2022年RISEナンバーシリース最終戦となる12月10日(土)『RISE163』の追加対戦カードが発表された。10月15日「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022」でチャンヒョン・リー(韓国/RAON/第5代RISEスーパーフェザー級(60㎏)王者)にKO敗けを喫した中村寛の復帰戦、「格闘技のおもちゃ箱」ACFを主戦とするストロング小林がRISE初参戦、今月11月3日『RISE EVOL.11』でダウンも奪い完勝した小林愛理奈がRISE女子初のオープンフィンガーグローブ戦で平岡琴と対戦するカードなどが発表された。
■「RISE 163(ライズ ハンドレッドシックスティスリー)」
【主催】 RISEクリエーション株式会社
【認定】 RISEコミッション
【協賛】 株式会社Cygames/株式会社ルーフ/ポノス株式会社/株式会社A’Group/株式会社アクティブチャネル/WISE 1 Golf Square/IBGメディア株式会社/フィットネスショップ/麺や すする/JISAKU
【衣装】 73R/インスピリット
【日時】 2022年12月10日(土) 開場17時/本戦開始17時30分
【会場】 後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル5F)
【料金】 ・SRS席 15,000円・RS席 10,000円・S席 6,000円
※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
※新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力をお願いします
【販売】 11月5日(土)より発売開始
・イープラス https://eplus.jp/rise/(PC&スマートフォン)
ファミリーマート 店内Famiポート
・チケットぴあ TEL:0570-02-9999 http://pia.jp/t/
(セブンイレブン各店)
【ほか】・問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409
・ホームページ www.rise-rc.com
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【追加発表カード】
<ウェルター級(-67.5kg) 3分3R>
森本一陽(NEXT LEVEL渋谷/元J-NETWORKスーパーウェルター級王者、元Bigbangスーパーウェルター級王者)
vs.
ストロング小林(契明ジム/ACFウェルター級王者)
国内2冠の森本一陽が2018年5月以来のRISE参戦で初参戦のストロング小林と対戦する。
森本は2010年デビューのベテラン選手で、小柄ながらアメフトで培った突進力に加え、パワフルな左右フックとトリッキーな動きを武器に2012年4月にJ-NETWORK、2015年9月にBigbangの二団体でスーパーウェルター級タイトルを獲得。今年に入り2年ぶりに復帰するもイモト・ボルケーノ、髙木覚清などに連敗を喫しており4年半ぶりのRISEで勝利を掴みたいところ。
対する小林は「格闘技のおもちゃ箱」ACFを主戦場に戦い、昨年10月には20歳という若さでACF初代ウェルター級王者に認定されている実力者。現在15戦12勝のうち11KOと驚異のKO率を誇っており、初参戦のRISEのリングでも強さを見せつけるか。
<ライト級(-63kg) 3分3R延長1R>
樋口知春(極真会館/同級14位、第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会 中量級優勝)
vs.
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)
樋口は全日本ウェイト制空手道選手権2018中量級優勝の実績を持つ空手家で2021年5月の「RISE149」でプロデビュー。昨年12月の細野登弘戦ではパンチでダウンを奪うと続けざまにパンチラッシュからの膝蹴りで1R KO勝利を飾り、今年8月の中元優成戦では2Rにパンチでスタンディングダウンを奪い3Rに強烈なローキックをヒットさせKO勝利を収めた。
対する基山は“怪物くん”こと鈴木博昭率いるBELLWOOD FIGHT TEAMの新鋭選手で2020年から2021年にかけて龍翔、大雅、小野幹晃に3連敗を喫していたが、2021年12月の井口翔太戦以来現在4連勝中。前戦では初代WBCムエタイ日本統一フェザー級王者のオーシャン・ウジハラを相手にダウンを奪い判定勝利を収めている。
12月25日の両国大会では樋口の同門・南原健太がシーザージムの坂本優起とシュートボクシングルールでの対抗戦が決定している。まずここで先勝するのは樋口か基山か!?
<ライト級(-63kg) 3分3R延長1R>
中村 寛(BK GYM/同級3位、第6代DEEP☆KICK-60kg級王者)
vs.
