[ファイトクラブ]鷹の爪大賞キンダムエルガイツ反省会ACF年間総括@歌舞伎町W杯

[週刊ファイト12月15日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼鷹の爪大賞&キンダムエルガイツ反省会ACF年間総括@歌舞伎町W杯
・アントニオ猪木論のハズがそもそも主賓の木村プロ高熱を理由に欠席
・各団体の猪木追悼興行~なんで谷川貞治が復活して『巌流島』なのか
・菅野雄大タイヤファイト運び屋BreakingDownケンカバトルロワイヤル
・地盤沈下の元凶ネット情報YouTube事足りる安易な方向走り論客不足
・莫大負債額 タイヤファイト8月PEACE大阪へずまりゅうドタキャン事件
・DEEP非公認ヘビー級王者イリエマン着替え始め 人間不信からの再生
・市場パイ縮小危機企画格闘技隆盛とWEB情報で足りるの錯覚が招く闇


 座談会が映像2台(菅野雄大と神宮寺しし丸)で収録されたのは12月5日のこと。つまり夜12時からワールドカップのクロアチア戦前である。あいも変わらず狂っているイリエマン組は、このまま新宿に朝まで居残り、日本が勝利した場合は歌舞伎町の路上で「1回1000円、倒したら1000円のタイヤファイトを強行する」と、重いタイヤを担いで乗り込んできた。
 そんなことをすれば警察沙汰間違いナシ。週刊ファイトまで取り調べされてしまうため、雨が降っていたこともあり編集部側は一次会だけで退散を宣言。動画でも順次公開される予定なので、本稿は少し構成を変えて、そもそも聞いて回る予定だったメモ書きを軸に要点を抜き出す別バージョンでお届けする。

アントニオ猪木論のハズがそもそも主賓の木村プロ高熱を理由に欠席
翌日に地上波放送された「アントニオ猪木 最後のメッセージ」より

―― 昨晩(12月4日)WOWOWで日本版、BiSHのアイナ・ジ・エンドがジャニス・ジョプリン役の翻訳舞台『ジャニス』を見ていて、終わって隣のチャンネルが『ゴッドファーザー3部作最終章』の再編集版というから、リモコン押したのもう終わっていて、なんだぁ~とそのままつけっぱなしにしていたら、『濡れた欲情 ひらけ!チューリップ』が始まって・・・。間寛平のヒット曲から1975年に制作された日活ロマンポルノで、もちろん今のネット御開帳が溢れる時代からだと単なるコメディ作品、もはや昭和ノスタルジーなんだが、そこでは平和株式会社の社員が台の入れ替えに作業する絵が出たり、そもそも内容が釘師の主人公で、磁石でズルする輩が登場なんですが、この時代の木村プロはどうだったのから始めたいと思います。

 ・・・との質問予定が、始まってからメッセージで「高熱だから行けない」と。まぁ、Numberの『アントニオ猪木 最強の美学』も出て、各社の猪木追悼号とか関連媒体が出揃ったんだが、定期読者からは週刊ファイトのがダントツとのお褒めをいただいているので、まだ購入してない方は是非ということに。

▼’22年10月13日号A猪木追悼特集増刊号合冊 スターダム5★ AEW暴力沙汰 地下インパクト

’22年10月13日号A猪木追悼特集増刊号合冊 スターダム5★ AEW暴力沙汰 地下インパクト

 もっとも本誌が圧勝してなければ故・I編集長に張り倒されていたんであって、これは中身で勝って当たり前のこと。猪木と供に歩んできた週刊ファイトは週刊サイクルのジャーナルなので以降、毎週「猪木追悼」記事を続けている。少なくとも年内は止まる気配なし(笑)。まだまだ続くのであります。
 ちなみにNumber Plusのはこれまでの猪木記事の再録編集企画なんだが、井上義啓先生の「闘魂レクイエム」もバッチリ収録されてます。

