ヒール軍がメインで勝利!Impact Wrestling

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 1月12日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送では、エディ・エドワーズ、ムース、スティーブ・マクリーン対ジョナサン・グレシャム、ジョー・ヘンドリー、リッチ・スワンとヒール軍とベビーフェイス軍の対抗戦が行われた。特にROH軍団オナー・ノーモアを率いていたが、軍団を解散させてしまったエドワーズに対し、ROH軍団には背を向けていたが、元ROH世界王者として人一倍ROHに愛着を持つグレシャムが怒りをあらわにし、ROHというブランドを踏みにじったエドワーズに制裁を加えるべくインパクト・レスリングに戻ってきた。試合は6人が入り乱れる激しい乱戦となるが、最後はムースが必殺のスピアーを決めてヘンドリーからフォール勝ち。試合はヒール組が勝利し、ムースは元デジタルメディア王者のヘンドリーから直接フォール勝ちした事により、予定されている両者の王座戦はムースが優位となった。そして試合後、エドワーズがリンクに残ると会場が暗転し雷鳴が鳴り響いた。エドワーズはROH軍解散に異を唱えたPCOを生き埋めにしているが、そのPCOが復活して現れるのかと不安で慌てることとなった。これでエドワーズはグレシャムとの直接対決ではPCOの影にも怯える事になりそうだ。
 また遂にインパクト世界王者ジョシュ・アレキサンダー対挑戦者ブリー・レイの一騎打ちが2023年1月13日に行われる事になっているが、直前という事で、デジタル対面が行われた。悪漢ブリー・レイはアレキサンダーの家族や味方であるトミー・ドリーマー、リッチ・スワン、更にスコット・ダモール副社長にまで攻撃をする暴挙を行っており、こういう信用できない男が王者と直接対峙させるべきではないとデジタル対面となった。アレキサンダーは王座戦まで会場入りを禁止されているにも関わらずブリー・レイは会場入りし、ダモール副社長に暴行を加えて、王座戦をハードコア戦、フルメタルメイヘムにした事を怒りをあらわにした。対するブリー・レイは得意のハードコア戦での王座戦となり、必ず王座を奪うと宣言した。
 そして総帥エリック・ヤングを葬り、ヒール軍団バイオレント・バイ・デザインのリーダーの座を奪い取ったディーナーはザ・デザインとユニット名を変更。そして抗争相手だったサミ・キャラハンまでデザイン軍の軍門に下り、軍団員になる事となった。キャラハンは丸坊主になり、デザイン軍に加入。ディーナーは、これでデス・マシーンであるキャラハンから、デザイン軍のキャラハンに生まれ変わったことを宣言した。
 

■ Impact Wrestling
日時:2023年1月12日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<6人タッグマッチ>
○エディ・エドワーズ、ムース、スティーブ・マクリーン
 ピンフォール
●ジョナサン・グレシャム、ジョー・ヘンドリー、リッチ・スワン

<シングルマッチ>
○マイク・ベイリー
 ピンフォール
●アンソニー グリーン

<シングルマッチ>
○サバンナ・エバンス
 ピンフォール
●ローズマリー

<シングルマッチ>
○ヒース
 ピンフォール
●ブライアン・マイヤーズ