伊藤澄哉(戦ジム/スーパーライト級6位)
10月の大田区大会でチャンヒョン・リーにKO負けを喫した中村寛が2022年最後のナンバーシリーズに参戦することが決定。
中村は2019年4月に無敗で第6代DEEP☆KICK-60kg級王座を戴冠。2019年7月からRISEに参戦し、今年は4月のRISEでは北井智大にKO勝利し、続く6月には『THE MATCH 2022』でK-1のレオナ・ペタスに判定勝利。前述のチャンヒョン戦では序盤多彩な攻撃で先手を取ったが、第2ラウンドチャンヒョンの猛攻を受け初のKO負けを味わった。
その中村の対戦相手に決定したのは“地下格闘技無敗”の伊藤澄哉。伊藤は2019年11月にRISEでプロ格闘家デビュー。わずか3戦目にしてベテランの水落洋祐にKO勝利で3戦3勝2KOの快進撃を続けていたが、昨年9月の実方拓海戦で初黒星。今年4月にはYA-MANとオープンフィンガーグローブマッチでダウンの応酬の末にKO負け。8月の大阪大会では山口侑馬戦では偶発的なサミングにより3ラウンド途中判定となり判定負け。現在連敗中だが実力はトップ選手と比較しても遜色がない実力をみせている。KO率が高い両者。後楽園ホールで激闘を演じることは間違いないだろう。
<スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R>
北井智大(チームドラゴン/ライト級4位)
vs.
麻火佑太郎(PHOENIX/同級7位)
激闘王・北井智大が8ヶ月ぶりにRISEのリングに登場する。後半戦の強さを活かして逆転勝利を飾ってきた北井。山口裕人や水落洋祐、高橋一眞らに勝利してきたが、昨年9月に初のオープンフィンガーグローブマッチに挑んでYA-MANにKO負け。その後も小川翔、中村寛にKO負けを喫していて、今回から新階級のスーパーライト級で再起を狙う。
対するはテコンドー出身の麻火佑太郎。K-1甲子園-60kgベスト4、KAMINARIMON×新空手最強決定戦-63kg優勝、全日本格斗打撃選手権大会優勝などの実績を持ち、プロでも様々リングで試合を経験。今年2月からRISE再び参戦するとチャッピー吉沼に判定勝利するも5月の木村“ケルベロス”颯太戦ではダウンを奪われ判定負け。RISEの激闘派である北井相手に覚醒なるか?
<オープンフィンガーグローブマッチ -46kg契約 3分3R>
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/同級1位、ミニフライ級2位)
vs.
平岡 琴(TRY HARD GYM/同級2位)
遂に女子のオープンフィンガーグローブ(以後OFG)マッチが解禁される。初戦に選ばれたのはこの戦いを熱望していた小林愛理奈と平岡琴。小林は空手をバックボーンとし強烈なパンチが最大の武器で女子でもダウンが奪えるファイター。5月のRISE158アトム級タイトルマッチで宮﨑小雪に挑戦。判定で敗れベルト奪取とはならなかったが、先日の「RISE EVOL.11」では一階級上のミニフライ級で小雪の姉・若菜と対戦。劣勢な場面もあったが最終ラウンドにパンチでダウンを奪い判定勝利。試合後のマイクでもOFGマッチを熱望していた。対する平岡は空手をベースに後ろ回し蹴りなどの技を持ち、最近の試合では男子顔負けの打ち合い上等のスタイルでファンを沸かせ、昨年9月の奥脇奈々戦から現在3連勝中。両者は2021年4月に対戦しており小林が判定勝利を収めている。女子の中でも好戦的な二人がOFGになったことでどんな戦いになるか注目だ。
<フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R>
山元剣心(FAITH/同級9位)
vs.
白石 舜(TEAM TEPPEN/同級15位)
山元は2018年KAMINARIMON全日本大会-60㎏級優勝・大会特別賞の肩書きを提げ2019年6月にプロデビューを果たし、現在10戦6勝4敗(3KO)の戦績を持つ30歳。今年3月、都筑海杜に先制ダウンを奪われながらも得意の左フックで逆転KO勝利を飾り場内を沸かせた。対する白石はアマチュアで数々の実績を誇り今年3月のプロデビュー以来3連勝中のTEAM TEPPEN期待のホープ。11月3日のRISE EVOL.11でMMAとキックの二刀流ファイターの愛翔との試合が組まれていたが、愛翔が減量中に体調不良となり公式計量を行えず失格となり不戦勝に。試合が出来なかった鬱憤をこの後楽園ホールで爆発させたいところだ。
【概報発表カード】
<スーパーフライ級(−53kg) 3分3R延長1R>
政所 仁(魁塾/同級3位、WBKF世界スーパーフライ級王者)
vs.
