地下グラップリング大会で寝技次郎爆誕! 本家・寝技太郎との技師対決に期待 入江代表「もう一つの主要団体のベルトが欲しい」

 地下グラップリング大会で、寝技次郎爆誕!!
 本家、寝技太郎との寝技師対決に期待
 入江代表は「もう一つの主要団体のベルトが欲しい!」と、コメント

■ 第二一回キングダムルーキートーナメント
日時:11月22日(火) 未明
会場:キングダム聖蹟桜ヶ丘ジム

<トーナメント決勝戦>
〇大宮航 オオミヤ・ワタル(キングダム聖蹟桜ヶ丘)
 判定 4-0
●山口 ヤマグチ(キングダム聖蹟桜ヶ丘)

 東京都多摩地区の格闘技団体の雄、キングダムエルガイツの恒例グラップリング大会第二一回キングダムルーキートーナメントが多摩市にあるキングダム聖蹟桜ヶ丘ジムで突如として開催された。
 キングダムのネットワークジムは現在、現プロ修斗世界ストロー級王者新井丈などが在籍している立川ジムが200名以上の最大会員数を誇り、同ネットワークである聖蹟桜ヶ丘ジム、府中ジムを圧倒している形だが、本トーナメントが開催された聖蹟桜ヶ丘ジムは過去ZST王者加藤惇(カトウ・アツシ)をなどを輩出。キングダム入江代表も聖蹟桜ヶ丘ジムのみしかなかった時代に、UFC3度王者になり同団体殿堂入りも果たしたダン・スバーンに1本勝ちするなどして実力を世界に知らしめた、ゲンがいいジムだ。今回は、その聖蹟桜ヶ丘ジムのグラップリングクラスから6名が急遽エントリーした。

<テクニカルな寝技でトーナメントを制した大宮改め、寝技次郎>

 実力が拮抗する僅差の戦いが続く中、トーナメント決勝に上がったのは大宮と山口。二人とも寝技に深く興味を持ち、入江代表の日本トップレベルのグラップリング技術を体得しようと、圧倒され負けても喰らいついてトレーニングを重ねてきた。それが本戦の勝利に繋がったとも言える。

<ルーキートーナメントは、誰でも気軽に参加可能の膝立ちスタート>

 試合は膝立ちスタートからの序盤テイクダウン狙いの両者。1回戦、準決勝とパワーを生かして勝ち上がってきた山口から、左の脇差しから大宮が上を取る。そこからすかさずバックに回り込み合計4ポイントのビックポイントゲット!非凡な才能を見せつける。流れでリアルネイキッドチョークを狙う大宮。本日既に1本勝ちを納めている得意技か。なんとかそれを振り切り、サイドに落とそうと必死にもがくが大宮は強烈な足フックの力でなかなかそれを許さない。
 試合時間残り30秒のところでやっと大宮を振り落とし上をとった山口。反撃を見せようとするが、大宮が下から変形三角締めや腕十字を狙ったところでタイムアップ。大宮は文句なしの初優勝を果たした。

 試合後入江代表は、先述のキングダムネットワーク最大支部、キングダム立川の名物グラップラー寝技太郎の話題に触れ、1月29日東京都府中市開催予定のキングダム府中支部主催大会での支部対抗グラップリングトーナメントに、優勝した大宮を寝技次郎として送り込むことを発表。大宮もこれを了承した。
 さらに入江代表は、「新井(丈)の活躍が目立つ中ではあるが、当ネットワークには現在3名程のやる気になればベルトを巻ける存在が確実にいる。現在のネットワークは初心者9割の会員もあと数名でコロナ禍前の最大会員数に戻る夢のような状況。しかし、その楽しいジムの雰囲気とは別物で、締めるところは厳しく行きたい。」と語り、「修斗、ZST、DEEPさんと主要団体のベルトを獲得してきたキングダム。俺が隠居前にもう一つの主要団体のベルトが欲しいと、5名の王者を育てた実績で力強く語った。

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