各団体の猪木追悼興行~なんで谷川貞治が復活して『巌流島』なのか

 ということで順番を変えて猪木を先にするなら、当然12・28『巌流島』両国国技館大会の話になり、集まった面子からは「なんで谷川貞治が復活なんだ」となります。
 映像もあるので活字版は簡潔にしますが、借金の清算が終わってない大阪の湯川さんがアントニオ猪木の権利を継いだんで、なにをするかとなった際に谷川貞治が呼ばれたという・・・。

 この後、猪木の訃報後にNHKが『燃える闘魂 ラストスタンド』を再放送といったん発表したものの、横槍が入ってお蔵入りに。本誌は指摘済みだが、なんかやたらズッコさんが美化されていた内容だったからだろう、と(笑)。
 それにしても、新日本プロレスが1・4東京ドームを「猪木追悼」の看板にするのは仕方ないにせよ、結局、ファンが望んでいるような追悼大会ということでは、藤波辰爾のドラディションが棚橋弘至戦だけでなく、武藤敬司、蝶野正洋、長州力らが出てきてと好評だったことになる。

’22年12月08日号米感謝祭WarGames Dradition棚橋藤波 スックワンキントーンTWOFC王国

▼藤波辰爾50周年 棚橋弘至戦にかつての仲間駆け付け猪木追悼ゴングも

[ファイトクラブ]藤波辰爾50周年 棚橋弘至戦にかつての仲間駆け付け猪木追悼ゴングも

菅野雄大タイヤファイト運び屋BreakingDownケンカバトルロワイヤル
重いタイヤに超人イリエマン着ぐるみまでバックパックに入れて新宿までやってきた菅野カンコ

以下、司会進行の文責イリエマン執筆メモより踏襲>クレームはイリエマンにどうぞ!

 では、始めましょう!毎年恒例企画週刊ファイト鷹の爪大賞2022 参加者をご紹介致しましょう。

①気が付けば53歳、人生崖っぷち。最近、認知症の兆候が見え隠れする男。
人生“デンジャラスファイター”中川達彦。

中川 どうも、デンジャラスな人生を謳歌している中川達彦です。

―― さっさくですが、中川さんの2022年はどんな年だったでしょうか?
中川 まずは、年明け早々、コロナになりました。鉄塔の高所に昇る仕事で、現在生計を立ててます。

―― 続きまして、本誌的にはあまり強い関わりを持ちたくないのですがこの人の紹介

②ブレイキングダウンに、ケンカバトルロワイヤル。公開オーディションに何度落ち続けても決してあきらめない男。怪しさの総合商社、菅野雄大。
菅野 (突然)自分は、今YouTubeの公開オーディション受けまくっていますが実は第3回ブレイキングダウンには合格していたんです。

―― そうだったんですね。なぜ、出演されなかったですか?

菅野 YouTube内では、実は朝倉未来さんにこの人と、この人対戦決定で!と言われていたらしいことを後日対戦相手に聞きました。それを見てない自分も悪かったのですが、運営から伝達がきたのが公開収録直前で体重落とせないし、検査もコロナ禍で間に合わないしで断ってしましました。

―― あー、それはとても残念でしたね。

菅野 それ以来、何度受けても合格しません。もし、これを運営サイドが見てくれていたらぜひもう一度チャンスが欲しいです!

菅野雄大のもうひとつの人格。カンコはタダシ☆タナカ、アンカーが大好き?

まさに大問題連発でヤフーニュースでもダントツ1位に諸問題が浮上した、伝説の大会PEACETシャツを律儀に着てきた中川達彦 持ち込まれた超人イリエマン頭 カンコに変身する菅野雄大

③独身貴族界の最終ランナー。来年こそは嫁取り大手か!? 不滅のとっちゃん坊や、THEアンカー タダシ☆タナカはイリエマンからカンコを紹介されて、困惑する。

イリエマン 今日は田中(アンカー)に紹介したい女性がいるんですよ!

