［週刊ファイト12月08日号］収録 ［ファイトクラブ］公開中
▼ベッキー・リンチからRAW連続ドラマSゼインKオーエンズ盟友か敵か
(c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編
■ WWE RAW
日時：11月28日（現地時間 日本YouTube水曜以降）
会場：米バージニア州ノーフォーク スコープ・アリーナ
番組自体はPPV『WAR GAMES』のリキャップからであり、やはり大河ドラマの軸はサミ・ゼインとケビン・オーエンズがどうなるのか・・・なんですけど。
◆イヨ・スカイらダメージCTRLがベッキー・リンチを襲撃！グッズ売り場を破壊する大乱闘に
首にネックブレイスを付けてYOSHIKIになったイヨ・スカイらダメージCTRLが「サバイバー・シリーズ」の女子ウォーゲームズ戦を制したベッキー・リンチを襲撃してグッズ売り場を破壊する大乱闘となった。
ベッキーが「復帰できて気分がいい！」と言って会場オープニングに登場すると、観客席でWWEユニバース（ファン）とトークを展開しながら「新顔や戻って来た奴らを全員潰してやる」と意気込んだ。すると女子ウォーゲームズ戦に敗れた“ダメージCTRL”ベイリーが現れて舌戦を展開すると、会場から沸き起こった“ベッキー”チャントには「ベッキーが1試合しただけでこの扱いか。4ヶ月頑張ってきたけど誰も私をリスペクトしていない」と愚痴をこぼした。
続けてベッキーに「それはお前が敗者だからだ。何なら今から対戦してもいいぞ」と挑発されると、今度はイヨ&ダコタ・カイが観客席に姿を現してベッキーを襲撃。さらにベイリーも加わって3対1状態となると会場コンコースのグッズ売り場を破壊するほど殴り合い、レフェリーや警備員が止めに入る大乱闘になった。
”ミーチェン”ミヤ・イムがシングルでリア・リプリー戦というのはWAR GAMESのご褒美マッチメイクでしょう。ドミニク坊やの絡みもあったけど、きっちり試合やらせてもらえて、決着なしのノーコンテストだから認められてます。そのままJudgement DayとThe O.C.倶楽部の8人タッグに移行です。
これがまた尺も貰って激しく男女入り乱れた凄くイイ試合であり、さっきの続きでミーチェンとリアの攻防の続きも挿入。記者の空耳かもしれないんだが、ミアは日本語で「よっしゃー！」と雄叫びあげたように聞こえたんだが・・・。
公式写真に選択されてないのが残念なんだが、どう考えてもハイライトはそのミアが、フィン・ベイラーをボディスラムで叩き付けた場面なのだ。続いてドミニク坊やもスラムしようとしたところを、リアが横取りしてリップタイドが決まってしまいJudgement Dayの勝利となるんだが・・・抗争は続くでしょう。
番組ディレクターは、再度、ミアがプリンス・ベイラーをボディスラムで叩き付けた場面をリプレイしてました。そういうことです。
ブラッドライン（ウーソズ&ソロ・シコア&サミ･ゼイン）がリングに登場すると、ウーソズが「ウォーゲームズ戦に勝ってもう俺たちの関係に亀裂はないぞ。オーエンズは怒っているだろうな」と敵対するオーエンズに言及し、ゼインは「ジェイが俺を受け入れてくれたのはウーシィーだ」と仲違いしていたジェイとハグを交わした。するとそこへオーエンズが現れて「ゼインとは20年の付き合いだが、対戦、タッグ、共演…お前とは何もしたくない」と決別を宣言すると、ゼインに「俺も同じ気持ちだ。オーエンズはもうは必要ない。家族がいるからな」と言い返されて絶縁状態に。さらに「ゼインがブラッドラインを“家族”と呼ぼうが、本当の血の繋がりがないことを覚えておけ」と忠告すると、これに怒ったジェイと舌戦となって2人はトリで対戦することに。
モンデス・フォードが怪我から復帰なんで、ストリート・プロフィッツ（w/アンジェロ・ドーキンス）と、アルファ・アカデミー（チャド・ゲイブル&オーティス）のタッグ戦あったんですが・・・YouTube短縮版ではカットされてました。
新US王者のオースチン・セオリーが「俺は若い、俺は強い、俺はベターだ」と演説やるのは当然なんだが、この場合、対峙するセス・ロリンズはやはりベビーフェイスなのか？ 「おい、小僧」とやってたんだが、お客さんはセスの入場曲を全員ハミングしてたんですけど。
デクスター・ルミスとミズの決着戦はYouTube短縮版でカットされてません(笑)。今回のは面白いし・・・。結局、ルミスがサイレンスでミズをタップさせて、現金の詰まったカバンを奪うだけでなく、正式にWWEとの契約になったというアングル。
エンディングはそのカバンから100ドル札を会場の子供とかに配り出すという、「実はイイ人」のルミスに対して、ミズがカバンを奪って、お札を握った子供からも取り上げるんだが、ジョニー・ガルガノにスーパーキックされて、無事に現金のカバンを取り戻し、子供に返すオチでした。
ベッキー・リンチの復帰が間に合わなかった場合の代打要員にされたキャンディス・レラエが、ダコタ・カイに雪崩式ネックブリーカーを決めて勝たせて貰えるカードは・・・YouTube短縮版ではカットです。
◆オーエンズがブラッドラインに徹底抗戦！“盟友”ゼインに絶縁を宣言してジェイをスタナー葬
ケビン・オーエンズが人生を共にしてきた“盟友”サミ・ゼインに絶縁を宣言すると、対戦したジェイ・ウーソをスタナーで沈めてザ・ブラッドラインに対して徹底抗戦を繰り広げた。
オーエンズはジェイとメイン戦で白熱の攻防を展開するも、終盤にジミーやシコアの介入からジェイにウーソスプラッシュを狙われたが、これを回避したオーエンズがスタナーを叩き込んで3カウント。オーエンズが“盟友”ゼインに絶縁を宣言した上でジェイを撃破、ブラッドラインとの抗争はまだまだ続きます。