[ファイトクラブ]AEWブライアン&クラウディオ-Cジェリコ組Eペイジ準決勝バンディード

[週刊ファイト11月24日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼AEWブライアン&クラウディオ-Cジェリコ組Eペイジ準決勝バンディード
 (C) AEW 編集部編


■ AEW Dynamite
日時:11月16日(現地時間)
会場:米コネティカット州ブリッジポート トータル・モーゲージ・アリーナ

 日本時間の金曜昼12時半になってようやく公式写真到着という、プレス広報はしっかりしていないAEWである。この回は土曜夜(日本時間日曜)のPPV大会『フルギア』前、最後の仕込みDynamiteとなるが、Rampageが弱いとの指摘を挽回すべく、安易に3時間目の収録はしなかった。金曜夜には別途にPPV大会の前夜興行を生中継するそうだ。そこに出場が予定されている秋山準も現地合流したようで、タッグを組む竹下幸之助と一緒に通路を歩く姿が番組内に挿入されていた。
 もっともWWE本社のお膝元でもあるコネティカット州の会場、二度目になるんだが前回コネティカットの約半分の3000人強しか集客出来なかったようで、ややお客の反応から熱気が感じられなかった反省もある。
 ただ、デストライアングル(トップ画像下)のトリオ選手権に、ヤングバックス&ケニー・オメガが挑戦することが正式発表。約2ヶ月半ぶりのリング復帰になるんだが、相変わらず一般向きにはなんの説明もナシのままではあった。


 冒頭のカードがROH王座前哨戦ということで、クリス・ジェリコ&サミー・ゲバラ師弟組に、ブライアン・ダニエルソン&クラウディオ・カスタニョーリであり、これは面子からもしっかりとプロレスを魅せてくれている。
 バットを握ったままのジェリコをカスタニョーリがジャイアント・スイングでぶん回すのは絵になっていた。そこからのシャープシューターで前哨戦は当然Black Combat Clubの勝利です。


 人気のアクレイムド w/ビリー親父は、キース・リー&Swerveストリックランド組を茶化す新作ミュージック・ビデオも公開だったんだが、ストリックランドがJMLドライバーでアンソニー・ボーエンズを下すシングル戦前哨戦は、なにしろお客さんが静かなので・・・。


 一人元気なROHのTV王者サモア・ジョーには、パワーハウス・ホッブス、ウォードローの三つ巴戦が『Full Gear』のカードになりました。

 さて、事前収録セグメントなんで写真はないんだが、記者にとって一番印象に残ったのはDr.ブリット・ベイカーD.M.D.のプロモ映像なのだった。前週のサレヤの「私はMSG他、世界の大会場を回ったスーパースター」との発言に噛みつき、「コロナの苦しい時期に(トニー・カーン代表の親父所有だから使えた本拠地ジャクソンビルの)デイリーズ・プレイスで1年がんばったのはこのワタシ」だと。
 ありゃ? ベビーフェイスになったのか。サレヤの3年ぶりの試合復帰といい、色んな観点から楽しみな『Full Gear』の女子カードなのである。

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