■ SUK WAN Kingthong/スックワンキントーン 2022FINAL
日時:11月27日(日) 第1部 13:00開始
会場:東京・新宿FACE
<メインイベント第8試合 70㎏契約 3分3R>
△スーパーボーイ ルークプラバーツ(タイ/176㎝ 150戦100勝45敗5分 -69.95kg)
判定0-1 (28-28 27-29 28-28)
△康輝(キングムエ/183㎝ 13戦7勝6敗)-70.0kg
スーパーボーイ ルークプラバーツって、なんか聞いたことあるような気がするんだが、活躍していたのは10年前のことで日本で試合するのは今回が初だという。コーチの職を得て日本に移住したので、試合もするというよくあるパターンのようだ。
ただ、さすがにブランクが長過ぎたのか、明らかに反応が出来ていない。康輝の様々な攻撃が適格に捉えたと見えたのだが・・・。まして1Rに康輝がダウンを奪っている。
老獪なスーパーボーイが盛り返した箇所はあったのだが、判定は0-1でドローだった。下右は第1部の終了後、タイ人ジャッジの集合写真になる。
<セミファイナル第7試合 55㎏契約 3分3R>
●石川直樹(teamLIT)171cm 40戦23勝9敗8分 -55.0kg
・元スックワンキントーン スーパーフライ級王者・新日本キックボクシング及びJKAフライ級王者
2R 1分52秒 2度目のダウンにTKO
○伊藤勇真(キングムエ)170cm 30戦16勝13敗1分 -54.7kg
・元WPMFフライ級王者
なにが驚いたって、石川直樹には30近い激励賞が・・・。凄いなぁと思いながら、両者刺青が印象的なんだが、伊藤勇真はアッパーも、フックも、ローもバシバシ決まって2度目のダウンにタオルも飛んだが、すでにレフェリーがストップさせていた。
それにしても伊藤勇真、黒髪の時代に撮ってた記憶あるんだが、なんか随分とイメージ変わったかも。
<第6試合 48㎏契約 2分3R>
△ペットルークオン サーリージム(タイ/161㎝ 43戦35勝7敗1分 -47.7kg
・タイ国イサーン地方女子-45kg級王者・パタヤ テーパシットスタジアム女子-47kg級王者など4冠王
判定ドロー(29-29×3)
△狂猫YOKKO(bring it on) 160cm 9戦6勝3敗 -47.75kg
・チェンマイスタジアム50㎏王者
なにしろペットルークオンはこれが44戦目なのだ。狂猫YOKKOは3R終わってコーナーに戻る際にセコンドに同意を求めるように「勝った」と言っていた。すべては出し切ったということだと解釈したい。実際、よくやったし、勝利となっても驚かない。スックワンキントーンのジャッジは全員タイ人だ。判定はドローだった。ただ、30-30ではなく29-29だから、それぞれが1Rは取ったということ。狂猫YOKKOは食らいついていた。
<第5試合 26㎏契約 3分3R ジュニアムエタイマッチ>
●プーンコン・スワンアーハンピーマイ(タイ) 129cm 25戦15勝10敗-25.9kg
1R 1分28秒 TKO
○岩佐昌(D-BLAZE) 131cm 27戦21勝6敗-24.6kg
・スッワンキントーン26kg王者・スマッシャーズ25kg王者
この4戦士、すでに25戦とか32戦目と、まさにベテラン選手なんだが、ちょうど26kg級に集まったというのは奇跡的なことかも知れない。
<第4試合 26㎏契約 3分3R ジュニアムエタイマッチ>
●セーリペープ・スワンアーハンピーマイ(タイ) 127cm 31戦21勝10敗-25.85kg
判定0-3(28-29×3)
○武内太陽(D-BLAZE) 128cm 24戦16勝6敗2分-25.95kg
・WMC25kg王者・knockout25kg王者
一番ビックリ仰天だったのがこの少年ムエタイ戦士のカード。だいたい女子は最下段のロープからリングインするが、この二人はちゃんとトップロープを跨いでいたし、ワイクーなんか堂に入ってるなんてモンじゃない。もはやベテランの舞いであり、試合が始まってこれまたベテランの攻防やるんだから「何これ~!」と。
二人には賞賛しかありません。続く試合と併せて凄い試合を見たなぁと・・・。
<第3試合 51㎏契約 2分3R>
△片岡真秀(チームタイガーホーク)167cm 2戦2勝 -50.31kg
判定0-0 (29-29×3)
△YURIKO・SHOBUKAI(尚武会)162cm 2戦1勝1敗 -50.85kg
3R、YURIKOが盛り返してドローに持ち込んだのは価値あり。一進一退の攻防で結構見ごたえのある女子戦だった。
<第2試合 フライ級 3分3R>
●阿部温羽(チームタイガーホーク)164cm 2戦1勝1敗 -50.5kg
判定1-2(28-29×2 29-29)
○秋田巴琉(キングムエ)171cm デビュー戦 -50.2kg
<第1試合 48.5㎏契約 2分3R>
ミナミ(アントジム)165cm 2戦1敗1分 -48.25kg
RENAの体重2kgオーバーのため試合中止
RENA・SHOBUKAI(尚武会)158cm 1戦1敗 -50.25kg
<オープニングファイト スックワンキントーンサマックレン85㎏タイトルマッチ>
○板倉健男(Y’ZD石神井公園ジム)183cm
3R 1分26秒 逆転のTKO
●喜多隆賢(D-BLAZE)175cm
年内最終戦ということでタイからスックワンキントーン会長も来日していた。
※次回大会は2023年2月19日(日)、新宿FACE大会
他に新宿FACEは6月18日(日) 9月18日(月・祝) 11月19日(日) 後楽園ホール 3月26日(日) 10月22日(日)
※600円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’22年12月08日号米感謝祭WarGames Dradition棚橋藤波 スックワンキントーンTWOFC王国