滉大(及川道場/同級4位、HOOST CUP初代スーパーフライ級王者)
スーパーフライ級のトップランカー政所仁と滉大がナンバーシリーズで激突。
政所は関西の名門ジム「魁塾」所属の24歳で、バルカン砲とも評される回転の早い打撃と意表を付く飛び膝蹴りを武器に多くの強豪を破りJ-NETWORKフライ級王座、WBKF世界スーパーフライ級王座を獲得。昨年9月のDoA-53kgトーナメント一回戦で田丸辰にリベンジを果たすも準優勝で親友の風音に判定負け。11ヶ月ぶりの参戦となった8月大会では花岡竜にTKO負けを喫している。対する滉大は政所と同じく関西在住のファイターで2017年にDEEP☆KICK 53kg、2019年にHOOST CUP日本スーパーフライ王座を獲得。2021年7月よりRISEに参戦するとトーナメント志朗と延長までもつれ込む接戦を演じるなどしたがRISEでは白星を挙げられていない。日本トップの実力はこの政所戦で開花するか?
<ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R>
緑川 創(RIKIX/同級2位、元WKBA世界スーパーウェルター王者、第8代日本ウェルター級王者)
vs.
リカルド・ブラボ(WSRフェアテックス/元新日本キックボクシング協会ウェルター級王者、初代M-1世界スーパーウェルター級王者)
今年8月のRISE161で念願のイ・ソンヒョン戦を果たした緑川創が2022年最後のナンバーシリーズに登場。RISE初参戦となるリカルド・ブラボとの対戦が決定した。
緑川は2005年デビューのベテランで、新日本キックボクシング協会でミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得し、K-1 WORLD MAX世界王者アンディ・サワーにも勝利した実績を持ち、国内ミドル級最強の一角として長く君臨。2020年7月よりRISEに参戦し、前戦ではかねてより対戦を熱望していたミドル級王者のイ・ソンヒョンとノンタイトル戦ではあるが対戦が実現。延長までもつれ込む熱戦を演じドローとなった。当初この試合がRISEラストマッチだったが、本人の希望もあり今回が後楽園ホール最後のリングとなることに。その緑川と対戦が決定したのは同じく新日本キッククシング協会出身のリカルド・ブラボ。リカルドは17歳の時にアルゼンチンから来日。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産し、2018年に7戦無敗でウェルター級王座を獲得。所属していた新日本キックボクシング協会を離れ新たにWSRフェアテックス所属となりRISE初参戦を果たす。緑川が“本当のRISEラストマッチ”で有終の美を飾るか? それとも緑川と同じく協会の遺伝子を継ぐリカルドが先輩・緑川に引導を渡すのか?
<バンタム級(−55kg) 3分3R延長1R>
大森隆之介(EX ARES/同級5位)
vs.
加藤有吾(RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者、岡山ZAIMAX MUAYTHAI 2021 55kg トーナメント優勝)
8月の大阪大会で京谷祐希を2R KOで下した大森隆之介がWMC日本スーパーバンタム級王者の加藤有吾を迎え討つ。
大森は2020年1月のプロデビュー後、2021年7月に有井渚海に負け連勝がストップするもその後は田渕神太、良星、京谷祐希ら格上を次々と撃破し現在8戦7勝1敗(5KO)の戦績を持つ22歳。対する加藤は元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・石井宏樹の愛弟子でジュニア時代から石井の指導を受け、プロデビューすると持ち前の強打で頭角を現し2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月には元山祐希と壱・センチャイジムを破って岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント優勝を果たした。8月のRISE大阪大会で初参戦を果たしDEEP☆KICK王者の翔真を判定3-0で下している。
<フェザー級(−57.5kg) 3分3R延長1R>
平野凌我(MTS/同級2位)
vs.
澤谷大樹(HAWK GYM/同級4位、DEEP☆KICK-60kg級王者、CKC2022 -57.5kgトーナメント優勝)
平野は昨年7月にYU-YA、手塚翔太、竹内将生を下し今年3月のRISE156で工藤政英が返上した第4代フェザー級王座を懸けて梅井泰成と対戦するも判定負けを喫し王座戴冠に一歩手が届かず9ヶ月ぶりのリングで再起を目指す。
対する澤谷は7月に行われたCKC 2022 -57.5kgトーナメントで松井大樹、翔、松山和弘を撃破し優勝。今年入って5戦5勝(1KO)と絶好調なため2022年最後の後楽園大会も勝利で終わりたいところだ。
<フェザー級(−57.5kg) 3分3R>
戸井田大輝(戸井田ジム/MA日本スーパーバンタム王者
vs.
松山和弘(ReBORN経堂/CKC2022 -57.5kgトーナメント準優勝)
<フライ級(−51.5kg) 3分3R>
Novo(TARGET SHIBUYA)
vs.
松本天志(HAWK GYM)
≪2022年 RISE決定スケジュール≫
・12月4日(日)西鉄ホール RISE WEST & Amateur RISE Nova福岡大会
・12月10日(土)後楽園ホール RISE 163
・12月25日(日) 両国国技館 Cygames presents RISE WORLD SERIES/SHOOTBOXING-KINGS 2022