・ロペスがブラスナックル渡したのに使わずに負けたヴァレンチナ・フェロスは、ベビーフェイスということのようです。
ニューデイ(コフィ・キングストン&ゼイビア・ウッズ)のセグメントは、当初は先週負けたプリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン)の葬式シナリオだったらしいが、なにしろジェイ・ブリスコさんの交通事故死があったので、急遽それは不味いとなり、なんか普通の乱闘になって『ヴェンジェンス・デイ』ではガラスを加えた3way戦ということに。はい、ニューデイはフォールされずにベルトを落とすということです。