(カンコに変化した、菅野雄大登場)

カンコ どうも、カンコです~。好きなタイプはタダシ☆タナカです~。タダシ!今夜は返さないわよ!(と、おもむろに田中アンカーの横に座る)

田中 ・・・・・・

 そうこうしているうちに、大阪からこのことのために駆け付けてくれた武士正こと、ACF代表近藤哲夫氏が登場。

⓸関西の格闘技事情なら俺に任せろ! 勝率2割でも戦い続けるミナミの格闘オヤジ。タイヤファイトGIFU王者、武士正。

イリエマン 武士正さん、お久しぶりです。8月のPEACEでは一緒にひどい目に合いましたね。

武士正 もう、忘れたよ~前向きにならなきゃな。イリエマンの顔を見たら少し思いだしたけど。

イリエマン あなたの最高の成功は俺と出会ったこと。そして、あなたの最大の失敗は俺と出会ってしまったことですね(笑)。

下記は有料箇所に掲載・イリエマンと合同で立ち上げた、PEACEの裏事情は大変だった。負債総額●●●万円!
・証拠が揃っているのに、約束を一方的に反故してきた「へずまりゅう」サイド糾弾は自粛に。
・兄貴分、武士正はPEACE大会後に、人間不信の為3ヶ月に渡り興行開催から離れていたイリエマンに喝を入れる。(この二人は飲み屋で喧嘩を始める前科あり)
・修斗二冠王に大手、所属選手新井丈のギャラから1円も抜いてないというイリエマンに、けっしてそれが正義ではないと喝

 そして、本日最後の登場はこの芸人。

⑤売れる、売れると言い続けて気が付けば芸歴26年。格闘裏ニュース主宰、永遠の地下芸人、神宮寺しし丸。

・イリエマンをどうしてもブレイキングダウンに挑戦させたいしし丸。立花孝志、後藤輝樹のところに突撃し、RIZINにケンカを売ったイリエマンはどこにいった? 小さく纏まってしまったのか?

⑥そして、本日のMC タイヤファイト創始者、格闘技界の革命児。格闘技ならUFC王者に勝利。司会・歌手・雑誌記者からケアマネージャーまでなんでもこなす! 一人総合商社 超人イリエマン
・ブレイキングダウンに絡むのは、今じゃない。
・2023年はブレイキングダウンvs.タイヤファイトを目標
・おい、しし丸! 今から佐伯DEEP代表を呼べ! 来年こそはDEEPヘビー級正式王者へ
・キングダムネットワークジムがコロナ禍でも好評だった訳とは?
・義理堅い男。新井丈が、修斗2階級制覇した場合キングダム立川ジムを将来任せたい。

⑦<高熱が下がらない為、無念の欠場>木村プロ
・プロはプロでもパチンコのプロ。アントニオ猪木最後の最後の、本当に最後の後継者を名乗る男 雀狂 木村プロ

地盤沈下の元凶ネット情報YouTube事足りる安易な方向走り論客不足

 タイヤファイト、BreakingDown、ケンカバトルロワイヤルの隆盛は、「国内マット界の地盤低下の元凶ではないか」との鋭い意見が出て白熱することに。昔は試合結果を知るのは早くて翌日の東スポだったのが、ネット時代になってファンは簡単に上辺情報こそ入手できるようになった反面、YouTubeでお手軽にの風潮は長続きするファンを育てることを妨げてしまう。
 故I編集長が墓場で泣いている。昔の方が論客ファンが大勢いたとの議論に。

 実際、”深い考察、濃い分析”を標ぼうする有料媒体の週刊ファイト等をちゃんと買って読もうとしないで、ネットで安易にピーチク、パーチクやってるだけではファン人口の底辺拡大など望めるハズもない。アメリカとのビジネス規模格差がさらに巨大に拡大した2022年との総括が成立してしまう。
 DEEP佐伯代表を招いているだけで、肝心のところはうまくかわされているだけの、ちっとも深くない、核心に迫ってない「しし丸YouTube」が専門媒体失格だとやり玉にあげられる。
 そしていよいよ、業界関係者でもよくわかってない数々の論点が掘り下げられることに。

 本宴会中に、現KNOCK OUT-BLACK(肘なし・肘ありのタイトルRED)は女子アトム級王者ぱんちゃん璃奈逮捕の速報が流れることに・・・

 この後、格闘裏ニュース主宰神宮寺しし丸の凶弾質問責めに一同タジタジ 後半戦は有料版で

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