[ファイトクラブ]セス地元RAWアンギャロα学院 SゼインAJ ケビン・オーエンズ勝利

[週刊ファイト12月29日-2023新春号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼セス地元RAWアンギャロα学院 SゼインAJ ケビン・オーエンズ勝利
 (c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編


■ WWE RAW
日時:12月19日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:アイオア州デモイン ウェルズ・ファーゴ・アリーナ


 恐らく実際は前回かに収録したんだろうが、控室でのローマン・レインズとポール・ヘイマンの映像からで、ボーっと見ているライト層にはローマンも来ていると思ったのかも。
 ところが会場になってからいきなり戸澤陽も絡む最初のタッグ試合、さらにリア・リプリーにシングルでやられる第2試合と、短縮版ではカットされて、YouTubeから見たならアンギャロとアルファ・アカデミーのタッグから始まったと思ったものの、公式写真を選択する段になって冒頭がごっそりないことに気が付くのであった。


 ストリート・プロフィッツ(with 戸澤陽)が“ジャッジメント・デイ”フィン・ベイラー&ダミアン・プリースト(with リア・リプリー&ドミニク・ミステリオ)とタッグ戦で激突すると、試合途中にセコンドの戸澤が場外で介入を狙うドミニク&リアに詰め寄った。さらに因縁のドミニクに持っていたドリンクをぶっかけると、モンテス・フォードが油断したベイラーを背後から丸め込んで勝利を収めた。

◆戸澤陽が男女対決!ダイビング・セントーン不発でリア・リプリーに屈辱の敗戦
 
 戸澤陽がリア・リプリーとの異色の男女対決に挑むも、ダイビング・セントーン不発で屈辱の敗戦となった。
 番組最初の試合後には戸澤が怒ったリアの対戦要求を受諾するも、女性のリアを殴ることができずに苦戦。リアのビッグブーツやスープレックを浴びて防戦一方となるも、終盤にハリケーンラナの反撃からリアのポスト誤爆でチャンスを迎えた。しかし、戸澤はダイビング・セントーンをかわされて不発となると、最後はリップタイドを決められて屈辱の敗戦となった。


 試合後、戸澤は「俺の2022年は終わった。メリークリスマス、ハッピーホリデー」とリアとの試合写真と共に今年を締めくくる投稿をした。


 YouTube短縮版はこのThe O.C.倶楽部アンダーソン&ギャローズが、アルファ・アカデミー(チャド・ゲイブル&オーティス)をマジックキラーで下す試合からなんだが、戸澤陽の試合が駄目だったとかではなく、終了後に背後からサミ・ゼインらブラットラインが襲撃する大河ドラマの続き絵があったからだと納得することに。またAJスタイルズとサミ・ゼインの因縁も仕込まれます。


 通常、事前収録のセグメントは映像カメラしか立ち会ってないから公式写真にないものだが、バイロン・セクストンが「先週のあの豹変はなんだったのか?」とアレクサ・ブリスに問うセグメントは、結局はビアンカ・べレアがガツンとやられることになり、ストーリー上必要と判断されたから写真も提供なんだろう。ビアンカはボディビル競技に挑戦なんだけど・・・。


 現金総取りのラダーマッチ、ミズがデクスター・ルミス w/ジョニー・ガルガノがYouTube版カットなのはこのところのパターンなので驚きはなかったんだが、写真整理と選択の時点で、ブロンソン・リード(新日本プロレスではジョナ)の復帰がここで行われたと知る次第なのであった。


 そのAJとサミ・ゼインのシングル戦、ソロ・シコアが客席から出てきて介入はあるんだが、名誉兄弟のブルー・サンダーボムが決まって勝利するのである。次週は『Best of RAW 2022』なんだが、年内最終LIVE興行のSmackDown、日本での視聴可能は元旦になってしまうのだが、いよいよジョン・シナとのタッグ試合という流れになった。


 セス・ロリンズはアイオワ出身、地元大会の時だけベビーフェイスになる場合もあるのだが、今回はオースチン・セオリーに、「お前なんかザ・シールドでイチバン受けてなかった奴」となじられるヒールのままでした。まぁ、ローマンは今や団体の顔、ジョン・モクスリーはAEWの鷹の爪大賞では年間MVPですから。もっとも、ザ・シールドの絵を作っていたのがセスなんですけど・・・。だから”ビジョナリー”なんです。
 オチとしてはウーソズがロリンズを襲うが、ケビン・オーエンズが救出という展開で、番組トリに繋げてました。

◆“ダメージCTRL”イヨ&ダコタがレフェリーへの猛抗議でベイリーの勝利をアシスト

 “ダメージCTRL”イヨ・スカイ&ダコタ・カイが退場処分によるレフェリーへの猛抗議でベイリーの勝利をアシストした。

 ベイリー(with イヨ・スカイ&ダコタ・カイ)は約4年ぶりとなる“ザ・マン”ベッキー・リンチとのシングル戦でスープレックスやベイリー・トゥ・ベリーで攻め込むと、ベッキーにレッグドロップやDDTで反撃されて互角の攻防を展開した。終盤にはベイリーがマンハンドルスラムを狙われると、セコンドのイヨ&ダコタがベイリーをリングから引きずり出してなんとかピンチを回避したが、これでイヨ&ダコタが退場処分を受けると「おい!おかしいだろ」とレフェリーに猛抗議。これでリングが混乱する中、ベイリーがレフェリーの死角からテレビモニターでベッキーを攻撃すると、最後はローズプラントを叩き込んで3カウント。ベイリーがイヨ&ダコタの猛抗議の隙にベッキーから勝利をかっさらった。
 でも、尺を貰ってないのは二人とも本調子じゃないからと思われ、イマイチ噛み合ってなかったです。

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